自動車機器テクノロジー Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

電子制御システムがドライバーのようにサポート
Bosch のドライバー・アシスタンス・システムで商用車をより安全に
乗用車で実証されたシステムをトラックにも

  • 事故率と事故の被害を低減
  • ビデオシステムおよび緊急ブレーキと ACC (アダプティブ・クルーズ・コントロール)システムとの連携
  • ドライバー・アシスタンス(DA)システムが人命を救う

道路の混雑は高まる一方で、乗用車や商用車のドライバーに大きな負担をかけています。運転中における一瞬の不注意は重大な結果を招く可能性があります。
Bosch のドライバー・アシスタンス(DA)システムは、事故を回避するだけでなく、事故の可能性や被害をも軽減します。
たとえば、「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」は追突の危険を低減してくれるだけでなく、高速道路においてより快適な運転を提供し、運転スタイルを最適化することで燃費を低減します。
「車線逸脱警報システム(Lane Departure Warning=LDW)」は、ドライバーが意図せず走行車線から逸脱しそうになり、ドライバー自身と他のドライバーへの危険が予測された場合に警報を発します。
また、外が暗くなると、2005年に初めてメルセデス・ベンツに導入された近赤外線照射方式の「ナイトビジョン」システムは、ドライバーが障害物を発見する手助けをします。このシステムを使うことで、人間の視野やロービームの照射範囲内よりも遠くの障害物を早期に見つけることができます。

欧州委員会は車線逸脱警報システムの商用車導入を提唱

Bosch のドライバー・アシスタンス(DA)システムは、すでに多くの乗用車に搭載されています。この先進安全技術が大型商用車において大きな可能性を持っていることは明らかです。時間に追われる商業輸送では事故によって深刻な結果がもたらされます。ドライバーのみならず関係する人々の健康への影響という結果だけでなく、車両の機能停止によって生ずる直接的な経済コスト、事故による交通渋滞全体によって発生する社会的コストが発生します。
2013年に「車線逸脱警報システム」および「衝突予知緊急ブレーキ(Predictive Emergency Braking=PEB)」システムを大型商用車へ導入するという欧州委員会の提言にみられるように、今後、ドライバー・アシスタンス(DA)システムが現代社会においてますます重要な役割を担うことが示唆されます。専門家は、これらのシステムを導入することにより、欧州連合(EU)域内で毎年2,500名の命が救われ、重傷者の数はより減少するであろうと予測しています。

現在、Bosch はさまざまなセーフティ・システムをネットワーク化することで新しい機能を開発しています。このようなネットワーク化によって、より強化された新たな機能が作り出されます。
「レーダーセンサ」は車両後方をモニターして、差し迫った衝突を防止します。
「インテリジェント・ヘッドランプ・コントロール」は市街地、郊外、高速道路において自動的にヘッドランプを制御し、対向車を眩惑することなく最良の方法で路面を照射します。高度なビデオテクノロジーにより、車両前方の走行車線にいる歩行者や自転車走行者を認識したり、交通標識を読み取ったりすることができます。この機能により、ビデオシステムは将来のドライバー・アシスタンス(DA)システムにとって重要な構成要素となります。
Bosch のエンジニアがビデオカメラと ACC レーダーセンサをネットワークでつなぐことにより、システムは車両前方の対象物を認識し、自動的に緊急ブレーキなどを作動させます。
「私たちの目標は、最大限の安全を手頃な価格で提供することです」
Bosch のシャシー・システム・コントロール事業部長のヴェルナー・シュトゥルト(Dr. Werner Struth)はこのように述べています。

Bosch はクノールブレムゼと協力

Bosch は電子部品および高度なセンサシステムに加え、乗用車用のドライバー・アシスタンス・システムを大型商用車の安全に活用しています。これにともない、Bosch の関係会社であり、ブレーキシステムの世界的トップメーカーである Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH (クノールブレムゼ商用車システム GmbH)と協力し、商用車用テクノロジーに活用しています。


このプレスリリースは2008年8月に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>