第42回 東京モーターショー 2011

第2世代のパーキングスペース計測システム
ボッシュの技術で車庫入れも簡単
ドライバーの負担をさらに軽減

  • 第2世代の量産開始は2012年末を予定
  • アシスタント機能が障害物を検知
  • 長期目標:全自動によるパーキング

駐車とそのための車両操作を行う際、事故がよく起こります。アリアンツ技術センター(AZT)の事故データに基づいてボッシュが事故を調査したところ、ドイツで発生した物損事故の半数が駐車時のへこみや傷であることがわかってきました。最近の 車両は流線形のデザインのものが増えたため、ドライバーが誤認しやすく、 リスクはなかなか減少しません。そうした中でドライバーの力となるのが、パークパイロットやパーキング・アシスタント・システムのような超音波システムです。そして、ボッシュはこの分野におけるトップ・サプライヤーとなっています。

第2世代のパーキングスペース計測システム -
新しい機能でよりインテリジェントに、より安全に、そしてよりスピーディーにこのほどボッシュは第 2 世代のパーキングスペース計測システムを発表しました。 このシステムでは、すでによく知られている縦列駐車機能がさらに改善されている ほか、半自動で自律的に駐車スペースを計測して(車両全長より 80 cm長ければ 駐車可)アシスタントが操舵を行うため、ドライバーは交通状況を確認しながら アクセルペダルやブレーキペダル、シフトレバーを操作するだけですむようになっています。

新しいシステムエレクトロニクスは駐車スペースから出るときにもドライバーを支援します。パークアウト・アシスタントはステアリングを動かして操車し、前後の車両にぶつかることなく安全に出られるよう駐車スペース内で車を前後に動かして位置を定めます。そして、ドライバーはこのプロセス中に交通状況を確認しながらシステムの指示に従ってアクセルペダルやブレーキペダルを操作します。

さらに、新しい機能としてバック駐車アシスタントが加わりました。これは車線に対して直角に設置された駐車スペースに駐車するためのシステムです。駐車スペースの横を走り抜ける際、車両側面に取り付けられた超音波センサーが周囲を計測し、 コントロールユニットが適切な駐車スペースであるかどうかを検知します。次にエレクトロニクスが最も効率的な操舵を計算して駐車スペースまでのコース上に車両を進め、ドライバーはアクセル、ブレーキ、シフト操作で駐車動作を制御します。

地下駐車場などで車体を損傷すると修理費用がかさむものですが、そのような事態を防止してくれるのがサイド・ディスタンス・ワーニング機能です。側面に取り付けられたパーキングスペース計測システム用の超音波センサーを使用して、エレクトロニクスが手すりや支柱、壁、車止めなどの障害物の横を通りすぎる際にそれを検知します。その際、エレクトロニクスは障害物の位置を記憶しながら、同時に車両の進路を監視します。計算した予測進路で先ほど認識した障害物と衝突しかねないと判断すると システムがドライバーに警告しますが、この警告は障害物が超音波センサーの検知 範囲にない場合にも行われます。

なお、第 2 世代のボッシュ・パーキングスペース計測システムが量産車に初めて導入されるのは 2012年末頃と予定されています。

次のステップで自動駐車機能に

ボッシュの開発者たちは、未来のアシスタント・システムがより安全・快適でインテリ ジェントに駐車するためのさまざまなアイデアを持っています。彼らが今開発を進めている全自動パーキングでは、ドライバーが行うのは目の前で起こっていることを確認するだけで、ドライバーに代わってエレクトロニクスが操舵、アクセル操作、ブレーキ操作、シフト操作を行います。また、将来はこのシステムで斜め駐車もできるようになります。もちろん開発者はさらにその先を見ており、ドライバーが車を降りてボタンを押すだけで、車が自ら全自動で狭いすき間に入って駐車を完了させるアシスタントなどを考えています。

広報担当窓口:
Thomas Knoll
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ボッシュ・グループ概要 The Bosch Group at a Glance

自動車機器テクノロジーセクターはボッシュ・グループ最大の事業セクターです。2010年の売上高は 281 億ユーロで総売上高の約59%を占めています。自動車機器テクノロジーにより、ボッシュ・グループはリーディング・サプライヤーのひとつになっています。全世界の約167,000人の自動車機器テクノロジーセクターの従業員が、内燃機関用噴射技術、パワーワトレイン周辺機器、 代替駆動コンセプト、アクティブ/パッシブセーフティシステム、ドライバーアシスタンス/コンフォート機能、車載情報通信システム、オートモーティブアフターマーケット向けのサービスや技術という7つの事業分野で働いています。ボッシュ・グループは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC、ディーゼルシステム用コモンレールなどの重要な自動車技術の革新にも対応しています。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財・建築関連テクノロジーの3つのセクターから成るボッシュの2010年度の売上高は約473億ユーロ、従業員数は28万人以上です。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHおよびその 子会社 300社超と、世界の60カ国以上にあるドイツ国外の現地法人で構成されています。販売、サービス代理店のネットワークを加えると、ボッシュは世界の約 150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、私たちのさらなる成長の基盤です。ボッシュは2010年、研究 開発費として約40億ユーロを投資し、全世界で3,800件以上もの国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。
ボッシュはすべての製品とサービスにおいて革新的で有益なソリューションを提供することによって、人々の生活の質(Quality of Life)を向上させ、循環型の持続的環境社会(Sustainable society)の創出に寄与していきます。

さらに詳しい情報は
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英文)および
www.125.bosch.com ボッシュ創業125周年記念サイト
を参照してください。


このプレスリリースは2011年9月13日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>