自動車機器テクノロジー Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

セーフティ、アシスタント、コンフォート機能をさらに強化
ボッシュがプレミアムセグメント向けの新しいESP®を投入

  • 高性能のリターンポンプで極めて一定した昇圧を実現し、快適性を向上
  • 将来のドライバー・アシスタンス・システム用の優れた基盤
  • サイズ、重量ともに大幅に低減

ボッシュは、Generation 9ブレーキコントロールシステムに極めて高性能なバリアントを導入します。ボッシュのシャシーシステム・コントロール事業部長を務めるGerhard Steigerは、その利点を次のように述べています。「新しいESP® 9 premiumは、高性能なアシスタンスシステムとセーフティシステムにとって理想的な基盤となります」。この新バージョンのコアとなるのが、ブレーキ圧を迅速に昇圧し、ほとんど振動のない、極めて優れた効率性を発揮するリターンポンプです。

現行のブレーキコントロールシステムは2つのポンプエレメントで作動しますが、ESP® 9 premiumには合計6個のピストンが組み込まれており、ブレーキ圧の高低にかかわらず、ブレーキ圧を迅速かつスムーズに昇圧します。これにより、ブレーキコントロールシステムが瞬時にブレーキを作動させ、危険な状況を回避できるだけでなく、ブレーキ・ディスク・ワイピング(ディスク水膜除去)やストップ&ゴー機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール・システムに必要となる穏やかなブレーキ介入を実現できます。このようなブレーキ昇圧を、ハイドロリックユニットに内蔵された2つの圧力センサーが支援します。また、ポンプのスムーズな作動は車体に伝わる振動の軽減につながり、ブレーキペダルの不快なノイズや振動を抑えます。

最高の性能を誇るGeneration 9バージョン

ボッシュは、エレクトロニック・スタビリティ・プログラム(横滑り防止装置)を製造した世界初の企業として、常にその改良を重ねてきました。ボッシュが今回の新しいGeneration 9ブレーキコントロールシステムの設計にあたり、特に重視したのは高水準の柔軟性です。この柔軟性を実現するために、ハードウェアとソフトウェアの大部分にモジュラー方式を採用しました。ESP® 9のベーシックバリアントには危険な状況下での横滑り防止機能が十分に備わっていますが、ESP® 9 plusでは、ヒルホールド・コントロールからストップ&ゴー機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)に至るまで、数多くのアシスタンス機能を実行できます。さらにこのESP® 9 premiumでは、高度なドライバー・アシスタンス・システムをほぼ制限なく利用することができます。これには、車線維持支援、緊急ブレーキアシスト、スマートクルーズコントロール、トルクベクトル制御、トルクを各ホイールに個別に配分する車両ダイナミクスコントロール機能などがあり、その他にも数多くの機能を自由に設定できるようになっています。そのため、「この機能でドライバーをどれくらい支援できるか」、「どのタイミングで介入して状態を修正し、どの程度介入するか」など、カーメーカーはこうした点を検討し、自社ブランド、あるいは個々のモデルの特性を思い通りに作り上げることができます。

このように、数多くの機能が追加されているにもかかわらず、ESP® 9 premiumは旧バージョンより小型化し、800g軽量化され、新モデルの全体的な軽量化に取り組むカーメーカーにも大きく寄与するものとなっています。また、リターンポンプの改良などにより、耐久性も向上しました。

広報担当窓口:
Stephan Kraus   Tel: +49 711 811-6286

ボッシュ・グループ概要 The Bosch Group at a Glance

自動車機器テクノロジーセクターはボッシュ・グループ最大の事業セクターです。2011年の売上高は 304億ユーロで総売上高の約59%を占めています。自動車機器テクノロジーにより、ボッシュ・グループはリーディング・サプライヤーのひとつになっています。全世界の約175,000人の自動車機器テクノロジーセクターの従業員が、内燃機関用噴射技術、パワーワトレイン周辺機器、 代替駆動コンセプト、アクティブ/パッシブセーフティシステム、ドライバーアシスタンス/コンフォート機能、車載情報通信システム、オートモーティブアフターマーケット向けのサービスや技術という7つの事業分野で働いています。ボッシュ・グループは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC、ディーゼルシステム用コモンレールなどの重要な自動車技術の革新にも対応しています。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。2011年度は、自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財そして建築関連テクノロジーのセクターにおいての従業員数は30万人以上で、売上高は約515億ユーロです。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHおよびその 子会社 350社超と、世界の約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されています。販売、サービス代理店のネットワークを加えると、ボッシュは世界の約 150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、私たちのさらなる成長の基盤です。ボッシュは2011年、研究 開発費として42億ユーロを投資し、全世界で4,100件以上もの国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。ボッシュはすべての製品とサービスにおいて革新的で有益なソリューションを提供することによって、人々の生活の質(Quality of Life)を向上させ、循環型の持続的環境社会(Sustainable society)の創出に寄与していきます。

さらに詳しい情報は
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英文)
を参照してください。


このプレスリリースは2012年8月15日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>