自動車機器テクノロジー Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

ボッシュのナイトビジョンシステムがさらに進化
「ナイトビジョン・プラス」が歩行者を識別
夜間の走行もより安全に

  • 歩行者を識別してディスプレイにハイライト表示
  • 2009年メルセデス・ベンツEクラスに初めて搭載
  • ドライバーと歩行者の安全性が一層向上

ボッシュの拡張型ナイトビジョンシステム「ナイトビジョン・プラス」により、ドライバーにとっても、他の道路使用者にとっても夜間のドライビングがより安全になります。このアクティブセーフティシステムは従来のモデルと同様、車両前方の状況をハイコントラストの画像で表示しますが、さらに画像を分析し、歩行者を識別して画面上にハイライトで表示します。これによってドライバーは早い段階で適切な対応が可能になり、歩行者を巻き込む事故の危険性を大幅に減らすことができます。例えば、2005年にドイツでまとめられた事故データの分析は、夜間の死亡事故の危険性が昼間に比べて2倍であることを示しています。「ナイトビジョン・プラス」は歩行者を巻き込む夜間の事故防止に役立ちます。このシステムを搭載した最初の量産車は2009年のニュー・メルセデス・ベンツEクラスです。

「ナイトビジョン・プラス」による歩行者の識別

ボッシュのアクティブ・ナイトビジョン・システムは、車両前方の状況を正確に再現するために4つの主要コンポーネントから構成されています。不可視光線である赤外線ヘッドライトが道路を照射します。照射範囲の撮影は、フロントガラスの裏側に取り付けられたカメラが行います。生成された画像はコントロールユニットによって処理され、運転席に取り付けられている高解像度のディスプレイに表示されます。赤外線ヘッドライトの照射距離は150 mで、一般的なロービームヘッドライトの3倍に達していますが、対向車を眩惑することはありません。

歩行者を識別するため、カメラからの画像についてその輝度変化の特性を専用のコントロールユニットがピクセル単位で分析します。このような革新的な分析ストラテジーによって、この変化特性を他とは大きく異なる方法で記録することができるようになっています。システムが画像内に、典型的な歩行者の特徴を備えた動体を検知すると、ディスプレイ上にそれをハイライトで強調表示するのです。

広報担当窓口:
Stephan Kraus, +49 711 811-6286

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。
自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財・建築関連テクノロジーの3つのセクターから成るボッシュの2008年度の従業員数は28万名以上、売上高は約451億ユーロ(約6兆8,740億円)*に達しています。
ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュ GmbH およびその子会社 300社超と、世界の約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されています。販売、サービス代理店のネットワークを加えると、ボッシュは世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、私たちのさらなる成長の基盤です。ボッシュは毎年、研究開発費として35億ユーロ以上を投資しており、全世界で3,000件以上もの国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。ボッシュはすべての製品とサービスにおいて革新的で有益なソリューションを提供することによって人々の生活の質(Quality of Life)を向上させ、循環型の持続的環境社会(Sustainable society)の創出に寄与していきます。

ボッシュの起源は、1886 年に創業者ロバート・ボッシュ (1861~1942)が設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュ GmbH の株式の大半は非営利組織である公益法人「ロバート・ボッシュ財団」(持株比率92%、議決権なし)が保有しています。議決権の大半は、株主の事業機能実行機関である共同経営者会「ロバート・ボッシュ工業信託合資会社」(議決権 93%)が保有しています。残りの株式と議決権はボッシュ家(持株比率 7%、議決権 7%)とロバート・ボッシュ GmbH (持株比率1%、議決権なし)が保有しています。
ロバート・ボッシュ GmbH の独自の株主構造は、ボッシュ・グループの財務上の独立性と企業としての自立性を保証するものです。「株主(利益配当)」と「経営(議決権)」が完全に分離した、この企業形態によって、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができるのです。

* 2008年度ボッシュ年間平均レート:152.32578円=1ユーロ

さらに詳しい情報は www.bosch.com ボッシュ・ワールドワイドのウェブサイトを参照してください。


このプレスリリースは2009年10月に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>