自動車機器テクノロジー Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

「ルマン24時間耐久レース」でディーゼルに再び勝利の呼び声
スタートの瞬間を待つボッシュの燃料噴射技術

  • ボッシュはアウディ・スポーツとプジョー・スポーツのエンジニアリング・パートナー
  • 両チームともコモンレールシステム搭載モデルで参戦
  • 2006年、2007年に続き、3連覇の期待がかかる「アウディ R10 TDI」

2008年6月14日(土)~15日(日)に本戦がおこなわれる「ルマン24時間耐久レース」で、今年もボッシュのディーゼル・テクノロジーを搭載したマシンが上位入賞をめざします。

2006年、2007年と連続優勝を果たし、ルマン3連覇をねらうアウディ(Audi)スポーツの「アウディ R10 TDI」。ボッシュは同チームにエンジニアリング・パートナーとしてコモンレールシステムによる究極の噴射技術を提供します。ディーゼル搭載マシンで2連覇を果たす以前から、アウディはガソリン直接燃料噴射エンジンを搭載した「アウディ R8」により何回かルマンで勝利を飾りましたが、このときもボッシュはパートナーとして燃料噴射技術を提供しました。

「R10 TDI」の有力ライバルとして、エキスパートの間で下馬評の高いのがプジョー(Peugeot)スポーツの「908 HDi FAP」です。ボッシュとプジョーがこの車両用のインジェクションシステムの共同開発に着手したのは2006年でした。そして翌2007年にはルマンに参戦し、初挑戦で2位入賞を果たしました。

この2つのマシンが優勝の呼び声が高い理由について、ボッシュ・ディーゼル・システム事業部の Dr. ウリルッヒ・ドーレ事業部長は、 「両モデルともディーゼルエンジンの基本的な強みである高トルクと低燃費を巧みに活かしています。そして今年、私たちは両モデルのコモンレールシステムの燃料噴射圧を一段と高圧化することに成功しました」と説明しています。

レース界ではまだ目新しいニュースですが、一般道における乗用車の世界、とりわけヨーロッパでは、ディーゼル搭載車はすでに確固とした基盤を築いています。
ヨーロッパで1997年の新規登録乗用車のうちディーゼル車の割合はまだ22%でしたが、2007年にはドイツ国内でも、ヨーロッパ全体でも、新車の2台に1台がディーゼルエンジン乗用車です。
ボッシュは最新のディーゼルエンジン用高圧燃料噴射技術の開発に大きな貢献を果たしています。そのひとつがコモンレールシステムですが、このシステムを最初に量産化したのはボッシュです。

ボッシュとモーターレースとの関係には長い歴史があります。1903年には早くも、ボッシュのエンジニアリング・チームの支援を受けたレーシングドライバーが多数、表彰台の一番高い壇上に立ちました。ボッシュのモーターレース関連事業は独立部門である「Bosch Motorsport」にすべて統合されています。同部門はボッシュ・グループでエンジニアリングサービスを専門とする子会社 (ボッシュ100%出資)である Bosch Engineering GmbH の一部門です。


このプレスリリースは2008年6月に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>