経営情報/自動車機器テクノロジー Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

ボッシュが「FIA ワールドプライズ」を受賞:
国際自動車連盟(FIA)から ESC の開発・普及活動を
称えられる

  • 2007 年度「 FIA ワールドプライズ」をボッシュが受賞
  • 横滑り防止装置 ESC で、世界の道路交通安全に貢献

ボッシュ・グループにとって願ってもない朗報です。2007年12月7日、国際自動車連盟(FIA)から国際的に権威のある「FIA ワールドプライズ(FIA World Prize for Road Safety, the Environment and Mobility)」がボッシュに授与されました。FIA ワールドプライズは、交通安全、環境あるいは持続的モビリティの分野で最も貢献した個人または団体に対して毎年贈られる賞で、今年は ESC の開発と継続的な普及活動を通じて世界の道路交通の安全性向上に努めたボッシュの多大な貢献が FIA に認められたことによる受賞となりました。モナコで開催された表彰式では、FIA のマックス・モズレー会長からボッシュ取締役会会長のフランツ・フェーレンバッハに記念のトロフィーが授与されました。
「シートベルトの発明以来、最も乗員保護に貢献する自動車安全システムの開発と普及においてボッシュは中心的役割を果たしてきました。」モズレー会長はこのように述べました。それに応えてフェーレンバッハ会長は、
「今回の受賞は、私たちの従業員全員の力で獲得したものです。」と挨拶し、同システムを開発したエンジニア、ESC を高い品質レベルで生産すべく長年にわたり改善に努めてきた製造現場の従業員、そしてその効果を広くアピールし続けてきたマーケティング部門のスタッフに感謝の言葉を捧げました。

欧米諸国や日本におけるさまざまな調査結果から、道路交通における死亡事故の少なくとも 40%は車両の横滑りによる操縦不能が原因で発生し、そして車両の横滑りによる交通事故の約 80%は ESC によって防ぐことができると分析されています。ケルン大学が今年実施した調査によると、ESC がすべての車両に装備されると、ヨーロッパだけでも年間 4,000 人の交通事故死と 10 万人の負傷が防止できるという結果が示されました。米国高速道路交通安全局(NHTSA)からも、ESC 装備 によりアメリカ国内の交通事故死者数を年間 1 万人減らすことができるという予測が発表されています。ボッシュはこのアクティブ・セーフティシステムを開発し、業界他社に先駆けて 1995 年に市場に導入しました。フェーレンバッハ会長は、
「ESC は、革新的な安全システムがいかに道路交通における安全性向上に寄与するかを示す非常に端的な例です。」と述べています。

全世界でみた場合、2006 年の新規登録乗用車への ESC 装備率は 平均で26%でした。2007 年上半期、ヨーロッパでの新車への ESC 装備率は 47 %になりました。米国では、2012 年モデルイヤー以降、自動車総重量4.5トン以下のすべての新規登録乗用車に ESC の装備を義務づけ、また欧州委員会(EU Commission)も 2011 年からこの横滑り防止装置の装備を義務化する意向を明らかにしています。

NCAP (New Car Assessment Program、エヌキャップ)を実施する世界各国の自動車アセスメント機関も、ESC の装備を勧告しています。たとえば、ユーロ NCAP は2005 年から車の購入者に ESC 装備車を選ぶよう強く呼びかけています。オーストラレーシア自動車アセスメント(ANCAP)はさらに一歩踏み込み、2008 年以降、ESC 装備車でなければ 5つ星を付けない方針を打ち出しています。


このプレスリリースは2007年12月07日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>