ボッシュには入社してからの研修として、全員で受講する座学中心の研修の他に、工場で行う製造実習やモノづくり研修と呼ばれる研修制度があります。
製造実習は実際に工場の生産現場に入り部品の製造に携わります。
モノづくり研修は工場内にある「モノづくり推進センター」内で、旋盤/フライス盤を使用した基礎加工を学び、自身で課題を設定し実際に製作をします。
旋盤はワークと呼ばれる被作物を回転運動させ、そこにバイトと言われる刃物をハンドルで操作することで円柱状の加工ができるものです。
フライス盤は旋盤と違って刃物を回転運動させ、そこにワークをハンドルで操作することによって角状の加工ができるものです。
この研修では製造実習と異なり、約1週間で設計から完成までの工程を体験しボッシュのコアコンピテンス(核となる強み)を学びながらモノづくりの楽しさ、また厳しさ・難しさを習得できるようになっています。
自身で課題を設定して制作していくため、作品も個性があり文鎮・ペーパーウエイトなどの置物だけでなく、シャチハタ入れなどのユニークで実用的な作品も今年は生まれています。もちろん出来上がった作品は自分のもの。嬉しさもひとしおのようで会社に置いている方が多いようです♪
これから少しずつ皆さんに新入社員の皆さんが研修を通じてどんなことを感じ、学んだのかなどをお伝えしていきたいと思います。

今日の写真は研修現場での1枚です。次回からは作品も紹介できるようにしていきますね。

2013/01/28