自動車機器テクノロジー Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

E-モビリティ市場の新事業分野:
ボッシュが電動アシスト自転車用の電動デバイスを開発
開発パートナーはキャノンデール

  • 自転車メーカーの設計自由度を確保した革新的電動システム
  • 「Eurobike 2010」で初公開
  • ドライブユニット、コントロールユニット、センサ、バッテリーパック、制御コンピュータなどのシステムで、ライダーからの要求を高い精度でサポート

ボッシュは電動アシスト自転車用の新型高性能電動システムで自転車産業界に参入します。シュトゥットガルトを本拠地とするボッシュ・グループは、この成長著しい事業分野においても革新技術の牽引役として主導的地位を確立することを目指します。システム開発の最初のパートナーは、ドレルインダストリーズ(Dorel Industries、TSX:DII.B、DII.A)に属する、サイクリングスポーツグループ(Cycling Sports Group、CSG)のトップブランド、キャノンデール(Cannondale)です。

トップを走る革新的企業のコラボ

「ボッシュは、革新的企業であり、自動車産業においては電子制御などの技術を専門分野としているので、自転車メーカーにとっては理想的なサプライヤーです。かつてないほど興奮の自転車体験、先進の技術、そしてビジュアル面でも魅力あふれるシステムコンポーネントで、我々はボッシュのスローガンである「Invented for life」を実現します。我々と志を同じくするキャノンデールとパートナーになれたことは、とても喜ばしいことです」と、ボッシュ・パワートレイン・システムズ、電気自転車部門長ライナー・イエスケはこのように述べました。

「キャノンデールは自転車産業界で革新的技術の最先端を行くメーカーとして知られています。熟慮の末に選んだ戦略的パートナーは、我々と同じ考えを持ち、最先端の技術で限界をも押し上げる可能性を追求し、自転車によって得られる経験を進化させる会社です。ボッシュと共に我々は、他に類をみない新技術を備え、より良い移動手段の創出を目指します。産業技術界のリーダーであるボッシュと自転車産業界のリーダーであるキャノンデールが協力することで、市場で最先端の製品を開発することができるのです」と、キャノンデールのゼネラル・マネージャー、ボブ・バーバンクはこのように述べました。

キャノンデールは、他のブランドメーカー以外に、ボッシュの電動システムを搭載した初の電動自転車を2010年9月初旬にドイツのフリードリッヒスハーフェンで開催される国際自転車見本市「Eurobike」で発表します。
ボッシュ電動自転車用製品グループの本部は、新規にロイトリンゲン(ドイツ)に置かれます。
システムのコンポーネントは、センサを備えたドライブユニット、充電器付きバッテリーパック、ハンドルバーに取り付けられた制御コンピューター(HMI:ヒューマンマシンインタフェース)から構成されています。

この新型電気駆動システムの品質と信頼性の高さは、技術的な関連コンポーネントにおけるボッシュの広範囲にわたる経験から生み出されたものです。バッテリーパックも一例で、世界で最も売れている小型バッテリー充電式ドライバードリル「Ixo(アイ・エックス・オー)」で使用しているリチウムイオン電池技術を採用しています。

電動自転車の多様なコンセプトに見あうように、自由度を兼ね備えたシステム技術

モジュール式電動自転車用パワートレインシステムが、自転車メーカーの求める新しい自転車の形を実現します。システムコンポーネントの取付けスペースは小さくて済むので、デザイン面でもバッテリーパックの配置面でも、レイアウトは自由自在です。自転車には有効な低重心位置に取り付けられた強力モータ、軽量化、ボッシュの電動自転車用システムのパワフルな電池によって、すばらしい走行性能が発揮されるのです。

この電動自転車の最大の特徴は、状況に応じてライダーの要求を正確に把握し、ペダルをこぐ時にモータで補助をするところです。ボッシュの駆動システムでは3つのセンサがこの仕事を受け持ち、それぞれペダル踏力、ペダル回転数、走行速度を検知します。センサからのデータを基に、内蔵されている ECU が、電気モータのアシスト力を計算します。ライダーは最大で4つの走行プログラムからアシストレベルを選択できるようになっています。このシステムは最高の効率性でライダーの希望をかなえ、あらゆる状況でも理想的な航続距離を可能にしてくれるのです。

