モビリティ ソリューションズ

ドライバー アシスタンス システムの装備状況をボッシュが調査
新車の約4分の1が居眠り運転検知システムを装備

  • ドイツでは死亡や負傷事故につながる恐れのある追突の72%を回避可能
  • Euro NCAP(ヨーロッパ新車アセスメントプログラム)の新しい格付けスキームがドライバー アシスタンス システムの普及を後押し
  • ボッシュは2014年に200万個以上のレーダー/ビデオ センサーの販売を予想
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  • 2014/09/16
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  • プレスリリース
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プレスリリース

ドライバー アシスタンス システムは人命救助に大きく貢献します。なぜなら、長時間ハンドルを握り続けてきたドライバーに警告音やセンターコンソールに表示されるコーヒーカップのアイコンを通じて休憩を促すだけで十分なこともあるからです。ドイツで2013年に新規登録された295万台の乗用車のうち、ほぼ4分の1に当たる68万台に、事故を引き起こす前にドライバーに疲労を警告するシステムが装備されていました。新車に装備されるドライバーアシスタンス機能の中で最も装備率が高かったのが、この居眠り運転検知システムです。このことは、ボッシュが各セグメントの主要モデルについて実施した調査で明らかになりました。なお、調査は2013年の新車登録統計に基づいて実施されました。

『姿の見えない同乗者』の重要性が次第に高まってきています。ボッシュのシャシーシステム コントロール事業部長を務めるゲルハルト・シュタイガー(Gerhard Steiger)はこう述べます。「交通事故の根絶を目指す『ビジョン・ゼロ』達成の道程において、ドライバー アシスタンス システムは非常に重要なステップとなります」。この目標はEuro NCAPの新しい格付けスキームにも反映され、衝突予知緊急ブレーキシステムや車線逸脱警報の装備を後押しすることになっています。そして、この種のアシスタンスシステムに欠かせないセンサーの生産数量にもその効果が及んでいます。「ボッシュは、今年のレーダー/ビデオ センサーの販売が200万個を超え、昨年の2倍に達すると予想しています」(シュタイガー)。新車に装備されるアシスタンスシステムのうち、人気の高い6つのシステムを、装備率の低い方から挙げると以下のようになります。

ACC(アダプティブ クルーズ コントロール)とACC Stop & Go – 新車全体の4%に装備
交通量が多い状況でもリラックスして運転: ACC(アダプティブ クルーズ コントロール)は通常、レーダーセンサーで機能し、交通量の多い状況でも前走車との間に事前設定した安全な車間距離を確保するシステムで、周囲の車の流れに合わせて自動的に加減速を調整し、滑らかで低燃費な走りを可能にします。さらにStop & Go機能を装備したバージョンでは、渋滞時にシステムが自動的に減速し、状況に応じて完全に停車できるようになっています。オートマチックトランスミッション装備車の場合は、短時間の停車後に車列が再び動き始めると、ACC Stop & Goがエンジンを再始動させます。これによりドライバーは疲労を伴う運転操作から解放され、より長時間にわたり集中力を保てるようになります。2013年にドイツで登録された新車のうち、ACCまたはACC Stop & Goを装備していた車両の割合は約4%でした。中距離レーダーセンサーのようなコストパフォーマンスの優れたセンサーを導入することで、小型車やコンパクトカーにもコスト的に無理なくACCやACC Stop & Goを取り入れられるよう、ボッシュはその普及に努めています。

標識認識システム – 新車全体の4%に装備
制限速度から追い越し禁止ゾーンまで、「道路標識のジャングル」を無理なく走り抜けるのに役立つ標識認識システムを装備していた車両は、2013年にドイツで新規登録された乗用車全体の約4%でした。このシステムはビデオカメラで道路標識を読み取り、対応する情報を、シンボルを使ってセンターコンソールに表示します。この種のシステムは車両への固定取り付けが一般的ですが、ボッシュはスマートフォンさえあれば標識認識システムを利用できるソリューションも開発しました。スマートフォンのカメラを使って道路標識を認識するアプリ「myDriveAssist」は、App StoreまたはGoogle Playで無料ダウンロードすることができます。(欧州の一部対象国の標識に対応)

レーンアシスト – 新車全体の10%に装備
レーンアシストは、2013年に新規登録された乗用車の約10%に装備されました。車線関連のアシストシステムは大きく3種類に分類することができます。1つめは、意図せずに車両が車線から外れた場合にステアリングホイールの振動などで警告し、事故を未然に防ぐ車線逸脱警報です。2つめの車線維持支援システムは、機能がさらに一段と高度になり、車両が車線の片側に近寄りすぎると、システムが緩やかに、ただししっかりと反対方向に操舵力を加え、車両を車線内に維持する支援をします。3つめの車線変更支援システムは、車両の横と斜め後方の状況をモニターし、別の車両が後方から高速で接近してくる場合や死角に別の車両が存在する場合には、サイドミラー周辺に表示灯などを点灯させてドライバーに警告します。GIDAS(ドイツの交通事故データベース)は、意図しない車線逸脱が原因で発生する事故の28%は、車線維持支援システムで防止できると結論づけています。

