経営情報 Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

ロイトリンゲンで上棟式
ボッシュの半導体製造における重要なマイルストーン
生産開始は2009年中旬を予定

  • 「ボッシュはバーデン=ビュルテンベルク州の工業地域としての強みを体現する成功事例」とエッティンガー州首相
  • 「未来への大きな一歩」(ボッシュ取締役会会長フェーレンバッハ)

シュトゥットガルト/ロイトリンゲン、ドイツ発: ドイツのロイトリンゲンにあるボッシュの半導体製造設備の拡張工事は予定通り進んでいます。
「この上棟式は、私たちが重要なマイルストーンに到達する第一歩となるものです。」ボッシュ取締役会会長フランツ・フェーレンバッハはこのように述べました。
「この新しい設備は、ボッシュがビジネス・チャンスにおいて、いかに果敢に決断を下しているかを示しています。ロイトリンゲン工場の増設は、私たちの未来の成長に向けた大きな一歩なのです。」
ボッシュは総額約6億ユーロを新しい半導体製造設備と新テストセンターに投じます。建設にかかる費用は約2億ユーロで、残りの4億ユーロは技術設備に投資されます。

「ボッシュの成功事例は、バーデン=ビュルテンベルク州の工業地域としての利点を体現するものです。」ギュンター・エッティンガー(Günter Oettinger)州首相はこのように述べました。州首相はまた、革新技術が経済的な成功の基盤であることをボッシュははっきりと実証しているとも述べています。
「開発と製造が密接している拠点であることは、ロイトリンゲンの決定的な強みです。」ロバート・ボッシュ GmbH オートモーティブ・エレクトロニクス事業部長クリストフ・キュベル(Christoph Kübel)はこのように述べた上で、新工場は一日に最大1,000枚のシリコンウエハを製造できることを付け加えました。これは最大でマイクロチップ100万個分に相当するとのことです。生産開始は2009年中旬が予定されています。ウエハおよびコンポーネントの機能は、現在、建築中の新しいテストセンターで試験されます。

ロイトリンゲンで製造された半導体とマイクロメカニカルチップは、主に自動車産業向けです。コントロールユニット(ECU)のコンポーネントとして使用されるチップは、車両の多様な機能の中で「中枢神経」の役割を果たします。ABS や ESC のような電子制御セーフティシステム用、エアバッグ用、電子制御を搭載した経済的でクリーンなエンジンマネジメントシステム用、最新のドライバーアシスタンスシステム用の ECU をはじめとする多彩な製品群をボッシュは提供しています。
「私たちのコーポレート・スローガン『Invented for life(独創を、みんなのものに)』が意味するところ、すなわち技術革新力こそがボッシュの強みであるということが、この地で明確に表れています」とフェーレンバッハは言います。彼はまた、ロイトリンゲンで開発された製造プロセス、いわゆる「Bosch Process」によって初めてエアバッグ用、ESC 用、ABS 用 ECU チップの量産が可能となったと述べました。その功績により、アンドレア・ウルバン(Andrea Urban)とフランツ・レルマー(Franz Lärmer)は欧州委員会と欧州特許庁から「欧州発明家賞2007」を授与されています。今日、ミドルクラスおよびラグジュアリークラスの車両には平均して100個~200個ものマイクロチップが使用されています。

この地域に800人の雇用を創出

この半導体製造の設備拡張により、2012年までに合わせて約800人分の雇用が新たに創出されます。近接するロンメルスバッハ工場からロイトリンゲンへ工場の異動を、多くのボッシュ従業員が希望しています。ロンメルスバッハ工場は、顧客が異なるテクノロジーを選択したために数年後には閉鎖されるからです。
「ロンメルスバッハ工場の従業員はすばらしい仕事をしています。私たちは彼らの会社への貢献に対して、引き続き雇用を確保したいと思っています」とフェーレンバッハは述べています。

ロイトリンゲン拠点はボッシュ・オートモーティブ・エレクトロニクス事業部の本拠地であり、非常に多くの電子コンポーネントの最も重要な開発・製造拠点でもあります。ボッシュのグローバルな製造ネットワークの中でも、この拠点はドライバーアシスタンスシステムのような革新的製品のパイロット工場としてきわめて重要な位置を占めています。ロイトリンゲンに3カ所ある拠点には合計約7,000人が従事しており、うち240人は技術系、技能系、事務系の企業研修生(インターン)です。


このプレスリリースは2008年4月7日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>