モビリティ ソリューションズ

コネクテッド ワールド実現のカギとなるテクノロジー
ボッシュのMEMSセンサーの累計出荷が50億個を突破
ロイトリンゲン工場でマイルストーンを達成

  • 自動車には20年前、民生用電子機器には10年前から使われるようになったMEMSセンサー
  • MEMSセンサーは現代の技術システムの知覚器官
  • コンパクト、優れたロバスト性、インテリジェント、高効率
  • ボッシュはMEMS技術の生産でパイオニアとして世界をリード
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  • 2015/02/18
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プレスリリース

命を守り、ドライビングの快適性を向上し、エネルギーの節約にも寄与するMEMSセンサーは、非常に小さい部品ですが、その性能は非常に優れており、今では民生用電子機器に欠かせない重要な一部となっています。ボッシュ取締役会メンバーのディルク・ホーアイゼルはこう述べています。「MEMSセンサーはコネクテッド ワールド実現のカギとなるテクノロジーです。このセンサーは非常に優れた性能を発揮するだけでなく、かなり小型化され、ロバスト性も優れ、非常に優れたコストパフォーマンスで量産することができます」。ドイツにあるボッシュのロイトリンゲン工場で先日、50億個目となるMEMSセンサーが生産ラインから送り出されました。この「MEMS」は、マイクロ エレクトロ メカニカル システム(micro electro mechanical system)の略です。ボッシュは基礎となる半導体の製造プロセスを自社開発し、1995年からセンサーの量産に移行しました。「ボッシュはそれから20年にわたり、現実の世界のさまざまな分野でこのインテリジェントな技術の用途を広げてきました」(ホーアイゼル)。このセンサーは当初、圧力と加速度を検知するために車両に組み込まれていたのですが、今では全体の75%が民生用電子機器に用いられています。「スマートフォンのほぼ半数にボッシュのセンサーが使用されています」とホーアイゼルは述べています。ボッシュは現在、MEMSセンサーのリーディング サプライヤーとして全世界に製品を供給しています。

ボッシュ – MEMSテクノロジーのパイオニア
現代テクノロジーの基礎となるセンサーの量産は、1995年にボッシュでスタートしました。現在のラインナップには、加速度センサー、ヨーレートセンサー、フローセンサー、大気圧センサー、環境センサー、さらにマイクロフォンなども含まれています。10億個目のMEMSセンサーが製造されるまで13年かかりましたが、ボッシュのオートモーティブ エレクトロニクス事業部は現在、シュトゥットガルト近郊のロイトリンゲン工場でほぼ同数のセンサーを1年間で製造しています。その背景には需要の急拡大があり、1日に400万個以上のセンサーが製造されるまでになりました。厚さが平均でわずか1.4 mmという極小のセンサーですが、50億個を積み重ねた場合、その高さは約1万2,000 kmにのぼり、地球の直径である1万2,742 kmにほぼ匹敵します。

ゲーム機器、車両、スマートフォンなど、あらゆる分野に求められるMEMSセンサー
MEMSセンサーの用途は実に多岐にわたります。たとえば、車両の回転運動、横方向の加速度と傾斜角を記録する「SMI700」は、危険な状況下で車両の横滑りを防ぐESCの核となるコンポーネントとなっています。また、異なる環境下でもエンジンの混合気の最適化を図り、エンジンの静音化にも寄与する「SMP480」は、燃費を向上させ、排出ガスもよりクリーンにしてくれます。

ボッシュが100%子会社として2005年に設立したボッシュ センサーテックは、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末といった民生用電子機器向けのさまざまなMEMSセンサーやソリューションを提供しています。たとえばゲーム機器のリモートコントローラーに組み込まれている慣性計測ユニット(Inertial measurement、IMU)は、プレイヤーの動きをリアルタイムで非常に正確に伝える役割を担っており、ゲームの楽しさを味わうには欠かせない存在となっています。また、スマートフォンに組み込まれている加速度センサーは、端末の向きに合わせてディスプレイの表示を縦横に切り替えるために用いられています。ボッシュ センサーテックはさらに、2015年初めに世界初となる環境センサー「BME680」を発表しました。ひとつのハウジングに組み込まれたこの環境センサーは、大気圧、湿度、温度と屋内の空気の汚れを初めて検知できるようになっています。

