経営情報

ライダーの安全性を向上
2018年からインドで二輪車へのABS装備が義務化
タイやインドネシアなどの市場に影響

  • インドでは2012年に二輪車事故で約3万6,000人が死亡
  • ボッシュの事故調査によると、モーターサイクル用ABSの装備により、インドの二輪車事故全体の約3分の1を防止可能
  • ボッシュは1995年から200万台以上のモーターサイクル用ABSを製造
  • ボッシュが新興成長市場向けに、新世代のモーターサイクル用ABS「ABS10」を発表
  • モーターサイクル用ABSが世界標準に
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  • 2016/04/19
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プレスリリース

バンガロール:インドで2018年から、二輪車へのABS(アンチロック ブレーキ システム)の標準装備が義務付けられることになりました。交通事故件数をさらに低減するために、インド政府は2016年3月中旬に、この規制に関する公式声明を発表しました。ボッシュの新事業部門「モーターサイクル&パワースポーツ」のインド統括部長を務めるサンディープN(Sandeep N)は、この展開についてこう述べています。「モーターサイクル用ABSをはじめとする技術は、人々の生活の質の向上を実現するカギとなります。モーターサイクル用ABSを装備すれば、二輪車関連の事故件数を大幅に抑えられる可能性があります。ボッシュの製品とソリューションを通じて、私たちは二輪車の安全性の向上につなげていきたいと考えています」

インド道路交通省の報告によると、インドでは2012年に約3万6,000人が二輪車事故で命を落としており、これは交通事故全体の約26%に相当しています。そのため、モーターサイクル用ABSの装備義務化はインドの人命を守るための大きな一歩となります。ボッシュの事故調査では、モーターサイクル用ABSを装備することで、インド郊外で発生した二輪車事故全体の約3分の1を防止可能、さらに、事故全体の約5分の1において衝突速度を低減することができ、被害を軽減することができたとされています。

ボッシュは、1995年から200万台以上のモーターサイクル用ABSを製造しています。そして2015年には、新興成長市場向けに特別に開発し、現在の「ABS 9」よりも最大30%軽量化された新世代のモーターサイクル用ABS「ABS 10」を発表しました。

モーターサイクル用ABSが世界標準に
インド政府は二輪車へのABS装備を義務付けることで、二輪車の安全性の向上を目指しています。インドの規制は、排気量が125ccを超える二輪車に適用され、排気量125cc以下の二輪車については、メーカーは要件を満たすためにABSおよびCBS(コンバインド ブレーキ システム)のいずれかの装備を選択することができます。

欧州では、2016年初めから、排気量125cc以上のすべての新型車にABSの装備の義務付けが実施されています。同様の規制は日本では2018年から、台湾では2019年から適用され、さらにブラジルでは2016年から2019年の間に排気量300cc以上の二輪車に段階的に適用される予定です。また、モーターサイクル用ABSの装備は米国やオーストラリアでも政治的な検討課題として掲げられています。

新興成長市場におけるライダーの安全性をさらに向上
インドでの導入が決定された今回の規制は、インドネシアやタイなど、小型二輪車が最も重要な交通手段となっている他の新興成長市場にも影響を与える可能性があります。

タイとインドネシアでは、年間約2万1,000人が二輪車の事故で命を落としています。モーターサイクル用ABSでどれほど安全性が向上するかは、この両国で実施された事故分析でも確認することができます。調査報告書では、モーターサイクル用ABSが標準装備されていれば、これらの国々で発生した事故の約4分の1を防ぐことができたとされています。

モーターサイクル用ABSにより、ライダーは安心してブレーキをかけることが可能になるため、より迅速に、より大きな力でブレーキをかけられるようになります。例えば、ABSは緊急ブレーキ時に前輪がロックするのを防ぎ、これにより車両は安定性を維持できるため、転倒を回避しやすくなります。

二輪車の安全性の向上に寄与するソリューションをボッシュが提供
まさにこうしたターゲット市場に対応するべく、ボッシュは1回路および2回路のソリューションを含む新世代の小型化・軽量化されたモーターサイクル用ABS「ABS 10」を開発しました。今後5年間で、二輪車用の安全システムの市場が大きく成長するとボッシュは予想しています。その主な原動力となるのは、新興成長市場における需要の拡大です。ボッシュが2014年にタイとインドネシアで実施したエンドユーザー調査では、ライダーの70%以上がモーターサイクル用ABSの重要性を認識していました。

報道関係対応窓口:
Roohie Menon
電話:+91 80 22992440


このプレスリリースは2016年4月19日に Bosch India より発行されました。
原文をご覧ください。
世界のボッシュ・グループ概要
モビリティ ソリューションズは、ボッシュ・グループ最大の事業セクターです。2015年の売上高は417億ユーロで、総売上高の59%を占めています。モビリティ ソリューションズの売上により、ボッシュ・グループはリーディングサプライヤーの地位を確立しています。モビリティ ソリューションズは、自動化、電動化、ネットワーク化の3つの領域においてグループの専門知識を統合させ、お客様にトータルソリューションを提供します。その事業領域は主に、内燃機関の燃料噴射テクノロジー/パワートレイン周辺機器、パワートレイン電動化のさまざまなソリューション、車載向け安全システム、ドライバー アシスタンス システム/自動化機能、ユーザーフレンドリーなインフォテインメントやVehicle-to-Vehicle(車車間)およびVehicle-to-Infrastructure(路車間)通信、オートモーティブ アフターマーケット向けのリペアショップコンセプト/テクノロジー/サービスなどです。さらにボッシュは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC(エレクトロニック スタビリティ コントロール)、ディーゼル用コモンテールシステムなどの自動車の重要な革新技術を生み出してきました。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーです。2015年の従業員数は約37万5,000人(2015年12月31日現在)、2015年の売上高は706億ユーロを計上しています。現在、事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社440社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売/サービスパートナーを含む世界的な製造・販売ネットワークは約150カ国を網羅しています。ボッシュの未来の成長のための基盤は技術革新力であり、世界約118の拠点で5万5,800人の従業員が研究開発に携わっています。私たちボッシュ・グループはコネクテッドライフに向けたイノベーションの提供を戦略的な目標に定め、革新的で人々を魅了する全製品とサービスを通じて生活の質の向上に貢献します。つまり、ボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。

*2015年のボッシュ平均為替レート(1EURO=134.3円)で換算

さらに詳しい情報は 以下を参照してください。
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英語)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英語)

Corp/C/CCR-IN-160419 | 2016/04/19

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