経営情報

新たなプロジェクトが始動
ボッシュが共同研究プロジェクト「Ko-HAF」に参加
高度な自動運転に焦点

  • 「Ko-HAF」プロジェクトの総予算額は3,630万ユーロ
  • ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)が約1,700万ユーロを拠出
  • ボッシュはバックエンド ソリューション ワークパッケージのリーダーとして参加
  • 自動車メーカー、自動車機器サプライヤー、高速道路管理局と研究パートナーでコンソーシアムを結成
  • プロジェクト期間は2018年11月までを予定
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  • 2015/08/25
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プレスリリース

シュトゥットガルト – ボッシュは、数多くの自動車機器サプライヤー、自動車メーカーや公共部門のパートナーが協力する研究プロジェクト「協調型高度自動運転」(Ko-HAF: Cooperative Highly Automated Driving)に参加することになりました。このプロジェクトは、自動運転の開発をよりいっそう積極的に推進することを目的としたもので、公的な資金協力も受けています。高度な自動運転を実現するための課題に取り組み、その技術が確立されるようになれば、ドライバーが常にシステムを監視する必要はなくなりますが、そのためには技術的な前提条件を満たさなくてはなりません。「高度に自動化された車両では、車載センサーで収集したデータを補足するため、車両の周辺環境に関する情報が重要となります」と、ボッシュのコーポレート研究開発・先端エンジニアリング部門の次世代モビリティシステム担当部長を務めるディーター・レダー(Dieter Rödder)は説明します。ボッシュはこの「Ko-HAF」プロジェクトの枠組みの中で、交通インフラを含むリアルタイムの車両の周辺環境に関する情報などを収集して活用できるようにするバックエンドソリューションの開発を担っていきます。

車載センサーで交通情報を収集
バックエンドソリューションは、中央サーバーと車両間の無線通信をベースとしています。プロジェクト期間中は複数のプロジェクトパートナーのさまざまな車両で試験走行を行いながら車載センサーでデータを収集し、各車両から得られた周辺環境に関する情報をサーバーに蓄積していく予定です。こうした情報には、道路上の障害物に関する情報のほか、車線の有無やその状態のデータも含まれます。蓄積されたデータはサーバー上で分析し、一元管理され、拡張されたデジタルマップをダウンロードして車内で利用できるようになります。これが実現すれば、コーナーや坂道の頂上に差し掛かる前に、十分な余裕を持って、ドライバーに危険を知らせることも可能になります。

「Ko-HAF」プロジェクトでは、バックエンドソリューションの他にも、高度な自動運転車両のための高精度なセルフローカリゼーション機能の開発に取り組みます。たとえば自動運転では、走行中の車線だけでなく、車線内における自車の正確な位置も認識できなければなりません。このプロジェクトではその他にも、自動運転のプロセスにドライバーをどう組み込むべきかについても重点的に研究が進められます。現時点では、高度な自動運転は高速道路などの限られた条件下でしか実現できていないため、ドライバーは車両の制御を自ら行ったり、車両に委ねたり、を繰り返す必要があります。そこで、プロジェクトパートナーは、このような繰り返しが、どのような場面、またどれくらいの頻度で発生しているかを調べようとしています。また、コンソーシアムでは高度な自動化システムの安全性の確立やそのテスト方法などについても研究が進められています。

ボッシュにおける高度な自動運転の実現への取り組みは、すでにレニンゲンにある新しい研究拠点の枠をはるかに超えるものとなっています。ドイツのアプシュタットだけでなく、米国・カリフォルニア州パロアルト市の専門家たちもハイウェイパイロットなどの高度な自動運転機能の開発に数年以上携わっており、2013年初めから、ドイツの高速道路(A81号線)と米国の州間高速道路(I280号線)でテスト車両による公道試験を実施し、すでに成功を収めています。ここで収集した実際の交通データを活かして開発した機能は今後、量産段階に進む予定です。

産業、行政、研究の各部門にまたがるパートナー
研究プロジェクト「Ko-HAF」のコンソーシアムは、自動車メーカー、自動車機器サプライヤー、高速道路管理局や研究機関のパートナーで構成されています。「Ko-HAF」は総額3,630万ユーロの資金提供を受けており、自動車業界最大のトレンドのひとつである自動運転を強く推進するために計画された、戦略上極めて重要な大型プロジェクトです。ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)は、『新しい車両およびシステムテクノロジー』プログラムの一環として1,690万ユーロの資金を拠出し、このプロジェクトを支援しています。なお、「Ko-HAF」プロジェクトの実施期間は2018年11月までを予定しています。


このプレスリリースは2015年8月25日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
原文をご覧ください。
ボッシュ・グループ概要
モビリティ ソリューションズは、ボッシュ・グループ最大の事業セクターです。2014年の売上高は333億ユーロで総売上高の約68%を占めています。モビリティ ソリューションズの売上により、ボッシュ・グループはリーディングサプライヤーの地位を確立しています。モビリティ ソリューションズは、自動化、電動化、ネットワーク化の3つの領域においてその専門性を統合させ、お客様にトータルソリューションを提供します。その事業領域は主に、内燃機関の燃料噴射テクノロジー/パワートレイン周辺機器、パワートレイン電動化の様々なソリューション、安全システム、ドライバーアシスタンス システム/自動化機能、ユーザーフレンドリーなインフォテインメントやCar-to-CarおよびCar2X通信、オートモーティブアフターマーケット向けのコンセプト/テクノロジー/サービスなどです。さらにボッシュは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC(エレクトロニック スタビリティ コントロール)、ディーゼル用コモンテールシステムなどの重要な革新自動車技術にも対応しています。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。2014年の従業員数は約360,000人(2015年4月1日現在)、売上高は490億ユーロ*を計上しています。事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社約440社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加 えると、世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売のグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤です。2014年に ボッシュは全世界で約4,600件の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。私たちボッシュ・グループはコネクテッドライフに向けたイノベーションの提供を戦略的目標に定め、革新的で人々を魅了する全製品とサービスを通じ、人々の生活の質を向上します。つまりボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。

*公表された2014年の売上高には、現在では完全子会社化されたかつての折半出資の合弁会社であるBSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH(現在はBSH Hausgeräte GmbHに社名変更)およびZF Lenksysteme GmbH(現在はRobert Bosch Automotive Steering GmbHに社名変更)は含まれていません。

さらに詳しい情報は 以下を参照してください。
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英語)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英語)
https://twitter.com/BoschPresse ボッシュ・メディア 公式ツイッター(ドイツ語)
www.bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式ウェブサイト(日本語)
https://twitter.com/Boschjapan ボッシュ・ジャパン 公式ツイッター(日本語)
https://www.facebook.com/bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式フェイスブック (日本語)
https://www.youtube.com/boschjp ボッシュ・ジャパン 公式YouTube(日本語)

PI9029 | 2015/08/25

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Jörn Ebberg

+49 711 811-26223

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