ボッシュの商標: シンボル「アンカーマーク」

ボッシュのロゴ「アンカーマーク」は、飽くなきまで高品質を追求するボッシュの企業姿勢を象徴しています。
ボッシュの商標(trademark)である、ロゴタイプとシンボル「アンカーマーク」(Bosch Anker)のデザインは、持続性・継続性を基盤としています。若干の変遷を経ながらも、100年近く、ボッシュ・ブランドを象徴するその形は連綿と受け継がれています。
ボッシュのシンボル「アンカーマーク」はマグネトー式点火装置の断面図を表わしています。マグネトー式点火装置の中でトルクを生成するために回転する電機子=アーマチュア(armature)=アンカー(Anker 独)を円で囲んだものです。 「アンカーマーク」(Bosch anker)は、マグネトー式高圧点火装置の発明者であるゴットロープ・ホーノルト(Gottlob Honold)が1918年に原案をデザインしました。
1913年までにボッシュは世界5大陸に33拠点を置き、売上の88%をドイツ国外で達成するまでに事業を拡大していました。しかし、第一次世界大戦(1914~1918年)でのドイツ敗戦によって、ドイツ企業であるボッシュもまた、海外資産や特許(パテント)を没収され、ブランドという大きな経営資源を損なう苦難の時代がきました。社内外の「信頼」「信用」を再構築し、再び成長へ向かうためには、ブランドの再構築が急務でした。
1902年にダイムラー・エンジン社の4気筒エンジンに採用されたマグネトー式高圧点火装置(Hochapannungs-magnetzünder(独)、High-voltage magneto ignition system(英))を開発したゴットロープ・ホーノルトは、その頃には開発部門のトップとなっていました。彼のデスクの上にペーパーウェイトとして置かれていたマグネトー式点火装置のカットモデルが、この断面図を商標に用いるというアイデアに“火をつけた”のです。1921年以降、すべてのボッシュ製品にこの登録商標「アンカーマーク」が付与されています。
現在は、3D(三次元、立体的)デザインのシルバーの「アンカーマーク」と「BOSCH」ロゴタイプの組み合わせが、使用されています。
これは、私たちの競争力の優位性の基盤となる、高い品質、革新力、ダイナミクス、先進性を象徴するものです。
アンカーマークとロゴの変遷

Images

マグネトー式点火装置のカットモデル

ゴットロープ・ホーノルト(1876-1923)

ホーノルトの自筆デザイン画(1918)

