自動車機器直納(OE)- Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)
プレスリリース

アウディとボッシュ:「ルマン」のパートナー
伝統の耐久レースに最新ディーゼル技術を

2006年1月

  • 専用にチューニングされたボッシュのコモンレールシステムを搭載
  • 卓越したパワーと高トルク
  • ボッシュのディーゼル技術は2006年「ダカールラリー」にも参戦

「ルマン 24 時間」耐久レースに出場する新ディーゼルレーシングカー「R10」の開発において、ボッシュはアウディの主要パートナーの一社です。グローバルに事業展開する自動車機器サプライヤーであるボッシュは、その最先端のコモンレール技術をこのレーシングマシンのエンジンに提供しました。ディーゼルエンジンは、すでに何百万台もの量産車に搭載され高出力と低燃費を実現しています。アウディはこの利点をモータースポーツにも利用しようというわけです。ディーゼルエンジンの採用は、レースにおいて決定的な優位性をもたらすでしょう。

ボッシュはコモンレールシステム一式を R10 に供給しています。ボッシュ・モータースポーツ・サービスは、高圧燃料噴射ポンプとピエゾ(圧電素子)内蔵インジェクタをレース条件に適合させ、コントロールユニットもレース用に新しく設計しました。「私たちは、このプロジェクトにおけるアウディとのすばらしいパートナーシップが今後も継続していくことを期待しています。」と語るのはボッシュのディーゼル・システム事業部長のウルリッヒ・ドーレです。「ボッシュのコモンレール式燃料噴射技術は、ディーゼル車をクリーンで経済的なスプリンターに変貌させました。そして今、アウディとボッシュによるディーゼルエンジンを搭載したマシンが、その高性能をレーシングコースで発揮しようとしているのです。」

アウディとボッシュのすばらしいチームワークは、ここ数年、非常に効果をあげています。ボッシュのガソリン直接燃料噴射システムを搭載しルマンに参戦したアウディのレーシングカーは、2005年、2004年、2002年、2001年に優勝、2003年にはアウディ・グループ子会社のベントレーが優勝しています。

ディーゼルエンジンは、パワフルな上に燃費も非常に優れています。このことは特に、ルマン24時間耐久レースのような長距離レースで有利です。ディーゼルエンジンを搭載したレーシングカーは、2006年3月、ルマンの前哨戦である「セブリング12時間レース」(米国/フロリダ州セブリング)でのデビューが予定されています。アウディはこの6年間、このレースで連続優勝しています。

モータースポーツでもディーゼルの性能に支持が集まる

このほかにも、ボッシュはそのディーゼル技術を積極的にレーシング・イベントに提供しています。フォルクスワーゲン「レース・トゥアレグ2」に搭載される TDI エンジンの燃料噴射技術はボッシュによるものです。レース・トゥアレグ2は2006年の「ダカールラリー」に参戦します。

ボッシュは、これまで各事業部で個別に行われていたモータースポーツに関する技術提供を、ひとつの組織に集約しました。それがボッシュ・モータースポーツ・サービスです。この部門は、エンジニアリングサービスを専門とするボッシュ100%出資子会社、Bosch Engineering GmbH に属しています。

モータースポーツの分野では、ボッシュは長い伝統を有しています。すでに1903年に、ボッシュのテクノロジーが初めてレーシングドライバーに勝利をもたらしています。アイルランドで開催された Gordon Bennett レースでメルセデス車を駆る Camille Jenatzy に勝利をもたらしたのは、安定した高性能で人気を博したボッシュ製イグニッションでした。


このプレスリリースは2005年12月に Robert Bosch GmbH より発行されました。
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