自動車機器テクノロジー Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

ボッシュのスタート/ストップ・システムが燃費と排出ガスを低減
ボッシュのスターターがニュー MINI と MINI Clubman にも採用

  • 市街地やストップアンドゴー走行で燃費と CO2 排出を著しく低減
  • 優れた費用対効果
  • ボッシュの持つ幅広いシステムノウハウ
  • スタート/ストップ・システム向けボッシュ製品が搭載された二番目のモデル

スタート/ストップ・システムは、車両が渋滞や赤信号で停止するとエンジンを停止させます。これによって特に市街地走行で燃費とCO2排出が効率的に低減できます。「ボッシュによるスタート/ストップ・システムの開発は量産最終段階にあり、現在複数の自動車メーカーと製造プロセスの調整のため集中的な作業に入っています。」ガソリン・システム事業部エンジニアリング担当エグゼクティブヴァイスプレジデントDr. ステフェン・バーンズ(Dr. Steffen Berns)はこのように述べています。「ボッシュが提供するシステムではこのシステムに限らず他のシステムも、CO2 排出をさらに削減するために貢献しています。」BMW 1 シリーズへの採用に続き、スタート/ストップ・システムは2007年8月から BMW Group の MINI のほとんどの車両に搭載され、ニュー MINI Clubman には2007年11月から採用されることが決まっています。ボッシュはこれらの車両にスターターとコモンレールディーゼル噴射システムを供給します。両コンポーネントは特にスタート/ストップ機能に合わせて調整されたものです。ガソリンエンジン用およびディーゼルエンジン用のコントロールユニットに実装されるコントロールシステムも同じくボッシュが供給します。

燃料価格の高騰、厳しくなる一方の排気ガス規制値、さらなる CO2 排出抑制目標により、革新的なソリューションが求められています。ボッシュのスタート/ストップ・システムは、資源を節約し、環境を保護するための費用対効果の高い方法のひとつです。新ヨーロッパドライビングサイクル(New European Driving Cycle、NEDC)の市街地部分である ECE15 測定サイクルでは、7キロメートル中に15秒間の停止が12回と規定し、計測します。このような走行においては、ボッシュのシステムは燃費と CO2 排出量を車両にもよりますが、最大8%も低減します。ヨーロッパドライビングサイクル(NEDC)全体では、燃費を平均4%低減することができます。

ボッシュの開発者は、スタート/ストップ・システム専用のスターターも設計し、すでに3月から BMW に供給されています。さらにボッシュは、すでにバッテリーの充電状態を検知してその情報をエネルギー・マネージメント・システムへ送るバッテリーセンサを製造しています。また、スタート/ストップ・システムのソフトウェアはエンジンコントロールユニットに統合することができます。「ボッシュはドライブトレイン、エネルギー・マネージメント、スターター技術における複合的な能力を使ってこのスターターシステムとそのための機能制御を作り上げました」とバーンズは述べています。

このシステムは費用対効果が優れているため、他の代替システムと比べて非常に魅力があります。スターターの堅牢性はこの用途において格段に向上しています。加えて、スターターの電気モータは出力が向上したため低騒音で、かつ、ピニオン咬み合い機構が強化されたためにエンジンの始動がより確実、迅速、静粛になっています。機能が増加したにもかかわらず、このスターターはコンパクトで車両への取り付けも容易です。


このプレスリリースは2007年08月に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>