経営情報 Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

コミュニケーション・システムの米国のリーディング・
サプライヤー
テレックス・コミュニケーションズ社をボッシュが買収
セキュリティ・システム事業を一段と拡大

  • テレックス・コミュニケーションズ社:売上高3億800万USドル、世界9カ国に2,000人の従業員
  • ボッシュはアメリカ市場での地位を強化

シュトゥットガルト/ミネアポリス発: ボッシュ・グループは本日、「テレックス・コミュニケーションズ社(Telex Communications Holding, Inc.)」の Robert Bosch GmbH 100%出資子会社への吸収合併に関する合意契約に正式に調印したことを発表いたしました。買収金額は総額4億2000万USドルで、これはテレックス・コミュニケーションズ社の債務引き受け、手続き完了後の調整額、公開されているテレックス・コミュニケーションズ社とその関連会社の負債の返済を含んでいます。合併契約はテレックス・コミュニケーションズ社の取締役会とボッシュの取締役会との間で合意され、必要数の株主承認も得ています。

テレックス・コミュニケーションズ社は、プロフェッショナル向けオーディオ、ワイヤレスのライフセイフティ/コミュニケーション機器のトップメーカーでありサプライヤーです。これらのシステムは、巨大スタジアムや空港でのプロジェクトなど、セキュリティ・システムと組み合わせたターンキー・ソリューション*)の顧客要求が増加している分野に幅広く導入されています。2005年度におけるテレックス・コミュニケーションズ社の売上高は3億800万USドルで、世界9カ国14拠点に2,000人近い従業員を擁しています。テレックス社は、ElectroVoice、Dynacord、Midas、Klark Teknik、Telex、RTS などの有名ブランドを所有しています。この買収については、すでに当該規制当局の許可を受けています。買収後、テレックス・コミュニケーションズ社の事業は組織的にはボッシュのセキュリティ・システム事業部の管理下におかれます。

「テレックス・コミュニケーションズ社の買収により、ボッシュのセキュリティ・システム事業はコミュニケーション・システムの製品範囲が格段に広がる上、プロフェッショナル向けオーディオ装置の市場に進出することができます。またテレックス・コミュニケーションズ社の販売ネットワークを活用することによって、セキュリティ/コミュニケーション・システム分野におけるトータル・サプライヤーとしての当社の地位が世界的に強化され、と同時に、アメリカ市場におけるリーディング・サプライヤーの座を獲得することができるのです。」このように語るのは、ボッシュ取締役会メンバーのペーター J. マルクス(Peter J. Marks、担当地域:北中南米、担当事業部:セキュリティ・システム事業部)です。2005年度のボッシュのセキュリティ・システム事業部の売上高は約10億ユーロで、侵入・火災警報システム、ビデオ監視システム、出入管理システム、通信システムなどの事業を展開しています。従業員数は約7,800名、ヨーロッパ、アメリカ、アジアに40以上の拠点を持っています。

「テレックス・コミュニケーションズ社は伝統ある企業であり、高い品質と顧客志向を重視しています。テレックス・コミュニケーションズ社がボッシュのような未来志向の企業に統合されることは、成長主導的な環境でさらに発展するチャンスを当社の従業員に与えることになるでしょう。」テレックス・コミュニケーションズ社 CEO、Raymond V. Malpocher はこのように述べています。

*)ターンキー・ソリューション・・・独自のプログラミングやアプリケーションを伴うことなく、システム導入後すぐに利用できる特定用途向けシステム(ハードウェア、ソフトウェア)。ユーザーはスイッチをオンにするだけで(turn the key)利用できることから、このように呼ばれる。


このプレスリリースは2006年6月28日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>