モビリティ ソリューションズ

ドイツ国内の追突事故をさらに低減
ボッシュのACCが自動的に適切な距離を維持

  • 2013年だけで車間距離不保持による追突事故が4万5,000件以上発生
  • 「この流れを食い止めなくてはならない。ドライバー アシスタンス システムの中でも特にACCが重要な役割を果たすことになる」
  • ACCと前方衝突警報システムを組み合わせることで、高速道路上での急ブレーキを67%低減可能
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  • 2014/09/29
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プレスリリース

新聞やオンラインメディアを読むと、大きな追突事故のニュースが毎日のように目に入ってきます。一般的に、このような衝突事故は、交通密度の高さ、前走車との車間距離不足、一瞬の不注意といった一連の事が要因となって起こります。この4年間で、安全な車間距離の不保持による交通事故の死亡者数は劇的に増加しています。2010年度のドイツ連邦統計局の報告書によると、前走車に近づきすぎたために発生した衝突事故は4万2,017件に上りました。2013年にはこの件数が4万5,735件と、さらに9%も増加しました。ボッシュのシャシーシステム コントロール事業部長のゲルハルト・シュタイガー(Gerhard Steiger)はこう述べます。「この流れを食い止めなくてはなりません。そのために、ドライバー アシスタンス システムの中でも特にACCが重要な役割を果たすことになるはずです」

ボッシュは長年にわたり、事故や怪我のない運転をビジョンに掲げ、そのために世界各国で5,000人以上の従業員が新しいドライバー アシスタンス システムや安全システムの開発に取り組んでいます。ボッシュが目指すのは交通事故の根絶、または少なくとも事故による被害の軽減を実現したいと考えています。たとえば高速道路や一般道路では、ボッシュのアダプティブ クルーズ コントロール(ACC)があれば、追突を回避することができます。このシステムを有効にすると、自動的に加減速し、車両の走行速度を調整します。交通量の多い状況でも、ACCがあれば前走車との間に事前に設定した安全な車間距離が確保されるため、ドライバーは目の前の運転状況に集中することができます。

高速道路で急ブレーキをかける回数を低減
ボッシュの標準仕様のACCは約30 km/h以上で作動するようになっていますが、ACC Stop&Goは30 km/h以下でも作動し、渋滞時に自動的に減速し、状況に応じて完全に停車できるようになっています。また、オートマチックトランスミッション装備車の場合、停車後短時間であれば、ACC Stop&Goが車両をすぐに再始動させることも可能です。どちらのバージョンのACCも、確実かつ滑らかに、なにより安全に運転できるだけでなく、燃費効率も大変優れています。4年間にわたるeuroFOT(European Field Operational Test)の研究結果に基づき、ゲルハルト・シュタイガーはこう説明します。「ACCと前方衝突警報システムを組み合わせることにより、高速道路での急ブレーキを67%、車間距離不保持による事故を73%低減することができます」

レーダーセンサーはボッシュのACCの中核となるコンポーネントで、車両フロント部分に搭載されたこのセンサーが絶えず前方の状況をモニターします。そして、検出範囲内で低速で走行する前走車を検知すると、ACCはアクセルを徐々に緩めるか、または自動的にブレーキ コントロール システムを作動させ、車両を減速させます。また、前走車が加速したり、車線を変更した場合には、ドライバーが設定した車速まで自動的に加速します。これまで、アダプティブ クルーズ コントロールはほぼハイエンドクラスの車両にのみ搭載されてきましたが、最近はセンサーがさまざまな要件に合わせてカスタマイズされ、コスト削減につながる技術革新が進んだこともあり、このような高度なシステムも、あらゆる車両クラスのお客様にとってより魅力的な価格で提供できるようになりつつあります。「ボッシュのMRR(中距離レーダーセンサー)がすでにフォルクスワーゲンの「Golf」と「Polo」に採用されていることからもわかるように、ACCをはじめとした機能をコンパクトクラスの車両にも手頃な価格で提供できるようになり、結果として市場の拡大にもつながりました」と、シュタイガーは述べます。

緊急ブレーキシステム
標準仕様のACCとACC Stop&Goを実現させたレーダーセンサーは自動緊急ブレーキシステムにも応用できるため、いくつもの目的を同時に達成することができるボッシュの高い能力を示すものともなっています。クルーズコントロールとは異なり、自動緊急ブレーキシステムはフルブレーキをかけることが可能です。ただしその場合、フルブレーキをかける前にドライバーに対して表示や音で警告し、必要に応じて障害物の前でパーシャルブレーキを作動させます。それと同時に、緊急停止に向けてブレーキシステムを待機させ、ドライバーが反応すれば、すぐにフルブレーキをかけられる状態にします。もしドライバーが何も反応しなければ、システムが判断し、自動的にブレーキを作動させます。

2014年初め、Euro NCAPから最高評価の5つ星を獲得するには、車両の周辺状況を検知できるセンサーを備えた予防安全を目的としたアシスタンスシステムの装備が最低要件となりました。さらに、2016年からは歩行者保護機能の装備も必須となる予定です。「このような格付けスキームへの変更が、さまざまなドライバー アシスタンス システムのさらなる普及を後押しすることになるでしょう」とゲルハルト・シュタイガーは述べ、さらにこう続けました。「可能な限り多くの車両に安全技術を提供することにより、ボッシュは事故や怪我のない運転という目標の実現により近づくことになります」


このプレスリリースは2014年9月29日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
原文をご覧ください。
モビリティ ソリューションズはボッシュ・グループ最大の事業セクターです。暫定決算における2014年の売上高は 333 億ユーロで総売上高の約68%を占めています。モビリティ ソリューションズの売上により、ボッシュ・グループはリーディング・サプライヤーのポジションを確立しています(注: 会計方針の変更のため、今回公表する2013年のデータと昨年発表した2012年データは、限定的な範囲での比較)。モビリティ ソリューションズでは主に、内燃機関用噴射技術、代替駆動コンセプト、効率的そしてネットワーク化されたパワーワトレイン周辺機器、アクティブ/パッシブセーフティシステム、運転支援/コンフォート機能、ユーザーに優しいインフォテインメント技術やCar-to-CarおよびCar2Xコミュニケーションとコンセプト、オートモーティブアフターマーケット向けのサービスや技術といった分野で事業を行っています。なお、ボッシュ・グループは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)、ディーゼルシステム用コモンレールなどの重要な革新的自動車技術にも対応しています。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。 暫定決算における2014年の従業員数は約290,000人、売上高は489億ユーロを計上しています。事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社約360社、世界約50カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加えると、世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売のグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤です。2014年にボッシュは全世界で約4,600件の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。私たちボッシュ・グループはコネクテッドライフに向けたイノベーションの提供を戦略的目標に定め、革新的で人々を魅了する全製品とサービスを通じ、人々の生活の質を向上します。つまりボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。

さらに詳しい情報は、以下のサイトをご参照ください。
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英語)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英語)
https://twitter.com/BoschPresse ボッシュ・メディア 公式ツイッター(ドイツ語)
www.bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式ウェブサイト(日本語)
https://twitter.com/Boschjapan ボッシュ・ジャパン 公式ツイッター(日本語)
https://www.facebook.com/bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式フェイスブック (日本語)
https://www.youtube.com/boschjp ボッシュ・ジャパン 公式YouTube(日本語)

PI8708 | 2014/09/29

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