経営情報 Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

プロジェクトMOREの新ラウンドがスタート
ボッシュの500人の管理職がフレックスタイム勤務モデルにチャレンジ

  • オフィスにいる時間の長さよりも成果を重視
  • 家族サービスを考慮したフレキシブルな勤務形態の社風定着を目指す
  • キューベル労務担当取締役:「フレキシブルな勤務モデルは創造力の向上に寄与」

シュトゥットガルト –グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーであるボッシュ・グループでは、全世界で新たに約500人の管理職がフレックスタイム勤務にチャレンジすることになりました。その狙いは、普段の職場以外の場所で仕事をすることがどのようなものかを彼らに体験してもらうことにあります。プロジェクトに参加する管理職は在宅勤務かパートタイム方式を選択し、最低3カ月にわたりフレックスタイムで働くことになります。それによって浮いた時間は、家族サービスや個人的な関心事に費やしてかまいません。Mindset Organization Executive(管理職のマインドセット転換)、略してMOREと名付けられたこのプロジェクトは、フレックスタイム勤務モデルがもたらすメリットを管理職に実体験してもらうことを目的としていますが、管理職が率先して制度を利用することで、フレックスタイム勤務制度の利用に対する従業員間のためらいを一掃する狙いもあります。ボッシュが最終的に目指すのは、家族にやさしいフレキシブルな勤務形態を社風化し、社内に定着させることです。その根底にあるのは、勤務スケジュールと勤務場所の選択の自由が、仕事と私生活の健全なバランス維持に役立つ重要なツールだという考え方です。ボッシュは近頃、家族にやさしいフレキシブルな新勤務形態の定着に向けてガイドラインを導入しました(1)。

「フレキシブルな勤務形態は、従業員の創造力の幅だけでなく、満足感を高め、モチベーションも向上させます」。ロバート・ボッシュGmbHの取締役会メンバーで、労務を担当するクリストフ・キューベルは、プロジェクトMOREの継続を決めた理由をこう説明します。「ボッシュの勤務時間モデルは、オフィスの喧騒から離れ、気に入った場所で一人でじっくり仕事に取り組む機会を従業員に提供します。良いアイデアは、パティオでくつろいでいるときでも、昼休みを利用してジョギングしているときでも思い浮かぶものなのです」。キューベルは、パートタイム勤務により、仕事に追われる従業員が週の半ばに息抜きの機会を得て、創造力を養うことができれば良し、そこまでいかなくても、従業員が充電できるだけでも意味のあることだと考えています。

体験者からはポジティブなフィードバックばかり

プロジェクトMOREは、ワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の両立)に関して管理職の認識を喚起するために2011年に立ち上げられました。この第1期プロジェクトでは、ドイツ国内を中心に150人の管理職が3カ月にわたり、さまざまな勤務モデルにチャレンジしました。プロジェクト終了時点で、参加者の約80%が、トライアルで選択した勤務モデルを継続することを決めました。「私にとって、これは正しい選択でした」。こう語るのは、ディーゼル・システム事業部でプロジェクトマネージャーを務めるPascal Oestreichです。彼が水曜日に自宅で働くようになってから、彼自身だけでなく、プロジェクトチームのメンバーもこの変化に慣れる必要がありましたが、最終的に新しい勤務モデルは幅広く受け入れられました。電動工具事業部のマーケティングマネージャーを務めるBernhard Kraussも、「結果的に生活の質が向上しました」と報告しています。プロジェクトMOREに参加した彼が選んだのはパートタイムモデルで、現在は原則的に月曜日は在宅し、家族と一緒に過ごしています。

任意の参加でも高い関心

プロジェクトの続行を求める声が大きかったため、2012年にプロジェクトの延長と参加者枠の拡大が決まりました。そして今回、全世界500人の管理職を対象に、プロジェクトの第2ラウンドがスタートすることになりました。いつからフレックスタイム勤務に移行するかは、参加者自ら決定することができます。

フレキシブルな勤務形態の定着が革新力の原動力に

ボッシュの場合、多様性が会社の革新における強みであると確信しています。そうした中で、多様な勤務形態を社内風土として定着させることが、会社ぐるみの多様化戦略の中核的役割を担うことになります。こうしたフレキシブルな勤務モデルは、国、事業部、文化圏ごとに異なる従業員のさまざまな要求に応えるためにはまさに理想的なものだと言えるでしょう。
自分に合った勤務形態を選ぶことで、従業員は自分の職業上の目標と、ライフスタイルや個人の目標を両立させることができます。ボッシュの従業員には、生涯の各段階で自分の関心とスキルを会社の仕事に活かす最善の機会が与えられるというわけです。ドイツではすでに管理職の4人に1人がパートタイム勤務に移行し、ドイツ国内のボッシュ従業員の約8%がパートタイム方式で働いています。

詳細情報はこちらのウェブサイトでご覧いただけます:
ボッシュにおけるワークライフバランス: www.bosch-career.com
ボッシュの多様性: http://bit.ly/13CtHHK

(1)2013年3月11日付プレスリリース「ボッシュが家庭にやさしい労働環境の確立に尽力:仕事と私生活を両立させるために初のガイドラインを策定」をご参照ください。

広報担当窓口:
Sven Kahn
Tel: +49 711 811-6415

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。2012年度の従業員数は約30万6,000人、売上高は525億ユーロを計上しています。また2013年初めからは、自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制に移行しました。
ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社約360社、世界約50カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加えると、世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤です。
ボッシュでは2012年に約48億ユーロもの金額を研究開発に投じ、さらに全世界では4,800件以上の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。私たちは革新的で有益なソリューションを提供し、そのすべての製品とサービスを通して、人々を魅了し、人々の生活の質を向上させることを目的にしています。この方針に基づき、ボッシュは全世界において人と社会に役立つ革新のテクノロジーを提供し続けていきます。それこそが「Invented for life」です。

ボッシュの起源は、1886年に創業者ロバート・ボッシュ(1861~1942)がシュトゥットガルトに設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッシュ・グループの財務上の独立性と企業としての自立性を保証するものです。「株主(利益配当)」と「経営(議決権)」が完全に分離した企業形態によって、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができるのです。ロバート・ボッシュGmbHの株式の大半は非営利組織である公益法人「ロバート・ボッシュ財団」(持株比率92%、議決権なし)が保有しています。議決権の大部分は株主の事業機能実行機関である共同経営者会「ロバート・ボッシュ工業信託合資会社」が保有しています。残りの株式と議決権は創業家であるボッシュ家とロバート・ボッシュGmbHが保有しています。

さらに詳しい情報は
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英文)
を参照してください。


このプレスリリースは2013年6月6日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>