第42回 東京モーターショー 2011

Bosch Mahle Turbo Systems - 市場参入前にすでに年間100万個のターボチャージャー供給契約を獲得

シュトゥットガルト、2011年9月 - エンジンのダウンサイジング化は自動車業界のトレンドとなりつつあります。気筒数と総排気量を抑えながら、高いトルクと出力を実現するダウンサイジングは、ますます高まる低排出ガス・低燃費車への要求に応えるための重要なベースとなっています。その際、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの両方で中心的な役割を担うのが、ターボチャージャーです。

マーケティングの専門家たちはターボチャージャーを搭載した2~3気筒エンジンが2016年までに倍増し、高性能な4気筒エンジンは20%増の2,000万台に達すると見込んでいます。乗用車用ディーゼルエンジンや小型・大型の商用車ではターボチャージャーがすでに幅広く採用されているのに対し、ガソリンエンジンにはまだ大きな成長の可能性があります。この点に関して、明確な見通しがあります。近い将来、カーメーカー各社がターボチャージャー搭載のガソリンエンジンを提供するようになり、ターボチャージャーの需要が130%以上増の1,200万個に伸びるというのです。

この躍進的な状況に対して、堅実かつ戦略的な地位にいるのが、Bosch Mahle Turbo Systemsです。設立間もないこの会社は市場参入前の時点ですでに大手メーカー6社と供給契約を締結することに成功し、契約に基づくターボチャージャーの生産個数は年間100万個以上にのぼります。「お客様からいただいている信頼は、最高の期待に応える高品質の製品を競争力のある価格で市場に提供しようとする私たちの努力が認められた証しです」と喜ぶのは、Bosch Mahle Turbo Systemsで製造・購買・品質管理部門を担当するAndreas Prang代表取締役です。

製品ラインナップには、出力範囲が45~220kWのガソリンエンジン用ウェイスト ゲート付きターボチャージャーや可変タービンジオメトリ方式(VTG)のものが含まれます。ディーゼルエンジンの製品ポートフォリオは乗用車から大型商用車に対応するものまで30~530kWに及び、その中には、タービンハウジングとエキゾーストマニホールドが組み合わされた、非常にコンパクトな仕様のターボチャージャーシステムもあります。「私たちの製品の特長は、設計から最初の試作品の製造、量産可能な高品質のターボチャージャーの実現に至るまで、継続して繰り返されるプロセスと品質重視の開発によるものです」と、この焦点を絞ったアプローチについて、開発・営業・財務部門を担当するMartin Knopf代表取締役は説明します。「だからこそ、私たちは品質・性能面で一切妥協することなく個別の顧客ニーズに迅速に対応できるのです」

Bosch Mahle Turbo Systemsは変換効率、耐久性、作動音の各項目の評価基準をとりわけ高く設定しています。それはその対象が、2気筒ガソリンエンジン、高効率・高性能な乗用車用4気筒ディーゼルエンジン、あるいは大型商用車用ディーゼルエンジン、あるいは究極のダウンサイジングコンセプトのエンジンのいずれの場合でも同様です。

ダウンサイジングエンジン用のターボチャージャーには、負荷状況がさまざまに変化しても完ぺきな動的挙動が必要とされており、そのためにはローターユニット、つまりインペラと排気ガスタービン付きシャフトの慣性モーメントを可能な限り低減しなくてはなりません。Bosch Mahle Turbo Systemsではこれを重量削減とベアリングフリクション低減で実現しました。そこへのこだわりが過度応答と燃費改善に効果をもたらしました。これらの特性を最終的に決定づけるのは、社内で開発されたシミュレーションツールで、事前に計算された給排気フローの効率向上と全体システムの最適化です。だからこそ、Bosch Mahle Turbo Systemsのターボチャージャーは最高の変換効率を実現することができるのです。

重要なコンポーネントであるローターとベアリングに新しい高精度の製造工程が導入されたことで、Bosch Mahle Turbo Systemsのターボチャージャーは耐久性と作動音に関してベンチマークを打ち立てることになりました。これに多大な貢献をしているのが、鋳造アルミニウムバーからフライス加工され、許容誤差を最小限に抑えられているコンプレッサーホイールです。製造品質が非常に高いため、コンプレッサーブレード間のエア量が均等となり、脈動騒音の発生を防ぐことができます。

ドイツのアルゴイ地方ブライヒャッハとオーストリアのザンクト・ミヒャエルにある2カ所の生産拠点には、数百万ユーロを投じた最新式の生産設備があります。同工場ではパイロット生産がすでにスタートしており、2012年始めの量産開始に向けて準備が着々と進められています。Bosch Mahle Turbo Systemsの従業員数は現在すでに200人を超えており、2013年には300人以上に増員される予定です。「私たちはさらなる成長を目指しており、多くの技術者の採用を積極的に行っています。創造力のある人材にとって、Bosch Mahle Turbo Systemsは大きなチャンスに満ちた企業です」(Martin Knopf代表取締役)。

Bosch Mahle Turbo Systemsは、内燃機関のトータルシステムに関する幅広い知識、エンジン部品やコンポーネントの開発と量産に関する優れたノウハウを有するボッシュとマーレの合弁会社で、乗用車/商用車用エンジンに搭載する排気ターボチャージャーシステムを開発しています。同社は2008年6月に設立され、現在200人以上の従業員を擁しています。

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このプレスリリースは2011年9月13日に Robert Bosch GmbH より発行されました。原文をご覧ください。>