自動車機器テクノロジー Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

ルマン24時間耐久レースでアウディ R10 TDI が優勝
ボッシュのディーゼル・テクノロジーが勝利に貢献

  • ディーゼル・テクノロジーにより低燃費で最大のパワーを実現
  • コモンレールシステムをレース仕様にチューンナップ

2006年のルマン24時間耐久レースで優勝を果たした「アウディ R10 TDI」 レーシングカーのディーゼル燃料噴射システムを、ボッシュはアウディ社とともに開発しています。ボッシュは、コモンレールシステムの高圧ポンプ、インジェクタ、エンジンコントロールユニットをモーターレース仕様に開発、調整して供給しています。
今年は6月18日に開催されたこの世界で最も有名で苛酷な耐久レースで、アウディ R10 TDI はみごと総合1位と3位を獲得し、表彰台を飾りました。ディーゼルエンジンでの大きな勝利という、すばらしい成果によって、これまでモーターレースにおいて協力関係を結んできたアウディとボッシュは、成功の歴史に新たな1ページを加えることになりました。過去にもアウディはルマン24時間レースに、ボッシュと共同開発した FSI 直接燃料噴射式システム搭載の先行モデル「アウディR8」を投入し、いくども優勝を飾っています。
「ボッシュの革新的なディーゼル燃料噴射システムによって、今年のアウディのレース優勝に貢献できたことを、私たちはたいへん、うれしく思っています」と述べるのはボッシュのディーゼルシステム事業部長、ウルリッヒ・ドーレ(Dr. Ulrich Dohle)です。「ここ数年、その高出力と低燃費性によって量産型ディーゼルエンジンは市販乗用車の分野で成功を収めてきました。そして今、ディーゼルはサーキットでその実力を知らしめたのです。」

開発パートナーとしてボッシュは、アウディ R10 TDI に搭載されているコモンレールシステムの高圧燃料噴射ポンプとピエゾ式インジェクタをレース向けにチューンアップしました。エンジニアたちはまた、この車の12気筒エンジン用の電子制御コントロールユニットを、Audi Sport の持つレース関連のノウハウをベースに新たに開発しました。燃料噴射システムの開発時の最も大きな課題は、きわめて高圧の噴射圧を可変制御することでした。ボッシュはさらに遠隔計器システムも供給しており、このシステムは、レース中に車両からピットへ途切れることなく確実にデータを送信するものです。

ボッシュはモーターレースにかかわる活動をすべて独立した部門「Bosch Motorsport」に統合しています。この部門はボッシュの子会社でエンジニアリングサービスを専門とする Bosch Engineering GmbH に属しています。モータースポーツ分野でのボッシュのエンジニアリングサービスは遠く1903年まで遡ることができます。この年、ボッシュのテクノロジーが初めてレーシングドライバーを勝利に導いています。

アウディジャパン株式会社 オフィシャルサイト
http://www.audi.co.jp/

Robert Bosch GmbH ウェブサイト
"Bosch Live: Specials in June 2006"


このプレスリリースは2006年6月に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>