自動車機器直納(OE)- Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)
プレスリリース

ボッシュはマイクロメカニカルセンサ(MEMS センサ)で、
年間生産量1億個の新記録を達成
MEMS センサの生産量では世界最大規模に
最新の MEMS センサが、自動車を、安全、クリーン、さらに経済的に

2006年3月

  • MEMS センサの年間の出荷量は過去10年間でゼロから1億個にまで急拡大
  • 1995年の販売開始から累計5億個以上の MEMS センサを出荷
  • 各 MEMS センサはマイクロメーターサイズの機械構造物と専用LSIによって構成
  • 最新の自動車には100個近いセンサが搭載

2005年、ボッシュは、これまでで最多の年間1億個のマイクロメカニカルセンサを生産しました。1995年にこの微小なセンサが発売されたときには、生産数はわずか135万個でした。2000年には4,900万個に達し、この10年間で累計5億個を超えるマイクロメカニカルセンサがロイトリンゲン(ドイツ/バーデン・ビュルテンベルク州)の生産拠点から送り出されました。

マイクロメカニカルセンサは、世界共通の略称で MEMS (micro-electro-mechanical systems、微小電気機械システム)と呼ばれ、機械工学における微細化の成果の一つとされています。
電子工学の世界では早くから微細化が進みましたが、機械工学では、電子工学の分野より数年遅れて始まっています。シリコンを用いた微細加工技術は、電子工学分野と同様にこの分野でも重要な製造技術です。MEMS センサの大きさはわずか数平方ミリメートルで、その中には、千分の1mmサイズのスプリング(バネ)やビーム、ウェイト、ダイアフラムなど、シリコンで作られた機械的構造物が収められています。この極めて微小なセンサは、圧力や加速度、ヨーレート、流体レベル、質量流量などの機械的変量を測定します。センサチップには、測定した信号を評価・調整するためのアナログまたはデジタルの電子回路が組み込まれています。

最新の自動車においてセンサは、電子制御ユニットの、いわば知覚器官です。センサの役割には、燃料噴射圧測定、燃料タンク残量検知、エンジンオイル状態のサンプリング、エアバッグの適時作動、オープンカー横転時のロールオーバーバーの展開などが含まれます。MEMS センサはこれらの働きにおいて従来型センサより、さらに正確で小型軽量、経済的で信頼性が高いといえます。MEMS センサなしでは、自動車工学における重要な革新技術、たとえばエレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC)が現在実現している一連の機能、高い信頼性、そして低価格は得られないでしょう。このユビキタス(偏在)センサの目的はボッシュの 3-S プログラムにしたがって、最新技術によってドライビングを安全、クリーン、そして経済的なものにすることです。

ボッシュは、センサの開発と製造において世界でも有数のノウハウを持つ会社です。ボッシュは MEMS 分野の調査研究を1980年代半ばから開始し、1995年から MEMS センサの量産を始めています。このような長年にわたる経験が商業的成功の土台となって、ボッシュは MEMS センサの自動車産業への供給では世界のマーケットリーダーとなりました。


ボッシュ MEMS センサについてのお問合せ先:
  ボッシュ株式会社
  センサービジネスセンター
  センサーアプリケーション技術&営業部
  コンポーネント営業グループ
  Tel. 045-912-9574
  E-mail: bosch.semiconductors@jp.bosch.com


このプレスリリースは2006年1月26日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
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