自動車機器テクノロジー Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

e-モビリティへの長期戦略
寧波北斗科技と合弁会社設立を計画
e-スクーター用モーターのグローバル市場に参入

  • 2011年のe-スクーター用モーターの世界生産台数は2,700万個
  • 寧波北斗科技有限公司:2011年に100万個超のe-スクーター用モーターを販売
  • ボッシュのエレクトリカル・ドライブ事業部が電動二輪車の市場セグメントを新規開拓

中国、上海/寧波 - ボッシュ・グループは、e-スクーター用モーターのメーカーである中国の寧波北斗科技有限公司との合弁会社設立を予定しています。なお、この新会社にはボッシュが過半数を出資します。合弁会社は、e-スクーター用モーターの総合的な製品ポートフォリオの開発、生産および販売を行います。2012年8月13日に合弁会社の設立に関する合意文書に調印しました。合弁会社は独占禁止当局の承認を経て設立されますが、詳細な内容については非公開とすることで合意しています。寧波北斗科技はe-スクーター用モーターの開発・生産・販売のスペシャリストとして、中国では「POLTM」のブランド名で事業を展開しています。同社は従業員450人を擁し、2011年は100万個を超えるe-スクーター用モーターを販売しました。

ホイールハブモーター:電気自動車向けモーターアプリケーションのベストセラー

2011年の世界全体のe-スクーターの生産台数は約2,700万台でした。中国はe-スクーター生産の98%を占めており、今後も世界最大の生産国としての地位を維持すると見られています。「e-スクーター市場は年6%のペースで成長を続け、2020年には4,600万台規模に達するでしょう」と説明するエレクトリカル・ドライブ事業部の最高責任者であるUdo Wolzは、さらにこう続けます。

「合弁会社の設立は、ボッシュのエレクトリカル・ドライブ事業部に新たな強みをもたらすだけでなく、e-スクーター用モーターのグローバル市場への進出を果たす上での画期的な出来事となります」。さらに、合弁会社は電動二輪車という新たな市場セグメントの開拓に向けたエレクトリカル・ドライブ事業部の努力を後押しするとともに、成長を続けるホイールハブモーターのセグメントにおけるコンピテンシーを向上させることにもなります。ホイールハブモーターは今後も、電気自動車向けモーターアプリケーションのベストセラーであり続けると見られています。ボッシュはe-モビリティ・ソリューションのポートフォリオの拡充に努めており、このポートフォリオは、ペデレックと呼ばれる電動アシスト自転車向けドライブユニットから、ハイブリッド車や電気自動車用パワートレインシステム一式まで多岐にわたります。

顧客の高まる要求に応える

「私たちには素晴らしい成長のチャンスがあると考えています」。寧波北斗科技のDacheng Luo最高経営責任者(CEO )はさらにこう述べます。「グローバルな自動車産業の優れたパートナーとして、ボッシュのエレクトリカル・ドライブ事業部は、自動車用アプリケーションのシステムソリューションを提供し、世界をリードするモーター技術を活用することができます」。これらのシナジー効果を通して、合弁会社は品質と性能に対する顧客の要求の高まりに応えるという、寧波北斗科技が創立以来持ち続けてきたビジョンを追求できるようになります。「私たちはボッシュとの協力を通じて、e-スクーターのグローバル市場に革新的で高品質な製品を継続的に提供するために欠かせない大規模なシナジー効果を創造していきます」。

ボッシュのエレクトリカル・ドライブ事業部は、パワーウィンドウの電気式アクチュエーター、ステアリングコラム、シート、スライド式サンルーフユニット、電動パワーステアリング用モーター、エンジン冷却モジュール、ウォーターポンプ、バルブ、ワイパーシステムなどのシステムソリューションとサービスを提供しています。ボッシュのエレクトリカル・ドライブ事業部の製品は、快適なドライビングと燃費の改善、CO2の排出削減を通してドライバーと乗客、環境に直接的なメリットをもたらします。

広報担当窓口:
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ボッシュ・グループ概要 The Bosch Group at a Glance

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。2011年度は、自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財そして建築関連テクノロジーのセクターにおいての従業員数は30万人以上で、売上高は約515億ユーロです。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHおよびその 子会社 350社超と、世界の約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されています。販売、サービス代理店のネットワークを加えると、ボッシュは世界の約 150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、私たちのさらなる成長の基盤です。ボッシュは2011年、研究 開発費として42億ユーロを投資し、全世界で4,100件以上もの国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。ボッシュはすべての製品とサービスにおいて革新的で有益なソリューションを提供することによって、人々の生活の質(Quality of Life)を向上させ、循環型の持続的環境社会(Sustainable society)の創出に寄与していきます。

ボッシュの起源は、1886 年に創業者ロバート・ボッシュ (1861~1942)がシュトゥットガルトに設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッ シュ・グループの財務上の独立性と企業としての自立性を保証するものです。「株主(利益配当)」と「経営(議決権)」が完全に分離した、この企業形態に よって、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができるのです。
ロバート・ボッシュGmbHの株式の大半は非営利組織である公益法人「ロバート・ボッシュ財団」(持株比率92%、議決権なし)が保有しています。議決権 の大半は、株主の事業機能実行機関である共同経営者会「ロバート・ボッシュ工業信託合資会社」(議決権 93%)が保有しています。残りの株式と議決権は創業家であるボッシュ家(持株比率 7%、議決権 7%)とロバート・ボッシュGmbH(持株比率1%、議決権なし)が保有しています。

さらに詳しい情報は
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英文)
を参照してください。


このプレスリリースは2012年8月13日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>