サポートからサービス、トレーニングに至るまでの包括的なコンセプト

電動システムの市場導入に伴い、スペアパーツのグローバル供給に加え、メーカーやディーラーへのサービスホットラインやトレーニングの提供などのサービスコンセプトがボッシュパッケージの内容に含まれます。

問い合わせ先:

Robert Bosch GmbH:
Julia Patzelt
Phone: +49 7121 35 35883

Cannondale:
Michael De Leon
Phone: +1 203 749 7164

日本での問い合わせ先:

ボッシュ株式会社
オートモーティブエレクトロニクス事業部
SFビジネスグループ
グループマネージャー
佐藤 正行
Phone: (03)5485 6962

ボッシュ・グループ概要 The Bosch Group at a Glance

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財・建築関連テクノロジーの3つのセクターから成るボッシュの2009年度の売上高は約382億ユーロ、従業員数は27万人以上です。
ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHおよびその子会社 300社超と、世界の60カ国以上にあるドイツ国外の現地法人で構成されています。販売、サービス代理店のネットワークを加えると、ボッシュは世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、私たちのさらなる成長の基盤です。ボッシュは毎年、研究開発費として36億ユーロ以上を投資しており、全世界で3,800件以上もの国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。
ボッシュはすべての製品とサービスにおいて革新的で有益なソリューションを提供することによって、人々の生活の質(Quality of Life)を向上させ、循環型の持続的環境社会(Sustainable society)の創出に寄与していきます。

ボッシュの起源は、1886 年に創業者ロバート・ボッシュ (1861~1942)が設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッシュ・グループの財務上の独立性と企業としての自立性を保証するものです。「株主(利益配当)」と「経営(議決権)」が完全に分離した、この企業形態によって、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができるのです。
ロバート・ボッシュGmbHの株式の大半は非営利組織である公益法人「ロバート・ボッシュ財団」(持株比率92%、議決権なし)が保有しています。議決権の大半は、株主の事業機能実行機関である共同経営者会「ロバート・ボッシュ工業信託合資会社」(議決権 93%)が保有しています。残りの株式と議決権は創業家であるボッシュ家(持株比率 7%、議決権 7%)とロバート・ボッシュGmbH(持株比率1%、議決権なし)が保有しています。

さらに詳しい情報は www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)を参照してください。

サイクリングスポーツグループ(CYCLING SPORTS GROUP)概要

キャノンデールは、ドレルインダストリーズ(Dorel Industries、TSX:DII.B、DII.A)に属するサイクリングスポーツグループ(Cycling Sports Group、CSG)のプレミアムブランドです。1971年に創立され、自転車の設計において長い歴史を誇るキャノンデールは、高性能自転車、アパレル、アクセサリーを開発、製造しています。その絶え間ない革新性と優れた品質で高い評価を得ているキャノンデールは、本社を米国コネチカット州ベセルに置き、カナダ、オランダ、日本、スイス、オーストラリア、イギリスに子会社を持ち、ペンシルベニア州ベッドフォードに組立/製造工場を持っています。

さらに詳しい情報は www.cannondale.com を参照してください。

日本のボッシュ・グループについて

日本のボッシュは1911年から始まり2011年で日本進出100周年を迎えます。現在は、ボッシュ(株)、ボッシュ・レックスロス(株)、ボッシュ パッケージングテクノロジー(株)その他の関係会社から構成されます。ボッシュ(株)は自動車用パーツの開発、製造、販売そしてサービスの業務を展開しています。ボッシュ・レックスロスは油圧機器事業、FAモジュールコンポーネントやその他のシステムの開発と生産を行い、日本の産業機器技術に貢献しています。ボッシュパッケージングテクノロジーは包装機械メーカーです。

さらに詳しい情報は www.bosch.co.jp ボッシュ・イン・ジャパン・ウェブサイトを参照してください。


このプレスリリースは2010年5月20日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>