自動車機器テクノロジー

EURO 6:実にシンプル
EURO 6がドライバーに与える影響とは?
車の価格から環境ステッカーまで、ボッシュがすべてお答えします

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  • 2014/08/25
  • 自動車機器テクノロジー
  • プレスリリース
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プレスリリース

EURO 6とは何ですか?
EURO 6は、自動車による大気汚染物質の排出規制値を定めたヨーロッパ連合(EU)の規定です。ロバート・ボッシュGmbHのパワートレイン テクノロジー担当取締役のロルフ・ブーランダーはこう述べます。「EURO 6により、ディーゼル車はガソリン車並みにクリーンになります」。EURO 6では、特に粒子状物質(PM)と窒素酸化物(NOx)の排出量の規制値が厳しくなります。2014年9月1日より、許容されるディーゼル車の1 kmあたりの窒素酸化物排出量が、従来は180 mgだったものが、わずか80 mgとなります(ガソリン車は60 mg/km)。さらに2015年1月1日からは、EUで新たに販売される新車はすべて、このEURO 6の規制値をクリアしなくてはならなくなります。

EURO 6がもたらすメリットとは何ですか?
EURO 1が1993年に導入されて以来、路上に排出される有害物質の量は著しく低減しました。ボッシュが提供しているような先進的な自動車機器テクノロジーが、CO2、窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)の排出量の低減に寄与しているからです。また、パワートレインの技術的進歩も同様の効果をもたらしています。1990年初頭と比べ、現在のディーゼル エンジンからの粒子状物質の排出量は約99%、窒素酸化物の排出量は約98%抑えられています。電動パワートレインの進化も進み、排出ガスはさらにクリーンになりつつあります。

EURO 6の導入により自動車の価格はさらに上昇するのでしょうか?
EURO 6対応車の価格は、基本的にEURO 5対応モデルと同じレベルに設定されています。ただ、一部のEURO 6対応モデルには異なるトランスミッションやタイヤなどの追加装備パッケージが用意されているものがあり、これが価格の上昇につながっている場合もあります。車両価格からこうした特別装備の価格を差し引いたとして、EURO 6対応モデルの価格が大きく上昇するようなことはありませんのでご安心ください。

EURO 6はディーゼル車のテクノロジーにどのような変化をもたらすのでしょうか?
ディーゼル車の場合、EURO 6の厳しい規制値をクリアするために、排出ガス浄化システムを完璧に調整しなくてはなりません。重量が約1,700 kg以下の車両には、NOxを吸着させるタイプの低コストの触媒コンバーターが適しています。ロバート・ボッシュGmbHのディーゼル システム事業部長を務めるマルクス・ハインはさらにこう説明します。「大型車両には、添加剤AdBlueを使用するSCR触媒コンバーターが適しています」。このSCR触媒コンバーターは、尿素水溶液のAdBlueを利用し、窒素酸化物を水と窒素に変換します。なお、AdBlueの補充は、通常の保守サービス間隔に行うだけで十分です。

EURO6以前の車両でも同じ環境ステッカーがもらえるのでしょうか?
ドイツで貼付が義務付けられている環境ステッカーの割り当ては、EURO 6導入後も変わることはありません。EURO 4やEURO 5に対応し、都市部の通行を許可された環境ステッカーを付与されている車両は、EURO 6が施行される2015年1月1日以降もその環境ステッカーを貼付することになります。

EURO 6が導入されると、ドライバーはどのような影響を受けることになりますか?
ドイツですでに自動車を所有しているオーナーは、EURO 6の導入により影響を受けることはなく、これまで通り自動車を利用し続けることができます。現状では、EURO 5対応車の自動車税も変更されませんし、環境区域にもこれまでと同じように入れます。ただし、新車を購入する場合は、EURO 6への切り替えを意識し、最新の技術水準にあるモデルを選択すべきでしょう。

ビデオリンク
Euro 6とは:実にシンプル


このプレスリリースは2014年8月25日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
原文をご覧ください。
自動車機器テクノロジーセクターはボッシュ・グループ最大の事業セクターです。2013年の売上高は 306 億ユーロで総売上高の約66%を占めています。自動車機器テクノロジーの売上により、ボッシュ・グループはリーディング・サプライヤーのポジションを確立しています(注: 会計方針の変更のため、今回公表する2013年のデータと昨年発表した2012年データは、限定的な範囲での比較)。
自動車機器テクノロジー セクターでは主に、内燃機関用噴射技術、代替駆動コンセプト、効率的そしてネットワーク化されたパワーワトレイン周辺機器、アクティブ/パッシブセーフティシステム、運転支援/コンフォート機能、ユーザーに優しいインフォテインメント技術やCar-to-CarおよびCar2Xコミュニケーションとコンセプト、オートモーティブアフターマーケット向けのサービスや技術といった分野で事業を行っています。なお、ボッシュ・グループは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)、ディーゼルシステム用コモンレールなどの重要な革新的自動車技術にも対応しています。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。 2013年の従業員数は約281,000人、売上高は461億ユーロを計上しています(注: 会計方針の変更のため、今回公表する2013年のデータと昨年発表した2012年データは、限定的な範囲での比較)。事業は自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社約360社、世界約50カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加えると、世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売のグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤です。
ボッシュは2013年に約45億ユーロもの金額を研究開発に投資しました。さらに全世界では5,000件以上の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています(1日あたり平均20件の出願数)。私たちは革新的で有益なソリューションを提供し、そのすべての製品とサービスを通して、人々を魅了し、人々の生活の質を向上させることを目的にしています。この方針に基づき、ボッシュは全世界において人と社会に役立つ革新のテクノロジーを提供し続けていきます。それこそが「Invented for life」です。

さらに詳しい情報は
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英文)
twitter.com/BoschPresse ツイッター
を参照してください。

PI8673 | 2014/08/25

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Florian Flaig

+49 711 811-6282 Email

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