経営情報 Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

電気自動車の効率的な管理に向けてボッシュなどが合同研究プロジェクトを始動
シュトゥットガルト地域で電気自動車750台の導入を計画
Get eReady研究プロジェクトの立ち上げ

  • バーデンヴュルテンベルク州のeモビリティショーケースの一環として大規模なフィールドテストを実施
  • 2015年までに少なくとも750台の電気自動車とハイブリッド車を導入予定
  • Bosch Software Innovations、Athlon Car Lease、Fraunhofer ISI、Heldele、KITが共同ベンチャーに参加

シュトゥットガルト - シュトゥットガルト地域は2015年までに電気自動車のホームタウンになる予定です。そして、そのために重要な役目を果たすのが「Get eReady」プロジェクトで、今後2015年までに同地域で750台の電気自動車とハイブリッド車が新規登録されることになっています。このプロジェクトはバーデンヴュルテンベルク州の「LivingLab BW e mobil」イニシアティブの一環として実施され、その推進役はBosch Software Innovations GmbH、Athlon Car Lease Germany GmbH Co. KG、フラウエンホーファー システム&イノベーションリサーチ研究所(ISI)、Heldele GmbH Elektro-Kommunikations-Technik、カールスルーエ技術研究所(KIT)の各社と研究機関が担います。なお、プロジェクトにはドイツ連邦経済技術省から470万 ユーロの助成金が交付されます。

Bosch Software Innovationsでイノベーションクラスターモビリティーのリーダーを務めるDaniela Hartmann-Ege(ダニエラ・ハルトマン=エゲ)はこう述べます。「この研究プロジェクトの主要な目的は、大規模なeモビリティフリートを効率的に運用するための実際的な方法を把握することにあります」。フリートを構成する車両数が多いことから、ドライバーのプロファイル、充電ニーズ、サプライインフラ整備の必要性などについて、信頼性の高い情報が得られると期待されています。Hartmann-Egeによると、市街地での電気自動車の普及に、このプロジェクトが重要な役割を果たします。電気自動車/ハイブリッド車ユーザーのすそ野拡大に向けて、このプロジェクトを通じてドライバーの関心を喚起するだけでなく、eモビリティの可能性を実際に体験してもらうことになっているからです。

プロジェクト参加者との緊密な協力の下で、「Get eReady」に参加するパートナーは広範な充電ステーションインフラを整備していきます。このサプライネットワークは、公共スペースに設置された充電ステーションを誰でも簡単に利用できるよう、現在販売されている電気自動車/ハイブリッド全車の電源装置やインターネット接続充電スポットに対応したものとなります。また、このプロジェクトの進捗に合わせて、プロジェクト参加者以外の人たちが利用する場所にも充電ステーションを設置していくことになっています。こうしたステーションは、Bosch Software Innovationsが開発したインテリジェントな ネットワーク技術を通じて電源網にアクセスでき、個々のユーザーに料金が請求される仕組みになります。

「Get eReady」では、商業、行政、非商業分野のフリート運用者を対象にプロジェクト参加者を募り、その条件は10台以上の車両を擁することが前提となります。「市街地では、車両に人/荷物を満載して短距離を移動するというケースがよく見られます。そしてこれこそが、電気自動車がその持ち味を存分に発揮できる走行パターンなのです」(Daniela Hartmann-Ege)。プロジェクト参加者は、新しい電気自動車の購入時に補助金を受けられるほか、現在のフリート運用効率についても無料で評価を受けることができます。

Get eReadyプロジェクトは、バーデンヴュルテンベルク州の主導の下、「LivingLab BW e mobil」の名称で展開するeモビリティショーケース活動の枠内で行われる40件近いプロジェクトの1つです。eモビリティ普及に向けたドイツ連邦政府のショーケースイニシアティブの一環として、プロジェクトにはドイツ連邦経済技術省から470万ユーロの助成金が交付されます。

2012年4月にドイツ連邦政府はeモビリティのショーケースとして国内4地域を選定しました。連邦議会の決議を受けて、これらの地域には代替ドライブトレイン技術の研究開発を促進するために助成金が付与されることになりました。eモビリティショーケースプログラムのためにドイツ政府が計上した予算額は1億8,000万ユーロにのぼります。地域ごとに実施される一連の大規模なeモビリティ実証/パイロットプロジェクトを通じて、エネルギーシステム、車両や輸送システム間の接点の最適化の可能性を探ることになっています(詳細についてはこちらをご覧ください:www.schaufenster-elektromobilitaet.org )。