電子機器でなくてもMEMSセンサーでよりスマートに
次なる大きな技術革命はすでに始まっています。つまり、ネットワーク化が世界中で進み、モノが自分たちでコミュニケーションを図るようになってきたのです。そして、MEMSセンサーは、このプロセスのカギとなる重要な技術的コンポーネントです。2013年創業のBosch Connected Devices and Solutions GmbHは、センサーベースのネットワーク機器とモノのインターネット化のためのカスタムソリューションの開発・販売を手がけています。このMEMSセンサーをプログラミングし、マイクロコントローラー、小型のバッテリーと無線チップを組み合わせれば、計測データをインターネット経由でユーザーのスマートフォンに送信することも可能になります。

コンパクト、優れたロバスト性、インテリジェント、高効率
センサーにとって非常に重要なのはサイズをできるだけ小さく抑えることで、これは特にスマートフォン、タブレット端末や同様の各種機器に当てはまります。こうした機器により多くの機能を詰め込むために、センサーだけに多くのスペースを割くわけにはいかないからです。そこで民生用電子機器には、薄さが1 mmを下回るMEMSセンサーが組み込まれています。センサーの構成部品の中には寸法が4μmしかないものもあり、これは毛髪の直径の17分の1に相当します。しかし、これほど小さい部品であってもその性能とロバスト性は卓越しており、エネルギー効率も非常に優れています。たとえば車両の警報システム用加速度センサーは、いつでも機能を発揮できるようになっており、しかも車載バッテリーから引き出す電力をできるだけ抑えられる設計になっています。また、民生用電子機器では、スマートフォンなどのバッテリーができるだけ長くもつよう、消費電力が少ないことも非常に重要になります。

オンライン上の詳細情報:
Bosch sensors for automotive applications (自動車アプリケーション用センサー)
Bosch sensors for non-automotive applications (民生用機器用センサー)
Sensors – how technology maps the world around it
MEMS: the stars of the sensor world
Greater safety with peripheral sensors

ボッシュのプレスリリース:
車両の安全性向上に寄与するセンサー:新世代のボッシュの慣性センサー
ボッシュがサービスとモノのインターネットの会社を設立(英語)
インターネット対応のMEMSセンサー(英語)
慣性計測ユニット「BMI16」: ボッシュ センサーテックが世界で最も消費電力の少ない初の慣性計測ユニットを発表(英語)
ボッシュ センサーテックがガスセンサーを組み込んだコンボMEMSソリューションを発表

ビデオ:
Bosch MEMS enabling the Internet of Things and Services
Gyroscope for ESP: how it works
Pressure sensor: how it works
Acceleration sensor: how it works
MEMS sensor manufacturing
Inertial Measurement Unit BMI160
Integrated Environmental Unit BME680
Bosch CES 2015: First environment sensor to measure four variables


このプレスリリースは2015年2月18日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
原文をご覧ください。
ボッシュ・グループ概要

モビリティ ソリューションズはボッシュ・グループ最大の事業セクターです。暫定決算における2014年の売上高は 333 億ユーロで総売上高の約68%を占めています。モビリティ ソリューションズの売上により、ボッシュ・グループはリーディング サプライヤーのポジションを確立しています(注: 会計方針の変更のため、今回公表する2013年のデータと昨年発表した2012年データは、限定的な範囲での比較)。モビリティ ソリューションズでは主に、内燃機関用噴射技術、代替駆動コンセプト、効率的そしてネットワーク化されたパワーワトレイン周辺機器、アクティブ/パッシブセーフティシステム、運転支援/コンフォート機能、ユーザーに優しいインフォテインメント技術やCar-to-CarおよびCar2Xコミュニケーションとコンセプト、オートモーティブアフターマーケット向けのサービスや技術といった分野で事業を行っています。なお、ボッシュ・グループは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)、ディーゼルシステム用コモンレールなどの重要な革新的自動車技術にも対応しています。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。 暫定決算における2014年の従業員数は約290,000人、売上高は489億ユーロを計上しています。事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社約360社、世界約50カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加えると、世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売のグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤です。2014年にボッシュは全世界で約4,600件の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。私たちボッシュ・グループはコネクテッドライフに向けたイノベーションの提供を戦略的目標に定め、革新的で人々を魅了する全製品とサービスを通じ、人々の生活の質を向上します。つまりボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。

さらに詳しい情報は、以下のサイトをご参照ください。
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英語)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英語)
https://twitter.com/BoschPresse ボッシュ・メディア 公式ツイッター(ドイツ語)
www.bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式ウェブサイト(日本語)
https://twitter.com/Boschjapan ボッシュ・ジャパン 公式ツイッター(日本語)
https://www.facebook.com/bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式フェイスブック (日本語)
https://www.youtube.com/boschjp ボッシュ・ジャパン 公式YouTube(日本語)

PI8818 | 2015/02/18

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