第41回 東京モーターショー 2009

第41回 東京モーターショー 2009

ボッシュのマルチメディア・レファレンス・システム
インフォテインメント・システムの新世代
二重構造が最高の操作安全性を実現

  • レファレンス・システムが安定した自動車環境を生み出す
  • 最新のマルチメディア機能をすばやく適用
  • 先進的アプリケーション向きの Linux ベースのシステム

ボッシュは今年のフランクフルト国際モーターショー(IAA)に新開発製品を出品しました。カー・マルチメディア事業部が紹介したのはマルチメディア・レファレンス・システムの試作品ですが、これは初の Linux ベースのマルチメディア環境で、Intel プロセッサを使用しているものです。次世代のシステムでは、市場に出回っている従来のシステムと比べて最新のマルチメディア・アプリケーションがより簡単に低価格で統合できるようになります。これまで必要だった複雑なポーティングは不要になり、新しいマルチメディア・アプリケーションを今までよりも早く導入することができます。

最新世代の二重構造

家電分野の最新アプリケーションを自動車に導入するため、車両の構造や演算性能、車内通信技術の安全性などへの要求は高まり続けています。そこでボッシュは、新しいレファレンス・システムで革新的なソリューションを提案します。このシステムの特徴は、自動車とマルチメディアのサブシステムを厳密に分離したことです。エリアを厳密に分けたことで、車両内でのすべての電子機器を同時に、安全に操作できるようになっています。ナビゲーションやラジオといった、いつでも利用できるような車両関連機能のほか、MP3 プレイヤーや携帯電話、コンピューターゲームやビデオシステムなど、運転には関係のない統合マルチメディア・アプリケーションも搭載されています。技術的な実装は最新のチップをベースにしており、これがマルチメディア・サブシステムを制御します。データの安全性と信頼性は統合ファイアウォールが確保し、あらゆる外部インターフェースからシステムを保護します。

乗員用の最新通信チャネル

この新しい構造のおかげで、車両は最高レベルの操作安全性を保証されると同時に、娯楽や通信技術用の最新デバイスを接続することができるようになりました。システムには、娯楽用のマルチメディアとしてインターネットブラウザやアプリケーションがインストールされており、YouTube や GoogleEarth、Last.FM などのサービスにアクセスすることも可能です。Eメールへのアクセスもパッケージ・ソフトの機能のひとつで、文書閲覧ソフトとして PDF や Excel、Word、PowerPoint などさまざまな形式の文書ファイルも閲覧することができます。映画や音楽ファイルを再生したり保存したりすることも可能です。7インチの LCD ディスプレイは、魅力的なデザインのタッチスクリーン式ユーザーインターフェースを備えており、ユーザーは感じたままに気軽に操作ができるのです。

ドライバーとカーメーカーにとっての二重構造の利点

既存の Linux アプリケーションを採用したことによって迅速な製品化が可能になり、最新のマルチメディア・アプリケーションもすぐに統合できるようになったため、ドライバーは車内でも最新の技術を使うことができます。このシステム構造は、標準車両からプレミアム車両までのニーズに幅広く対応できるという拡張性が特徴です。自動車環境内の周辺構成要素の統合オプションも費用効率が高くなっています。このレファレンス・システムの試作品の登場で、次世代にドライバー・インフォメーション・システムを実現するという目標には大幅に近づけたといえるでしょう。

広報担当窓口:
ボッシュ(株) コーポレートコミュニケーション室
セクション・マネージャー 長崎 雅男
TEL:03-5485-3393

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。
自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財・建築関連テクノロジーの3つのセクターから成るボッシュの2008年度の従業員数は28万名以上、売上高は約451億ユーロ(約6兆8,740億円)*に達しています。
ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュ GmbH およびその子会社 300社超と、世界の約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されています。販売、サービス代理店のネットワークを加えると、ボッシュは世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、私たちのさらなる成長の基盤です。ボッシュは毎年、研究開発費として35億ユーロ以上を投資しており、全世界で3,000件以上もの国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。ボッシュはすべての製品とサービスにおいて革新的で有益なソリューションを提供することによって人々の生活の質(Quality of Life)を向上させ、循環型の持続的環境社会(Sustainable society)の創出に寄与していきます。

ボッシュの起源は、1886 年に創業者ロバート・ボッシュ (1861~1942)が設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュ GmbH の株式の大半は非営利組織である公益法人「ロバート・ボッシュ財団」(持株比率92%、議決権なし)が保有しています。議決権の大半は、株主の事業機能実行機関である共同経営者会「ロバート・ボッシュ工業信託合資会社」(議決権 93%)が保有しています。残りの株式と議決権はボッシュ家(持株比率 7%、議決権 7%)とロバート・ボッシュ GmbH (持株比率1%、議決権なし)が保有しています。
ロバート・ボッシュ GmbH の独自の株主構造は、ボッシュ・グループの財務上の独立性と企業としての自立性を保証するものです。「株主(利益配当)」と「経営(議決権)」が完全に分離した、この企業形態によって、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができるのです。

* 2008年度ボッシュ年間平均レート:152.32578円=1ユーロ

さらに詳しい情報は www.bosch.com ボッシュ・ワールドワイドのウェブサイトを参照してください。


このプレスリリースは2009年09月に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>