経営情報 Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

ボッシュとサムスンのリチウムイオンバッテリー
の合弁会社が業務開始

  • リチウムイオンバッテリーの量産開始を2011年に予定
  • 韓国/水原(スウォン)市に新会社の本社
  • システムエンジニアリングと営業&マーケティングを行う子会社をドイツ/シュトゥットガルトに設立

シュトゥットガルト/ソウル発 - ボッシュと韓国のサムスン SDI (Samsung SDI Co. Ltd.)が折半出資で設立した合弁会社「SB リモーティブ(SB LiMotive Co. Ltd)」が2008年9月1日より業務を開始しました。
新会社は、自動車用リチウムイオンバッテリーの開発・生産・販売を主要事業とし、自動車業界の要求に適合させた高効率リチウムイオンバッテリーを2011年から量産開始し、世界市場へ導入する計画です。この目的を達成するため、合弁会社のパートナー2社は向こう5年間で合わせて3億~4億ドルを投資します。
新会社の経営責任者として、サムスン SDI より Youngwoo Park、ボッシュより Dr. Joachim Fetzer が就任し、Park は財務、製造、営業、購買を、Fetzer はエンジニアリングと品質を担当します。
ボッシュとサムスン SDI は、業務開始の数日前にすべての関係当局から合弁会社設立の認可を受けています。

新会社「SB リモーティブ」は本社を韓国の水原(スウォン、Suwon)市に置き、当面はここでバッテリーセルの開発を行い、リチウムイオンセルの生産も最初は韓国国内で行ないます。従業員数は約100名です。
ボッシュの本社があるドイツのシュトゥットガルト市に子会社が置かれる計画で、営業、マーケティング、システムエンジニアリングに従事する約40名がそこに配置されます。
バッテリーシステムの生産拠点は、追って正式に発表されます。

リチウムイオンバッテリーは、ハイブリッドや電気駆動のような自動車先進技術の基礎となるものです。ボッシュとサムスンは、2015年のハイブリッド車両の世界市場の規模を約300万台と予測しています。合弁会社の最重要目標は、リチウムイオンバッテリー技術を自動車産業界の要求に応えるべく、たとえば出力密度と安全性などの面で最適化することです。それによって純粋に電気による駆動だけで長距離走行が可能になります。

ロバート・ボッシュ GmbH のジャーナリスト担当窓口:
Christian Fronek 電話:+49 711 811-6131

サムスン SDI のジャーナリスト担当窓口:
Haesoo Seo 電話:+82 2 727-3072

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財・建築関連テクノロジーの3つのセクターから成るボッシュの2007年度の従業員数は271,265名、売上高は463億ユーロ(約7兆4,670億円)*に達しています。
ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュ GmbH およびその子会社 約300社と世界50ヶ国以上で展開する海外子会社から構成されています。開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークは、私たちのさらなる成長の基盤です。ボッシュは2007年、研究開発のために約36億ユーロを投じ、全世界で3,281件の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しました。
ボッシュの起源は、1886 年に創業者ロバート・ボッシュ(1861~1942)が設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。

ロバート・ボッシュ GmbH の独自の株主構造は、ボッシュ・グループの財務上の独立性と企業としての自立性を保証するものです。このことによってボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができるのです。
ロバート・ボッシュ GmbH の株式の大半は非営利財団である公益法人「ロバート・ボッシュ財団」(持株比率92%、議決権なし)が保有しています。株主の事業機能実行機関として、共同経営者会「ロバート・ボッシュ工業信託合資会社」(議決権 93%)があります。残りの株式と議決権はボッシュ家(持株比率 7%、議決権 7%)とロバート・ボッシュ GmbH(持株比率1%、議決権なし)が保有しています。

* 2007年度ボッシュ年間平均レート:161.2048円=1ユーロ

さらに詳しい情報は www.bosch.com ボッシュ・ワールドワイドのウェブサイトを参照してください。

サムスン SDI の名は、デジタルディスプレイ&エネルギー分野で世界的によく知られています。サムスン SDI は、過去30年間にわたってディスプレイ専門企業として実績を積んできました。今日では、成功を収めたデジタルディスプレイと次世代のエネルギー事業を通じて、デジタルモバイル企業に生まれ変わっています。サムスン SDI は、カラーブラウン管からディスプレイの革命と言える平板ディスプレイのトップ製品 PDP、携帯電話などのモバイル・ディスプレイに欠かすことのできない LCD と OLED にいたる広範なディスプレイ分野の製品群と、IT機器のコア部品であるリチウムイオンバッテリーで、世界でもトップレベルの技術を誇り、先進のデジタル製品を生み出しています。サムスン SDI は常に信頼と尊敬に値するグローバル・カンパニーとして認知され、皆様とともに歩むべく、全力で取り組んでいます。21世紀の会社経営の手法として注目される「サステナビリティ・マネジメント(持続可能な経営モデル)」を韓国で最初に導入したのがサムスン SDI です。

サムスン SDI は、一歩進んだ技術開発と高品質な製品で業界をリードし、顧客と株主にとって透明性の高い経営を実現し、21世紀のデジタルワールドにおける真のグローバル・リーダーとなることをめざしています。

詳細情報は、 www.bosch.com www.samsungsdi.com をご覧ください。


このプレスリリースは2008年9月1日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>