「Get eReady」は、バーデンヴュルテンベルク州が推進する「LivingLab BW e mobil」ショーケース事業の一環として展開しています。この事業には経済界、学術、公共分野から100を超えるパートナーが参加し、eモビリティの実地研究を共同で進めており、この大型研究プロジェクトにはバーデンヴュルテンベルク州からも支援が提供されます。シュトゥットガルトとカールスルーエの都市圏を舞台に展開するこのプロジェクトは、国際的にもかなりの注目を集めています。「LivingLab BW e mobil」イニシアティブの下で実施される、相互に関連した一連のプロジェクトは、eモビリティを誰でも利用できる移動手段とするための体系的なアプローチとなるもので、その間口は広く、eバイク、電気自動車、電気トランスポーター、プラグイン充電式乗り合いバスも対象に含まれます。そのため、このプロジェクトはインターモダリティ、フリートと商業トラフィック、インフラとエネルギー、都市と道路計画、通信とその参加、トレーニングと資格の取得など、非常に幅広いテーマをカバーするものとなります。「LivingLab BW e mobil」の一連のプロジェクトの調整に当たるのは、Landesagentur für Elektromobilität und Brennstoffzellentechnologie e-mobil BW GmbH(eモビリティと燃料電池のための州政府機関)とWirtschaftsförderung Region Stuttgart GmbH(WRS、シュ トゥットガルト圏経済振興機関)です。
フリートの運用者で、プロジェクトの参加に関心のある方や詳細情報をご希望の方は、ジェームス・ウェルズ(James Wells)までお問い合わせください(Tel: 0711/811 58 109、Eメール: emobility@bosch-si.com)。

広報担当窓口:
Bettina Tillmanns   Tel: +49 7545 202-300

Bosch Software Innovations GmbHは、ボッシュ・グループのソフトウェア/システムハウスとして、革新的なソフトウェアとシステムソリューションの設計・開発・運用を手がけ、伝統的なビジネス環境で事業を展開する顧客だけでなく、モノとサービスのインターネットの世界で展開する顧客もグローバルにサポートしています。Bosch Software Innovations GmbHが特に重視しているのは、モビリティ、エネルギーと建物、製造および金融サービスの各分野のテーマです。的を絞った専用のBPM+やIoTSエディション、またフレキシブルなスタンドアローンの製品か否かに関わらず、Bosch Software Innovations GmbHのソフトウェアパッケージは、モノとサービスのインターネットに関係するプロジェクトや、ビジネスプロセス管理(BPM)/ビジネスルール管理(BRM)分野のプロジェクトにもパーフェクトな基盤を提供します。

全世界で550人の従業員を擁するBosch Software Innovations GmbHは、ドイツ(イメンシュタート、ヴァイプリンゲン、ベルリン)のほか、シンガポール、中国(上海)、オーストラリア(メルボルン)、米国(シカゴ、パロアルト、ビエナ)に拠点を展開しています。

詳細についてはこちらをご覧ください。
www.bosch-si.de

自動車機器テクノロジーセクターはボッシュ・グループ最大の事業セクターです。速報値では、2012年の売上高は 309億ユーロで総売上高の約59%を占めています。自動車機器テクノロジーの売上により、ボッシュ・グループはリーディング・サプライヤーのポジションを確立しています。
全世界で約171,000人の自動車機器テクノロジーセクターの従業員が、内燃機関用噴射技術、パワーワトレイン周辺機器、 代替駆動コンセプト、アクティブ/パッシブセーフティシステム、ドライバーアシスタンス/コンフォート機能、車載情報通信システム、オートモーティブアフターマーケット向けのサービスや技術という7つの事業分野で働いています。
ボッシュ・グループは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)、ディーゼルシステム用コモンレールなどの重要な革新的自動車技術にも対応しています。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーで、自動車機器テクノロジー、エネルギー・建築関連テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財の4つの事業エリアで活動をしています。
速報値では2012年度の従業員数は30万6000人以上、売上高は523億ユーロを計上しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社 約350社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加えると、世界約 150カ国で事業展開していることになります。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤となっています。
なおボッシュでは2012年に約45億ユーロにもおよぶ金額を研究開発に投じ、さらに全世界で4,700件以上もの国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。
ボッシュ・グループの製品とサービスは、革新的で有益そして魅力的なソリューションを提供することを通して、人々の生活の質(Quality of Life)を向上することを目的としています。この方針に基づきボッシュは全世界においてテクノロジーを提供しています。それこそが“Invented for life”です。

さらに詳しい情報は
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英文)
を参照してください。


このプレスリリースは2013年3月14日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>