経営情報 Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

ボッシュがエネルギーサービス分野のスペシャリストの買収を計画

  • イタリアの熱電併給分野のサービスプロバイダー
  • エネルギー効率を向上

シュトゥットガルト/ローマ - ボッシュ・グループによるAstrim Energia S.r.l.の買収計画が整いました。イタリアを拠点としたエネルギーサービスプロバイダーであるAstrim社は、熱電併給テクノロジーを提供しています。親会社であるAstrim S.p.A.との買収契約はすでに締結され、買収価格は非公開とすることで両社の合意が成立しています。なお、この買収は関係官庁による承認待ちの状態となっています。

Astrim Energia S.r.l.は約130人の従業員を擁し、2011年の売上高は3,100万ユーロに達しています。Bosch Energy and Building Solutions GmbHのゼネラルマネージャーを務めるMichael Blichmannはこう述べます。「イタリアは、ドイツを除けば、ヨーロッパでエネルギー効率サービスが非常に発達していて、最も重要な市場の1つです。同社はこの市場でかなりの実績がありますので、こうした認知度の高い企業の獲得に大きな期待を寄せています」。このAstrim Energia S.r.l.はイタリアのエネルギーサービスプロバイダーのトップ10に入る大手企業で、主にイタリアの北部と中部を活動拠点としています。

買い上げに関して公的認可を取得

Astrim Energia S.r.l.は、顧客の長期プロジェクトのエネルギーテクノロジー関連システムの計画・実施・運用に重点を置いて事業を展開しています。こうしたプロジェクトでは熱電併給テクノロジーが主体となっており、Astrim Energia S.r.l.はイタリアでは数少ない、買い上げに関して公的認可を取得している会社でもあります。
また、同社はすでに公的機関、製造会社、ホテル、病院、ショッピングモールをはじめとした75件の顧客と長期エネルギー効率契約を交わしています。

Astrim Energia S.r.l.のGiorgio Bergaminiゼネラルマネージャーは今回のボッシュによる買収計画を会社の重要な節目と捉え、次のように述べています。「ボッシュとともに、市場の可能性を今以上に引き出し、これから大いに前進していきたいと考えています」

エネルギーコストを長期にわたり削減

エネルギー・建築関連ソリューション事業を担っていくAstrim Energia S.r.l.は、エネルギーコストを長期にわたり削減していくために、大型ビルの所有者向けに効率的なエネルギーの管理・供給に関する総合サービスを提供しています。なお、このサービスは、既存のシステムに関する提言や最適化から、システム全体の構築/運用や熱ネットワークまで、さまざまな内容を網羅しています。

「Bosch Energy and Building Solutions GmbHの強みは、当社の経験豊富なエンジニアが持つ専門性のほかに、ボッシュ・グループのさまざまな事業部の知識や経験も活用できるということでしょう」(Blichmann)。これには、HVAC、太陽光発電、セキュリティテクノロジー、ソフトウェア、システムテクノロジーなどを例に挙げることができます。さらにBlichmannは、「こうした豊かな専門性があればこそ、エネルギーサービスのみを専門とするプロバイダによりもはるかに幅広いサービスを提供できるのです」と補足しました。Astrim Energia S.r.l.の買収を通じて、ボッシュの子会社である同社は、エネルギー効率サービスの国際市場への参入も果たすことになります。

お問い合わせ先:
Tina Kumpf   Tel:+49 711 811-26019
広報担当窓口:
Christian Hoenicke   Tel:+49 711 811-6285

Bosch Energy and Building Solutions GmbHは、ロバート・ボッシュGmbHの全額出資子会社です。2011年創業の同社は拠点をシュトゥットガルトに置き、エネルギーの効率化を目的とした商業ビル向けのサービスを専門としています。このサービスは、顧客ごとにカスタマイズしたエネルギーコンセプト、サービスや最先端のテクノロジーを組み合わせ、平均20%のエネルギーの削減を実現しています。また、同社の顧客層は中規模の産業企業、病院、大型集合住宅のオーナーなどです。

詳しくはwww.bosch-energy.de をご覧ください。

ボッシュ・グループ概要 The Bosch Group at a Glance

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーで、自動車機器テクノロジー、エネルギー・建築関連テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財テクノロジーの4つの事業エリアで活動をしています。
速報値では2012年度の従業員数は30万6000人以上、売上高は523億ユーロを計上しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社 約350社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加えると、世界約 150カ国で事業展開していることになります。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤となっています。
なおボッシュでは2012年に約45億ユーロにもおよぶ金額を研究開発に投じ、さらに全世界で4,700件以上もの国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。
ボッシュ・グループの製品とサービスは、革新的で有益そして魅力的なソリューションを提供することを通して、人々の生活の質(Quality of Life)を向上することを目的としています。この方針に基づきボッシュは全世界においてテクノロジーを提供しています。それこそが“Invented for life”です。

ボッシュの起源は、1886 年に創業者ロバート・ボッシュ (1861~1942)がシュトゥットガルトに設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッ シュ・グループの財務上の独立性と企業としての自立性を保証するものです。「株主(利益配当)」と「経営(議決権)」が完全に分離した、この企業形態に よって、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができるのです。
ロバート・ボッシュGmbHの株式の大半は非営利組織である公益法人「ロバート・ボッシュ財団」(持株比率92%、議決権なし)が保有しています。議決権 の大半は、株主の事業機能実行機関である共同経営者会「ロバート・ボッシュ工業信託合資会社」(議決権 93%)が保有しています。残りの株式と議決権は創業家であるボッシュ家(持株比率 7%、議決権 7%)とロバート・ボッシュGmbH(持株比率1%、議決権なし)が保有しています。

さらに詳しい情報は
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英文)
を参照してください。


このプレスリリースは2013年2月6日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>