自動緊急ブレーキシステム – 新車全体の11%に装備
交通事故の中でも特に多いのが追突事故で、歩行者や自転車を巻き込むとさらに悲惨な結果を招きます。しかし、自動緊急ブレーキシステムがあれば、追突事故の多くを回避でき、万一回避できなくても、事故の被害をある程度軽減することができます。システムが障害物に衝突する可能性を検知すると、緊急停止に向けてブレーキシステムを待機させ、ドライバーが何も反応しなければ、自動的にブレーキを操作します。2016年以降、Euro NCAPから最高評価の5つ星を獲得するには、こうした歩行者保護ブレーキシステムの装備が必要になります。このようにして、このシステムの有効性が広く知られるようになってきました。ドイツの場合、すべての車両に自動緊急ブレーキシステムを装備すれば、死亡や負傷事故につながる可能性のある追突事故の72%を防ぐことができると推定されています。なお、2013年の新車装備率は約11%でした。

インテリジェント ヘッドライト コントロール – 新車全体の20%に装備
インテリジェント ヘッドライト コントロールは、視界の改善と、他の道路利用者にとっての視認性の向上を目指すシステムで、夜間やトンネル内では、ヘッドライトアシスタントが必要に応じて、自動的にロービームのオン/オフを切り替えます。システムが前走車と対向車がいないことを検知すれば、自動的にハイビームも点灯します(建物密集区域走行時を除く)。インテリジェント ヘッドライト コントロール システムの機能はそれだけにとどまらず、ライトの向きを道なりに合わせて継続的に調整し、ロービームとハイビームの切り替えを連続的に行います。このようにして、他の道路利用者の視界を妨げることなく、最善の照明効果が得られるようになっています。なお、2013年に新規登録された乗用車のインテリジェント ヘッドライト コントロール装備率は約20%でした。

居眠り運転検知システム – 新車全体の23%に装備
運転中の一瞬の居眠り、注意力の散漫や疲労は非常に危険で、多くの交通事故を引き起こす原因にもなっています。しかし、疲労し、集中力が低下すると、ステアリング操作の精度が低下し、微修正する頻度が増加するため、そうした兆候を早い段階で検知することができます。ボッシュの居眠り運転検知システムは、ドライバーのステアリングホイール操作を操舵角センサーや電動パワーステアリングで常時分析し、疲労時に観察される典型的パターンが現れていないかチェックするシステムです。急にわずかなステアリング操作があれば、システムはそれも検知し、他のデータ(それまでの運転時間や時間帯など)も考慮して、警戒が必要となる疲労の兆候を特定します。その後、音や表示で警告を発し、ドライバーに居眠りをする前に休憩を取るよう促します。ドイツの場合、居眠り運転検知システムの2013年の新車装備率は約23%でした。

自動車部品の最大手サプライヤーの1つであるボッシュは、あらゆる製品群におけるドライバー アシスタンス システムを手がけています。ボッシュはABS(アンチロック ブレーキ システム)とESC(エレクトロニック スタビリティ コントロール)の開発を通じて、交通事故の減少に寄与するソリューションの基礎を固めてきました。また、このESCは自動運転実現の基礎技術にもなっています。センサーを通じて周囲の状況を検知し、それを認識する機能を車両に持たせ、センサーをさらに高度化することにより、車両の「学習能力」をいっそう向上させることができます。ボッシュは、このために必要なレーダー/ビデオ センサーもかなり以前から提供してきました。そして最終的に、高性能なコンピューターが、アシスタンスシステムの反応をより早め、腕利きのドライバーにも負けないような状況判断能力を持たせることを可能にしています。


このプレスリリースは2014年9月16日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
原文をご覧ください。
モビリティ ソリューションズ セクターはボッシュ・グループ最大の事業セクターです。2013年の売上高は 306 億ユーロで総売上高の約66%を占めています。自動車機器テクノロジーの売上により、ボッシュ・グループはリーディング・サプライヤーのポジションを確立しています(注: 会計方針の変更のため、今回公表する2013年のデータと昨年発表した2012年データは、限定的な範囲での比較)。
モビリティ ソリューションズ セクターでは主に、内燃機関用噴射技術、代替駆動コンセプト、効率的そしてネットワーク化されたパワーワトレイン周辺機器、アクティブ/パッシブセーフティシステム、運転支援/コンフォート機能、ユーザーに優しいインフォテインメント技術やCar-to-CarおよびCar2Xコミュニケーションとコンセプト、オートモーティブアフターマーケット向けのサービスや技術といった分野で事業を行っています。なお、ボッシュ・グループは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)、ディーゼルシステム用コモンレールなどの重要な革新的自動車技術にも対応しています。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。 2013年の従業員数は約281,000人、売上高は461億ユーロを計上しています(注: 会計方針の変更のため、今回公表する2013年のデータと昨年発表した2012年データは、限定的な範囲での比較)。事業は自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社約360社、世界約50カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加えると、世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売のグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤です。
ボッシュは2013年に約45億ユーロもの金額を研究開発に投資しました。さらに全世界では5,000件以上の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています(1日あたり平均20件の出願数)。私たちは革新的で有益なソリューションを提供し、そのすべての製品とサービスを通して、人々を魅了し、人々の生活の質を向上させることを目的にしています。この方針に基づき、ボッシュは全世界において人と社会に役立つ革新のテクノロジーを提供し続けていきます。それこそが「Invented for life」です。

さらに詳しい情報は
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英文)
twitter.com/BoschPresse ツイッター
を参照してください。

PI8704 | 2014/09/16

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Jörn Ebberg

+49 711 811-26223

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