第41回 東京モーターショー 2009

第41回 東京モーターショー 2009

環境に優しいボッシュのナビゲーション
ナビゲーターと燃費節約機能が1つのデバイスに
環境保護に重点をおいた「エコルート」

  • 距離と時間のバランス
  • ルート計算にルートプロファイルを導入
  • 車両固有のデータとドライバーの挙動を考慮

燃費を最適化したドライブ、それがボッシュの目指す新しいルート提案です。最速ルートや最短ルートに加え、オプションで「エコルート」の選択ができるようになっています。ボッシュは、エコロジーかつエコノミーという点を考慮して最善のルートを選択するシステムを、すでに日系メーカーの複数の車両に供給しています。将来的には、車両やドライバー固有のデータを分析し、燃料の消費が最も少なくて済むよう割り出されたルートも選択できるようになります。

距離と時間のバランス

このナビゲーションシステムでは、ドライバーが複数のルートオプションからルート選択することが可能です。ルート割り出しに使うルートオプションが1つだけだった場合、割り出し結果がたまに極端な特性を示してしまうことがあります。例えば最短ルートについては、市町村を通り抜ける国道や地方道に偏る傾向があります。こういった道路では平均速度がわりと遅くなってしまいますし、スタート/ストップが頻繁になるために、エネルギー消費が大きくなって燃費効率が悪くなります。反対に最短ルートでは、交差点の少ない高速道路や幹線道路、バイパス道路などが選ばれやすく、実際の走行距離は長くなってしまいます。このような観点から、ボッシュのシステムは大きく前進しました。時間と距離を比較検討し、通過する市町村や交差点などの道路特性を評価し、最も環境に優しく同時に最も経済的なルートを割りだすのです。

最適ルートで燃料費節約

ボッシュ・ カー・マルチメディア事業部のエンジニアにとって、開発の次のステップは車両固有のデータとドライバーの挙動によってプロファイルを定義し、この方法をさらに改善することです。現在走行中のルートに必要な燃料に加えて、予測される加速プロセスで必要となる燃料を計算するために、車両メーカーやモデルなどのパラメータ(寸法や重量、平均燃費、走行設定など)やドライバーの走行スタイルも考慮に入れます。ドライバーが「スポーティ」な走りを好んで頻繁に加速するのか、あるいは推奨された制限速度を厳格に守って交通状況の中で控えめに運転するのかなどのデータが処理され、最適なエコルートの割り出しに使用されます。

ドライビング挙動で環境保護に貢献

これまで述べてきたとおり、ルート・プロファイルと既知の道路特性に関するデータに加えて、車両プロファイルとドライビング挙動も、燃費を最適化するエコルートの割り出しにあたって考慮されます。その結果、ルート・プロファイル、車両タイプ、運転スタイルをベースに、個人に合わせたルートが提案されます。ボッシュ内部で行った調査では、これによって燃費を7%低減でき、ドライバーは、燃料使用量も CO2 排出量も少なくて済む最もエコノミーでエコロジーなエコルートで、選択した目的地に到着することができるのです。

広報担当窓口:
ボッシュ(株) コーポレートコミュニケーション室
セクション・マネージャー 長崎 雅男
TEL:03-5485-3393

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。
自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財・建築関連テクノロジーの3つのセクターから成るボッシュの2008年度の従業員数は28万名以上、売上高は約451億ユーロ(約6兆8,740億円)*に達しています。
ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュ GmbH およびその子会社 300社超と、世界の約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されています。販売、サービス代理店のネットワークを加えると、ボッシュは世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、私たちのさらなる成長の基盤です。ボッシュは毎年、研究開発費として35億ユーロ以上を投資しており、全世界で3,000件以上もの国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。ボッシュはすべての製品とサービスにおいて革新的で有益なソリューションを提供することによって人々の生活の質(Quality of Life)を向上させ、循環型の持続的環境社会(Sustainable society)の創出に寄与していきます。

ボッシュの起源は、1886 年に創業者ロバート・ボッシュ (1861~1942)が設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュ GmbH の株式の大半は非営利組織である公益法人「ロバート・ボッシュ財団」(持株比率92%、議決権なし)が保有しています。議決権の大半は、株主の事業機能実行機関である共同経営者会「ロバート・ボッシュ工業信託合資会社」(議決権 93%)が保有しています。残りの株式と議決権はボッシュ家(持株比率 7%、議決権 7%)とロバート・ボッシュ GmbH (持株比率1%、議決権なし)が保有しています。
ロバート・ボッシュ GmbH の独自の株主構造は、ボッシュ・グループの財務上の独立性と企業としての自立性を保証するものです。「株主(利益配当)」と「経営(議決権)」が完全に分離した、この企業形態によって、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができるのです。

* 2008年度ボッシュ年間平均レート:152.32578円=1ユーロ

さらに詳しい情報は www.bosch.com ボッシュ・ワールドワイドのウェブサイトを参照してください。


このプレスリリースは2009年09月に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>