経営情報 Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

未来の工場
ボッシュは省エネモデル工場を目指すetaプロジェクトのパートナー
ダルムシュタット工科大学と共同研究プロジェクトを推進

  • 目標:エネルギー消費量を最大40%削減
  • ボッシュはインフラ面でのサポートとノウハウを提供
  • 多くの分野で省エネに取り組むボッシュ

ダルムシュタット – ボッシュは「eta factory」の産業パートナー兼研究パートナーです。この「eta factory」は、ダルムシュタット工科大学が主導する「学際的技術と応用研究のための省エネ工場」プロジェクトで、工業生産におけるエネルギー消費を一段と削減し、効率化することを目指しています。プロジェクトのメンバーは、エネルギー消費量を最大で40%削減できると考えており、このことを検証するために、研究者とユーザーは「eta factory」のエネルギー効率を実際に近い条件下で最適化を図っていきます。また、この研究用のモデル工場が、ダルムシュタット工科大学のキャンパスに設置されることになっています。このプロジェクトで特筆すべき点は、エネルギー消費量の削減に向けた学際的なアプローチで、工場建屋や技術インフラ、生産設備といったあらゆるサブシステムを一体として捉え、エネルギー必要量の最適化を目指すことです。

新しいエネルギーへ移行
「各製造ラインや、屋根、建屋の外観といった周辺部のエネルギー必要量のネットワーク化には、大きなポテンシャルが秘められています。私たちがeta研究プロジェクトに参加する大きな理由は、その総合的アプローチに魅力を感じているからです」と述べるのは、ロバート・ボッシュGmbH取締役会メンバーとして製造コーディネートと環境保護を担当するヴェルナー・シュトルトです。シュトルトはさらに、「エネルギーを使わない、あるいは効率的に利用することが、代替エネルギーに移行する最善の道であることに変わりはありません」と語りました。このプロジェクトでは、ボッシュの子会社であるBosch RexrothとBosch Thermotechnikが専門知識とプロセス関連のノウハウのほかに、技術インフラにも貢献することになっており、たとえばBosch Rexrothは工場に生産ラインを提供する予定です。またBosch Thermotechnikは、ORC(有機ランキンサイクル)システムを含むサポートを提供するかたちでプロジェクトに参加しています。

ボッシュ:さまざまな分野で省エネに取り組む
産業は、2番目に多くエネルギーを消費している部門です。そこでボッシュは、自社の生産設備のエネルギー効率の改善に力を注いでいます。例えばドイツのホンブルクの拠点では、ボッシュのエネルギーエキスパートが、大量のエネルギーを使う洗浄システムのエネルギー消費量の最適化を図りました。この体系的なアプローチは高く評価され、ホンブルク拠点は6月初旬にドイツアイデア賞を受賞することになりました。また、Bosch Rexrothはお客さまに省エネコンサルティングを行っています。Rexroth 4EE(4EEは「for energy efficiency(エネルギー効率のために)」の略)は、生産設備を最適化するための総合的なアプローチとなるもので、生産プロセスの各段階だけでなく、製造工程全体でエネルギー利用の最適化を図ります。さらに、Bosch ThermotechnikのORCシステムは、etaプロジェクトの焦点の1つである廃熱を有効利用するテクノロジーを提供しています。

ボッシュ・グループ:2020年までに20%削減
第2次産業は、世界のエネルギー全体の30%以上を消費しています。そこでボッシュ・グループは、2020年までに生産拠点から排出されるCO2排出量を、2007年比で20%削減するという目標を立てています。つまり、そのためにエネルギー効率を20%改善する必要があるということです。ボッシュは、世界各地、約260カ所に展開する拠点の半数以上において、これまでにISO 14001に基づく環境マネジメントの認証を得ています。より詳しい情報はwww.csr.bosch.comでご覧いただけます。

eta factoryについて
省エネモデル工場を目指すetaプロジェクトには、2つの大学、3つの研究機関と12の企業が参加しています。このプロジェクトでは、ダルムシュタット工科大学の生産管理・技術・工作機械研究所がプロジェクトを学術面で主導しており、ドイツ連邦経済技術省、ヘッセン州と産業界から財政的な支援を受けています。プロジェクトの実施期間は今のところ、4年を予定しています。プロジェクトの成果は、若手科学者の育成に役立てられるほか、産業協議会を通じて、成果が未来の省エネ工場のプランニングにも活かされることになっています。eta factoryに関する詳細情報についてはwww.eta-fabrik.deをご覧ください。

動画:
こちらから、モデル工場の動画がご覧いただけます。
bit.ly/10V5lug
広報担当窓口:
René Ziegler、Tel: +49 711 811-7639

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。2012年度の従業員数は約30万6,000人、売上高は525億ユーロを計上しています。また2013年初めからは、自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制に移行しました。
ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社約360社、世界約50カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加えると、世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤です。
ボッシュでは2012年に約48億ユーロもの金額を研究開発に投じ、さらに全世界では4,800件以上の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。私たちは革新的で有益なソリューションを提供し、そのすべての製品とサービスを通して、人々を魅了し、人々の生活の質を向上させることを目的にしています。この方針に基づき、ボッシュは全世界において人と社会に役立つ革新のテクノロジーを提供し続けていきます。それこそが「Invented for life」です。

ボッシュの起源は、1886年に創業者ロバート・ボッシュ(1861~1942)がシュトゥットガルトに設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッシュ・グループの財務上の独立性と企業としての自立性を保証するものです。「株主(利益配当)」と「経営(議決権)」が完全に分離した企業形態によって、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができるのです。ロバート・ボッシュGmbHの株式の大半は非営利組織である公益法人「ロバート・ボッシュ財団」(持株比率92%、議決権なし)が保有しています。議決権の大部分は株主の事業機能実行機関である共同経営者会「ロバート・ボッシュ工業信託合資会社」が保有しています。残りの株式と議決権は創業家であるボッシュ家とロバート・ボッシュGmbHが保有しています。

さらに詳しい情報は
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英文)
を参照してください。


このプレスリリースは2013年6月11日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>