自動車機器テクノロジー

効率的かつパワフル:
DTMをボッシュのテクノロジーがサポート

  • ボッシュがDTM向けにコントロール ユニットおよびエンジン マネジメント ソフトウェアを開発
  • DTMに参戦する全車両が2014年もまたボッシュのエンジン マネジメントシステムおよびディスプレイを含む多数のコンポーネントを採用
  • モータースポーツと量産の間で知識を共有
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  • 2014/05/02
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プレスリリース

エンジンのうなり音、タイヤのきしむ音、フィニッシュ ラインまで高まり続ける興奮が満載のDTM(ドイツ ツーリング カー選手権)に出場する全車両には、今年も再びボッシュのテクノロジーが搭載されることになりました。エンジン コントロール ユニット、ディスプレイ、スターター、ジェネレーターなど、ボッシュの供給する部品すべてが、毎シーズン、何千マイルにもおよぶレースにおいて、振動、温度変化、急加速、急ブレーキングおよび、ピークパフォーマンスという、モータースポーツ特有の要求に応えられるのは、長年の経験が大いに活かされているからです。また、各コンポーネントには、大量生産から得られたノウハウも活かされています。「自動車開発の専門知識をモータースポーツの要求に合わせることで、最高の性能を発揮できるよう最適化されたコンポーネントをDTMに提供しています」とBosch Motorsportトップのクラウス・ボッチャーは説明しています。

モータースポーツと量産のためのテクノロジー
DTMのエンジン コントロール ユニットは大量生産モデルとは異なり、新たに開発された特注製品となっています。そのことは、ほこりや水の侵入も防ぐ外観の黒い耐熱性ハウジングを見ればよく分かります。これに装備される専用の端子は、サーキットで極度の振動にさらされても最適な伝導性を保ちます。「すべてのエンジン コントロール ユニットで最も大切なのは、エンジン マネジメント ソフトウェアです」とボッチャーは言います。量産モデルでは変更できないソフトウェアとは異なり、各チームはDTMレギュレーションの範囲内で、さまざまなエンジン パラメーターを自由に設定することができます。その中には、エンジン性能を最適化するために燃料噴射と点火のタイミングをミリ秒単位の精度で設定することも含まれます。ここで必要となる計算能力を担うのは、パワフルなプロセッサーとプリント基板上に収められた電気回路です。エアコンやクルーズ コントロールなど、量産のエンジン コントロール ユニットに見られるいくつかの機能は、DTMレーシング カーには必要ありません。DTM用のエンジン コントロール ユニットと量産車用とのもう1つの違いは、データを記録する機能です。DTMレーシング カーは、レース中にエンジンとシャシーに関するあらゆるデータを保存します。車両がピットに入ると、チームはこのデータを読み出して解析するなど、車両のポテンシャルアップのための重要な情報を得ることができるという仕組みになっています。

詳細なドライバー インフォメーション
DTMレーシングカー向けに開発されたもう1つのコンポーネントが、専用ディスプレイです。レギュレーションにより、どのチームも同じ標準ディスプレイを使用しなくてはなりませんが、実際に各ドライバーが目にするものは異なります。すべてのドライバーは最大12種類のプログラム可能なページ ビューをレース中に呼び出し、関連するあらゆる車両データを確認することができます。ディスプレイの場合も、カギとなるのはソフトウェアです。このユニットに使われるソフトウェアは量産モデル向けのものとは異なり、各ページ固有の情報をそれぞれのチームが自由に設定できるようになっており、コックピットに座るドライバーはボタンを押すだけでディスプレイ上のページを切り替えることができます。

Bosch Motorsportはその他にも、スターター、ジェネレーター、ワイヤ ハーネス、ウィンドシールドワイパー ダイレクト ドライブ、パワーボックスなど、さまざまな種類のコンポーネントをDTM参戦車両に提供しています。さらに、各チームは標準コンポーネント以外にも、Bosch Motorsportのセンサー、イグニッション コンポーネント、インジェクターなどを使用しています。こうしたコンポーネントはすべて、量産技術をベースにしながら、モータースポーツの厳しい要求に合わせて最適化されています。「こうした作業は、ボッシュの工場のプロトタイプ部門と密接に協力しながら進めています。こうした努力があってこそ、各チームは各コンポーネントにおいて自動車部品のトップ サプライヤーからノウハウを享受することができるのです」とボッチャーは言います。これとは別に、モータースポーツ用のコンポーネントで得られた耐久性と耐用年数に関する情報は、量産品の開発工程にもフィードバックし活かされています。ボッチャーは社内の開発部門間の連携を説明しつつ、こう続けます。「ですから、モータースポーツと量産の間の知識のやりとりは一方通行というわけではないのです」

あらゆるシリーズに対応するエンジン マネジメント
フォルクスワーゲン シロッコ Rカップやドイツのポルシェ カレラ カップ、FIAフォーミュラ3ヨーロッパ選手権など、DTMのすべてのサポートレース シリーズは、ボッシュが供給するエンジン マネジメントシステムとその他多くのコンポーネントに信頼を置いています。

Bosch Motorsportは、エンジニアリング サービスを専門とするRobert Bosch GmbHの子会社であるBosch Engineering GmbHの一部門です。モータースポーツにおけるその長い伝統は、1901年に初めてレーシングカーの分野で成功を収めたボッシュのテクノロジーに遡ることができます。



このプレスリリースは2014年5月2日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
原文をご覧ください。
Bosch Engineering GmbHはロバート・ボッシュGmbHの100%子会社で、アプシュタット(ドイツ)に本社を置いています。Bosch Engineering GmbHは生産規模の大小に限らず、1999年から自動車/産業/船舶用途、鉄道車両/商用車、建設/農業用機械、レジャー ビークル、一般航空機向けのエンジニアリング サービスを提供しています。

さらに詳しい情報については www.bosch-engineering.com をご覧ください。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング カンパニーです。2013年の従業員数は約28万1,000人、売上高は461億ユーロを計上しています(注:会計方針の変更により、今回公表する2013年のデータと昨年発表した2012年のデータは限定的な範囲での比較となります)。現在、事業は自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社360社、そして世界の約50の国々にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売/サービス代理店のネットワークを加えると、世界の約150カ国で事業を展開しています。このワールドワイドな開発・製造・販売ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤となっています。ボッシュ・グループは2013年に約45億ユーロを研究開発に投入し、全世界で5,000件以上の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています(1日当たり平均20件の出願数)。ボッシュ・グループは革新的で有益なソリューションを提供し、そのすべての製品とサービスを通じて、人々を魅了し、人々の生活の質の向上に貢献したいと考えています。この方針に基づき、ボッシュは「Invented for life」を体現するために、全世界において人と社会に役立つ革新のテクノロジーを提供し続けます。

さらに詳しい情報は
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英文)
twitter.com/BoschPresse ツイッター
を参照してください。

PI8563 | 2014/05/02

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Annett Fischer

+49 7062 911-79137

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