経営情報 Robert Bosch GmbH のプレスリリース(日本語訳)

効率化と環境問題へのボッシュの取り組みが高く評価
2013年度のLean & Green Efficiency Awardをダブル受賞
互恵関係にある経済と環境

  • フォイヤバッハ工場(シュトゥットガルト)とホンブルク工場でのダブル受賞
  • プロセス効率とエネルギー効率は競争上の確かな強み
  • ボッシュ・グループ:2020年までにCO2排出量を20%削減

シュトゥットガルト – ボッシュは2013年度に2つのLean & Green Efficiency Awardを獲得しました。ボッシュの製造拠点であるドイツのフォイヤバッハ工場(シュトゥットガルト)とホンブルク工場が、「自動車機器テクノロジー/OEM」部門で首位に輝いたのです。どちらの拠点も首位に選出されるのは2回目となりますが、その優れた実績が審査員に特に感銘を与えました。Lean & Green Efficiency Awardは、環境保護と資源保全に関する優れた手法に対して授与される賞で、製品開発における環境保護への取り組みだけを単独で評価するのではなく、製造工程の流れの中で、いかにプロセス効率と効率化の原則に則ってエネルギー問題や環境保護に取り組んでいるかが評価されます。ロバート・ボッシュGmbHの取締役会メンバーを務め、生産システムと環境保護を統括するヴェルナー・シュトルト(Werner Struth)はこう述べます。「今回のダブル受賞は、経済問題と環境問題は本来非常に両立させやすいものであるという当社の信念を改めて強調する結果となりました。それどころか、この2つは互恵的な関係にあると言えます。エネルギー効率を向上させることは、環境保護につながるだけでなく、自社の競争力も高めてくれるからです」

受賞したフォイヤバッハ工場(シュトゥットガルト):廃棄物の分別

「私たちの工場は、廃棄物の管理を徹底しています。ボッシュの生産システムの原則を導入してからすでに10年以上になりますが、当初から生産工程や物流工程から出る廃棄物を体系的に分別しています」と、フォイヤバッハ工場の技術部長を務めるAndreas Wolfは説明します。「近頃は、同じように体系的かつ細心の注意を払いながら、エネルギーのムダの削減に集中的に取り組んでいます」。こうした努力により、フォイヤバッハ工場のエネルギー消費量は2007年から40%以上抑えられています。

同じ期間で、CO2排出量全体のほぼ半数の削減に成功し、CO2の相対排出量(付加価値比)は10%以上削減しました。たとえば製造機械の停止をムダなく計画的に行えば、年間で3,200世帯分をまかなえるだけのエネルギー量を節約することができます。

受賞したホンブルク工場:エネルギーバリューストリームが成功のカギ

ホンブルク工場で技術部長を務めるThomas Gönnerはこう説明します。「私たちの工場では、生産工程の最適化と同じ手法でエネルギー効率の向上に取り組みました。このことは、私たちが資源のムダの排除をいかに重視しているかを物語っていると言えるでしょう。結果的に、私たちが取った体系的な手法は大きな成果をもたらしてくれました」。エネルギーバリューストリームは、ディーゼル噴射ポンプの製造工程の各段階で消費されるエネルギーの算出に使われています。「このエネルギーバリューストリームが、削減方法の透明性の確保にも役立ちました。そしてこれが、エネルギー効率をアップさせる秘訣となっています」(Gönner)。同工場は2000年早々から、さまざまなエネルギー節約対策に取り組んできました。Gönnerと従業員が一丸となってクリーニングシステムの最適化をエネルギー効率アップにつなげようとする取り組みは、エネルギー消費量を2007年からさらに16%節減するという成果をもたらしました。クリーニングシステムを最適化したことで、結果的にエネルギー消費量を約20%削減でき、ホンブルク工場全体で毎年約1,400世帯をまかなうのに十分なほどのエネルギー節減につなげることができました。

ボッシュ・グループ:2020年までに20%削減

産業界は世界のエネルギー全体の30%以上を消費しています。
そこで、ボッシュ・グループは2020年までにCO2排出量を、2007年比で20%削減するという目標を立てています。つまり、そのためにエネルギー効率を20%改善する必要があるということです。ボッシュは、グリッドベースによるエネルギー供給体制に加え、ドイツ国内をはじめとした拠点で水力発電や太陽光発電などの再生可能なエネルギー源からエネルギーを生成しています。製造工場と自家発電所のエネルギー効率を向上させることで、エネルギー供給システムの全体的な効率化を図っているほか、「エネルギー体験」、「エネルギースクール」、「エネルギーデイ」といったトレーニングイベントを通じて、エネルギー効率に関する従業員の意識改革にも力を入れています。テクノロジーとサービスのサプライヤーとして、世界中に広がる約260のボッシュの拠点の半数以上が、環境マネジメントシステムのグローバルスタンダードであるISO 14001の認証を取得しています。

Lean & Green Efficiency Awardについて

2013年度のLean & Green Efficiency Awardは11月初旬にLean & Greenサミットで発表されます。この賞は「グループ」、「OEM」、「SME」の部門に分かれています。各賞はそれぞれ自動車業界と機械製造業界の双方から選出され、特に優れた業績をあげた団体には特別賞も用意されています。同賞の審査員は科学分野と産業分野から選ばれ、中立の立場から選考を行っています。

報道関係対応窓口:
René Ziegler、電話: +49 711 811-7639

ボッシュ・グループ概要 The Bosch Group at a Glance

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。2012年度の従業員数は約30万6,000人、売上高は525億ユーロを計上しています。また2013年初めからは、自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制に移行しました。
ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社約360社、世界約50カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加えると、世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤です。
ボッシュでは2012年に約48億ユーロもの金額を研究開発に投じ、さらに全世界では4,800件以上の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。私たちは革新的で有益なソリューションを提供し、そのすべての製品とサービスを通して、人々を魅了し、人々の生活の質を向上させることを目的にしています。この方針に基づき、ボッシュは全世界において人と社会に役立つ革新のテクノロジーを提供し続けていきます。それこそが「Invented for life」です。

ボッシュの起源は、1886年に創業者ロバート・ボッシュ(1861~1942)がシュトゥットガルトに設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッシュ・グループの財務上の独立性と企業としての自立性を保証するものです。「株主(利益配当)」と「経営(議決権)」が完全に分離した企業形態によって、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができるのです。ロバート・ボッシュGmbHの株式の大半は非営利組織である公益法人「ロバート・ボッシュ財団」(持株比率92%、議決権なし)が保有しています。議決権の大部分は株主の事業機能実行機関である共同経営者会「ロバート・ボッシュ工業信託合資会社」が保有しています。残りの株式と議決権は創業家であるボッシュ家とロバート・ボッシュGmbHが保有しています。

さらに詳しい情報は
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英文)
twitter.com/BoschPresse/ ボッシュ・プレスツイッター(英文)
を参照してください。


このプレスリリースは2013年7月23日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>