自動車機器テクノロジー Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

ボッシュのアキュムレーターに自動車ジャーナリスト賞
油圧式ハイブリッドに「エンジンオブザイヤー」賞
315 CNラジオ・ナビゲーションシステムにオートモーティブ・インテリアズ・エクスポ賞

  • 油圧式ハイブリッドは革新的な代替パワートレイン
  • ボッシュはその最初のサプライヤーとしてエンジンオブザイヤー賞を受賞
  • ボッシュは自動車技術の進歩を今後もけん引

ボッシュは、油圧式ハイブリッドの開発が高く評価され、インターナショナル・エンジンオブザイヤー賞を授与されました。このパワートレインは、従来からの内燃機関に、窒素ガスを充填したプレッシャーアキュムレーターと油圧コンポーネントを組み合わせたシステムです。ボッシュでその開発に当たったプロジェクトチームの2人のリーダーの1人、Frank Linkenheilはこう述べます。「油圧式ハイブリッドは、代替パワートレインの有力な選択肢です。その最初のサプライヤーとしてこの賞が授与されたことを、私たちは大変誇りに思っています」。この賞は、交通技術専門誌の出版社であるUKIP Media and Eventsが毎年主催しているもので、今年選考に当たったのは、36カ国、78人の有力自動車ジャーナリストを中核とした審査員団です。なお、今年から「エンジンオブザイヤー賞」にサプライヤー部門賞が創設されました。賞の発起人の1人であるDean Slavinch氏は、油圧式ハイブリッドについて、過去12カ月中になされた卓越した技術革新の1つであると高く評価しました。

ボッシュがフランスのPSAプジョーシトロエンと共同開発した画期的なパワートレインは、空圧式プレッシャーアキュムレーターを採用した世界初の油圧式ハイブリッドドライブです。このパワートレインは、素早く蓄圧でき、減速時に失われる運動エネルギーを非常に効率的に回生することができます。市街地走行でこのシステムを使用すると、燃費が最大45%向上し、CO2排出量も大幅に抑えることができます。システムはもともとコンパクトカー向けに開発されたものですが、それ以外のクラスの乗用車や市街地の物流を担う業務用配達車など、スタート・ストップを頻繁に繰り返す車両にも適しています。

中国向けのラジオ・ナビゲーションシステムを記録的短期間で開発

インターナショナル・エンジンオブザイヤー賞とは別に、ボッシュは315 CNラジオナビゲーションシステム(RNS)でオートモーティブ・インテリアズ・エクスポ賞を獲得しました。この賞でも、受賞者の選考は著名ジャーナリスト陣が務めています。ボッシュのこのラジオ・ナビゲーションシステムは、中国で販売されるフォルクスワーゲン車に装備されています。その関係で、装置は中国の顧客のニーズに合わせて調整されました。たとえば、中国では大型スクリーンが特に好まれるため、RNS 315 CNのディスプレイはコストパフォーマンスに優れるエントリーモデルとして、小型タブレット並みの6.5インチを採用しています。このシステムは、驚くほどの短期間で開発が進められました。最初のアイデアが生まれてから初回の納入までに費やした期間は1年半で、しかもその間に2万5,000字以上の中国文字をプログラムする必要がありました。さらに装置の検索アルゴリズムも最適化され、中国全土数百万カ所の座標情報をわずかな時間で閲覧できるようになっています。

ロバート・ボッシュGmbHは、これからも自動車技術の開発活動に尽力していきます。内燃機関の改良と油圧式ハイブリッドをはじめとした画期的なパワートレインの供給に継続的に取り組むだけでなく、電気自動車用の代替パワートレインや高効率の補機の開発も進めていく予定です。ボッシュのエンジニアはまた、自動運転技術や洗練されたマルチメディアソリューション、ユーザーフレンドリーなインターフェースの開発も重視しています。

広報担当窓口:
Florian Flaig、Tel:+49 711 811-6282

自動車機器テクノロジーセクターはボッシュ・グループ最大の事業セクターです。2012年の売上高は 31.1 億ユーロで総売上高の約59%を占めています。自動車機器テクノロジーの売上により、ボッシュ・グループはリーディング・サプライヤーのポジションを確立しています。
全世界において約177,000人の自動車機器テクノロジーセクターの従業員が、内燃機関用噴射技術、代替駆動コンセプト、効率的そしてネットワーク化されたパワーワトレイン周辺機器、アクティブ/パッシブセーフティシステム、運転支援/コンフォート機能、ユーザーに優しいインフォテインメント技術やCar-to- CarおよびCar2Xコミュニケーションとコンセプト、オートモーティブアフターマーケット向けのサービスや技術という7つの事業分野で働いています。
ボッシュ・グループは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)、ディーゼルシステム用コモンレールなどの重要な革新的自動車技術にも対応しています。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。2012年度の従業員数は約30万6,000人、売上高は525億ユーロを計上しています。また2013年初めからは、自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制に移行しました。
ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社約360社、世界約50カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加えると、世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤です。
ボッシュでは2012年に約48億ユーロもの金額を研究開発に投じ、さらに全世界では4,800件以上の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。私たちは革新的で有益なソリューションを提供し、そのすべての製品とサービスを通して、人々を魅了し、人々の生活の質を向上させることを目的にしています。この方針に基づき、ボッシュは全世界において人と社会に役立つ革新のテクノロジーを提供し続けていきます。それこそが「Invented for life」です。

さらに詳しい情報は
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英文)
を参照してください。


このプレスリリースは2013年6月6日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>