自動車機器テクノロジー Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

ボッシュ・レックスロスが商用車向け燃費低減技術を開発
ハイドロスタティック・ブレーキ回生システム(HRB)は大型商用車の燃費を最大25%低減

すでに試作車による試験を実施している 「パラレル HRB
(= Hydrostatic Regenerative Braking、ハイドロスタティック・ブレーキ回生)」システムにより、今年度、開催された『IAA国際モーターショー2008/商用車』のボッシュ・レックスロスのブースは注目の的となりました。
この油圧技術との組み合わせによるハイブリッド駆動装置の基本コンセプトは、ブレーキングによって生じる運動エネルギーを油圧エネルギーに変換して蓄積するというものです。次に車両を加速するときに、蓄積されたエネルギーがパワートレインに戻され、それによってエンジンの負荷が低減されます。
その結果、節約できる燃料は最大で25%、これに相応して CO2 などの排出ガスも低減されます。燃費低減の可能性が大きいのは、特に頻繁で強力にブレーキングを行う大型車両です。ブレーキングが頻繁に行われれば行われるほど、HRB による燃費低減可能量は大きくなります。

高い冷却能力を備えた小型タンク

HRB 技術に加えて、インテリジェントなハイドロスタティック・ファンドライブも、燃費を低減し、排ガスや騒音の厳しい排出規制に適合するコンポーネントです。新しいポリマーをベースにしたこの油圧タンクによって、ボッシュ・レックスロスはエンジン回転数に依存しないファン駆動ソリューション全体をさらに優れたものにしました。
ポリマータンクの堅牢な構造は、バスへ装備するために最適化されています。このタンクは、その新設計仕様により潜在流量が格段に高められています。リザーバータンクは、流量が同等のファンシステムに比べて著しく小型化・軽量化されています。さらに、その高い流量によってシステム内の油圧作動油の総量が少なくなり、さらなる軽量化を実現しています。カーメーカーの要求に合わせて取付けスペースをより小さくするため、リターンフィルターやオイルレベルインジケーターなどの重要な機能はすでに一体化されています。さらにこのオイルレベルインジケーターは電子的にモニタリングが可能で、それによって利便性と安全性がさらに向上します。

商用車のための多用途なソリューション

ボッシュ・レックスロスはそのほかにも、さまざまな商用車に応用できる油圧駆動、電気油圧駆動など、ドライブ&コントロールの先進技術を紹介します。さらに改良を進めた一連のソリューションと、コストを最適化した新型M4-12形マルチプルコントロ-ルバルブや32ビット技術を応用した新型 Rexroth BODAS コントロ-ラユニットなどのコンポーネントを投入した、ジェネレーター駆動、テールリフト、クレーン、マスト上部構造、トレーラーダンプ、道路清掃車、コンクリートミキサー車などが展示されます。

Bosch Rexroth はドライブ(駆動)&コントロール(制御)技術における世界のリーディング・カンパニーです。
「Rexroth (レックスロス)」のブランド名で、産業用/建設機械用/舶用/機械用の油圧機器、リニアモーション&アセンブリー(FA(ファクトリー・オートメーション)モジュールコンポーネント)、直動機器、エレクトリックドライブ(電気駆動)&コントロール(制御)、空圧機器などを、50万社を超えるお客さまの個別ニーズに適合させた先進ソリューションとして提供しています。
「ドライブ&コントロール」カンパニーである Bosch Rexroth (ボッシュ・レックスロス)は、世界80カ国以上でコンポーネントやシステムを開発、製造、販売しています。Bosch 100%出資子会社である Bosch Rexroth AG は2007年、約54億ユーロの売上高を達成しており、従業員数は約3万3,000人です。

さらに詳しい情報は以下のサイトをご覧ください:
www.boschrexroth.com


このプレスリリースは2008年9月に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>