ボッシュ(株)のプレスリリース

ボッシュ、汎用スキャンツール標準仕様機
新ユーザーインターフェイス「ESI [tronic] 2.0」を使用した
「GSTスタンダード」 「GSTスタンダードプラス」を発売

~スキャンツールの更なる普及を目指す~

ボッシュ株式会社 オートモーティブ アフターマーケット事業部(〒150-8360 東京都渋谷区渋谷3-6-7 取締役社長:織田秀明、以下ボッシュ)では、「汎用スキャンツール普及検討会」の検討結果を受けてより一層操作性を向上させた新ユーザーインターフェイス「ESI2.0」を使用した汎用スキャンツール標準仕様の「GSTスタンダード」「GSTスタンダードプラス」を1月31日より発売しました。

車両の電子化が高度化し車両故障診断にはスキャンツールの使用が不可欠となってきていますが、整備工場におけるスキャンツールの普及率は3割程度※と導入が進んでいないのが現状です。そのため、今般、スキャンツールの普及、新技術に対する研修の充実等を図るため、国土交通省により「汎用スキャンツール普及検討会」が設置されました。本検討会にて汎用スキャンツールの標準仕様またそれの普及促進策について検討を行い、23年4月に報告書を提出しました。この中で標準仕様については「汎用スキャンツール標準仕様等分科会」(事務局:(社)日本自動車機械器具工業会(以下JAMTA))において検討が行われ、弊社はJAMTAの代表メンバーの一社としてこの分科会に参加し、標準仕様決定にかかわる中心的な役割を担いました。

今回発売した「GSTスタンダード」「GSTスタンダードプラス」は汎用スキャンツール標準仕様の基本機能および拡張機能を具備したモデルです。「GSTスタンダード」はハードウェアをPCと有線接続する「KTS 530」とし、「GSTスタンダードプラス」はハードウェアにブルートゥース機能を備えた「KTS 540」とし、両モデルとも新規ユーザーの操作性を向上した新ユーザーインターフェイス「ESI [tronic] 2.0」を使用します。標準仕様の基本機能と拡張機能に加え、KTSシリーズのみの強みとして「拡張性の高いハードウェア」、「グローバルOBDII」および「輸入車の幅広いカバー率」等に対応しながら導入しやすい価格を実現しました。

また、トラブルシューティングマニュアル(以下SIS)を備えたモデルを「GSTアドバンス」「GSTアドバンスプラス」として設定。ハードウェアはスタンダード同様に「KTS 530」「KTS 540」を採用しながらソフトウェアにSISを付属させており、診断整備に精通し、複雑な故障診断に短時間での対応を要望する整備工場向けに設定いたしました。

なお、今回導入を開始する「ESI [tronic] 2.0」は、使用頻度の高い機能に絞ったアイコン設定、型式検索の拡張、コントロールユニット診断の簡素化など、従来のESI [tronic] (以下ESI Classic)と比較して容易で効率の高い使用を可能にし、直感的に利用できるインターフェースといたしました。

ボッシュは今回発売したモデル・ソフトウェアにより、スキャンツールの更なる普及を目指してまいります。

カーエレクトロニクスの進化とともに、つねに前進を続けるボッシュ。カーライフのベストサポーターを目指し、これからも革新を続けていきます。

※国道交通省「汎用スキャンツール普及検討会 報告書」2011年4月より

パッケージ内容

GSTスタンダード

ハードウェアソフトウェア契約の種類パッケージ品番希望小売価格(税別)
KTS 530ESI [tronic]
A(車両整備)+ SD(診断)
1年契約KTS1530S159,000円
4年契約KTS4530S277,000円

※汎用スキャンツール標準仕様+従来のKTSでの診断機能

GSTスタンダードプラス

ハードウェアソフトウェア契約の種類パッケージ品番希望小売価格(税別)
KTS 540ESI [tronic]
A(車両整備)+ SD(診断)
1年契約KTS1540S189,000円
4年契約KTS4540S307,000円

※汎用スキャンツール標準仕様+従来のKTSでの診断機能+ブルートゥース機能

GSTアドバンス

ハードウェアソフトウェア契約の種類パッケージ品番希望小売価格(税別)
KTS 530ESI [tronic]
A(車両整備)+ SD(診断)+ SIS
1年契約KTS1530Aオープン価格
4年契約KTS4530Aオープン価格

※汎用スキャンツール標準仕様+従来のKTSでの診断機能+SIS機能

GSTアドバンスプラス

ハードウェアソフトウェア契約の種類パッケージ品番希望小売価格(税別)
KTS 540ESI [tronic]
A(車両整備)+ SD(診断)+ SIS
1年契約KTS1540Aオープン価格
4年契約KTS4540Aオープン価格

※汎用スキャンツール標準仕様+従来のKTSでの診断機能+SIS機能+ブルートゥース機能

なお、「GSTアドバンス」「GSTアドバンスプラス」は従来のソフトウェアであるESI Classicが搭載されますが、本年10月以降、「ESI [tronic] 2.0」への無償アップグレードを実施いたします。

ESI [tronic] 2.0の特徴

使用頻度の高い機能に絞ったアイコン設定

使用状況別にアイコンを設定することで表示画面を簡素化させ、使いやすさを向上させました。また、使用頻度の低いものもESI Classicの画面にて選択が可能です。

型式検索の拡張

型式検索からワンクリックでコントロールユニット診断、トラブルシューティングマニュアルにリンク。ESI Classicにくらべ切り替え時間が大幅に短縮いたしました。

コントロールユニット診断の簡素化

使用状況別に新しく分類し、以下アイコンを設定いたしました。

- システム一覧:点検時に短時間で簡単に一括診断が可能
- 修理:故障診断に最適な従来の診断モード
- サービス業務:整備時に必要なサポート機能

SISの効率化

ESI Classicでは故障コード読み込みから故障コードに対するトラブルシューティング(SIS)参照まで10ステップかかっていましたが、ESI [tronic] 2.0では故障コードからの逆引きを可能にすることで、4ステップに短縮されました。これにより、コントロールユニット診断とSISの接続スピードが向上、診断作業の効率化により、従来の診断整備の効率も向上させました。

メンテナンスインフォタイプの効率化

メンテナンススケジュールからワンクリックでサービスリセットにリンク。メンテナンス作業の効率が向上します。

なお、ESI [tronic] 2.0の導入に伴い、ESI Classicへのサポートは2013年12月末日をもって終了する予定です。


クレジット表記および製品に関するお問い合わせ先
ボッシュ(株)オートモーティブ アフターマーケット事業部
TEL: 03-5485-6060(代表)
URL: http://www.bosch.co.jp/aa/

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