Diesel Engine Trends ディーゼル車普及による CO2 排出低減効果について

ディーゼルエンジンは今、地球に優しい内燃機関です
21世紀に入って、地球温暖化現象に起因すると思われる異常気象が頻発するようになってきている現在、京都議定書でも述べられているように、世界規模での CO2 削減対策が人類にとって最重要課題になりつつあります。中でも自動車などから排出される CO2 に注目が集まっています。その一方で、多くの国々が車社会の恩恵にどっぷりと浸かった状態にあります。日本も例外ではなく、車そのものをなくすことは、現実的には不可能であることも事実です。そこで欧州では、ガソリン車に比べて CO2 の排出量が少ないディーゼル車を普及させることによって車から排出される CO2 の低減、さらに燃料精製プロセスでも、ディーゼル車の普及によるガソリンから軽油への消費量のシフトによる効果で、燃料の精製プロセスから排出される CO2 の量を低減しています。
日本国内でディーゼル車が普及した場合を、右の図のように試算しました。ディーゼル車の所有率が10%まで増加した場合、燃費改善効果によって200万トンの CO2 削減を見込むことができます。
同時にディーゼル乗用車が普及して、ガソリンと軽油の消費量の比率が変われば、燃料精製プロセスにおいてガソリンの生産量が減り、軽油が400万kl増加した場合、ガソリンと軽油の精製プロセスの違いから製油所の CO2 排出量は170万トン削減できます。



