経営情報 Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

新戦略を展開:
カー・マルチメディア事業で、将来に向けた
革新的な統合システム・ソリューションに注力

Blaupunkt 市販品事業とコンポーネント事業の再編も検討中

  • インフォテインメント、ナビゲーション、テレマティックス、ドライバーアシスタンス(DA)システムを統合する革新ソリューション
  • 市販品とコンポーネント事業の戦略オプションを検討

ヒルデスハイム発: 車両エレクトロニクスのネットワーク化が進み、車載インフォメーション・システムの開発がますますスピードアップする中、ボッシュはカー・マルチメディア事業部と子会社 Blaupunkt の組織再編を計画しています。カー・マルチメディア事業部は今後さらに、そのコアビジネスに集中的に専念していきます。目標は、システム統合におけるコンピテンス(強み)の一層の強化と自動車機器直納(OEM)事業のさらなる拡張です。

この目標を達成するため、ボッシュのカー・マルチメディア事業部は新しい製品部の発足を決定しました。この新製品部には、ドライバー・インフォメーション・システム、ナビゲーションシステム、カーラジオの各部門が統合されます。コアビジネスセグメントには計器システムと商用車用システムも含まれます。
「システムサプライヤーとしての地位の強化、革新的な製品の供給を続けていくことに、今後、私たちはさらに注力していきます。私たちは、システム、コンポーネント、ハードウェア、ソフトウェアの面で必要とされるすべてのテクノロジー、そして個々のデバイス構成を行う上で必要な柔軟性をすでに有しているのです。」
ボッシュのカー・マルチメディア事業部事業部長のウヴェ・トーマス(Uwe Thomas)はこのように述べています。

システムと機能の統合のための新たなソリューション

カー・マルチメディア事業部の今回の組織再編は、カー・マルチメディアというビジネス・セグメントの将来的な成長と利益の潜在力を広範囲にわたって分析した結果をベースにしています。OEM 顧客であるカーメーカーは、インフォテインメントからナビゲーション、テレマティックス、ドライバーアシスタントに至るまで増加の一途をたどっている各種機能を統合制御する知能(インテリジェント)となる解決策を求めています。カーラジオのような従来型製品は、限りなく拡張していく統合システム・ソリューションの機能モジュール(構成部品)のひとつとなっていくでしょう。
「私たちはこれから、顧客にとって利益率が高く、技術競争力において競合他社と差別化できる革新的プロジェクトにさらに注力していきます。」(ウヴェ・トーマス)

市販品およびコンポーネント事業における新たな地位を確立

車載スピーカー、音響システムコンポーネント、車載アンテナの各ビジネスを含む市販品ビジネスの分野でも再編が予定されています。事業部の経営会議では、今後数ヶ月間、多数のさまざまな事業戦略オプションが検討されていきます。目標は、このビジネス・セグメントを市場と顧客の固有ニーズにこたえるべく、以前にも増して密着させることです。パートナーとなる可能性のある企業との話し合いも進められています。ウヴェ・トーマスは、この事業再編の目的を、「競争力のある事業構造を構築し、将来に向けて、適切なパートナーとともに成長と利益を得るための新しい展望を生み出すことです」と述べています。

ボッシュの直納(OE)事業における事業部の枠を超えたシステム構築の強み

直納(OE)市場においては、ネットワーク化とシステム統合にさらに強力に焦点を当てていくために、今後、カー・マルチメディア事業部はボッシュ自動車機器テクノロジー・セクターの他の事業部とさらに緊密に協力していきます。
カーナビゲーションからの応用技術は、将来、ドライバーアシスタンス(DA)&コンビニエンス・システムにとって、ますます重要な役割を果たすようになるでしょう。それぞれの先進テクノロジーを統合するためのプロジェクトは、事業部の枠を超えたシステム構築というボッシュの強みが特に発揮される領域です。ひとつの例として、コーナリング時の制限速度/オーバースピード検知機能のプロジェクトが挙げられます。ウヴェ・トーマスは、「私たちの最優先目標は、ドライビングの安全性を大きく向上させることなのです」と述べています。


このプレスリリースは2008年5月28日に発行されました。原文をご覧ください。>