トップからのメッセージ

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環境問題対策をはじめグローバルな企業展開において、“人”を大切に考えて取り組んでいます。

自動車業界を取り巻く社会の動向について

2009年の東京モーターショーでは「クルマを楽しむ、地球と楽しむ」をテーマにさまざまなエコカーや未来の自動車技術が紹介されましたが、一番の課題は CO2 排出量の削減です。ボッシュ(株)は CO2 削減の商品開発に注力してきており、クリーンディーゼルを日本に浸透させる活動や安全に関する技術の紹介も地道に継続しています。日本の自動車メーカーは世界の自動車産業の中で着実な成長を遂げており、ボッシュ・グループとしてはコスト・品質・納期などすべての面において自動車メーカーから信頼されるパートナーとならなくては成長が望めません。また、「エネルギーを使う業界」から代替エネルギーなど「エネルギーをつくる業界」への転換もはかりながら、さらにボッシュらしさである技術力を発揮していきたいと思います。

ボッシュ・グループの目指す社会・企業像 「価値の創造-価値の共有」

自動車機器・産業機器・消費財という幅広い分野で、産業界をリードする技術とサービスを提供する企業として、「人々の生活の質を向上させるために、優れた技術とサービスを提供し続ける」役割を担っていると自負しています。その実現のために、国籍や文化の違いを超えて従業員が共通の価値観を持って一丸となっていこうという体制が、「価値の創造-価値の共有」です。これは製品に限ったことではありません。まず会社の中で従業員が会社の文化の価値を創造し共有することが大切であり、その結果として製品に「価値の創造-価値の共有」が結実するのです。価値の共有は共用ともいえます。他文化、異文化を共用し、時には衝突もありながら、それを乗り越えていくところに価値が生まれ共有できていきます。異なった価値を受け入れずに行動するとなかなか新しい創造ができません。「価値の創造-価値の共有」としていますが、創造と共有はどちらが先でもいい。異なった価値を共有することによってまた新しい価値を創造できる、そのような価値の共有の“円”を大切にしていきたいですね。

ボッシュ(株)
取締役社長
織田 秀明