モビリティ ソリューションズ

ボッシュの二輪車向けシステムがASEAN NCAPのセーフティ テクノロジー アワードを獲得
車両の安全技術に関するパイオニアとして二輪車ライダーの人命救助に貢献するシステムの導入を促進

  • 車両の安全性向上のためのボッシュの継続的な取り組みが評価
  • 受賞実績を誇るボッシュの二輪車向け技術:ABS、MSC、サイド ビュー アシスト
  • モーターサイクル用ABSがひとつの世界的な標準に
  • マレーシアなど新興成長市場の小型二輪車向けに次世代ABS 10を開発
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  • 2016/11/30
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プレスリリース

クアラルンプール、マレーシア – ボッシュが「Safety Technology Award:Innovative Motorcycle Technology for Safer Riding(セーフティ テクノロジー アワード:さならる走行安全性の向上のための革新的な二輪車向け技術)」を獲得しました。この賞は、より安全な走行を実現するための、革新的な二輪車向け技術開発へのボッシュの継続的な取り組みが評価され、New Car Assessment Program for Southeast Asian Countries(ASEAN NCAP:ASEAN地域の新車アセスメントプログラム)から授与されたものです。対象となった技術には、モーターサイクル用アンチロック ブレーキ システム(ABS)、モーターサイクル用スタビリティコントロール(MSC)、サイド ビュー アシストなどがあります。「ボッシュは、二輪車向けの安全技術に関するマーケットリーダーとして、走る喜びはそのままに、走行の安全性と快適性の向上に貢献する革新的な技術を提供してきました」とボッシュのモーターサイクル&パワースポーツ事業部門を率いるジェフ・リアッシュ(Geoff Liersch)は述べます。

ASEAN NCAPとは、Malaysian Institute of Road Safety Research(MIROS)とGlobal New Car Assessment Program(グローバルNCAP)が共同で策定した自動車の安全評価プログラムで、新車の安全性の評価において国際的に最も影響を持つプログラムのひとつです。

ボッシュがASEAN NCAPより賞を授与するのは今回が2度目です。1度目は2014年、Electronic Stability Control(ESC:横滑り防止装置)とも呼ばれるElectronic Stability Program(ESP®)での受賞でした。これは、欧州で8,500人以上の命を救い、25万件以上の交通事故を防止した実績を誇るボッシュが考案した技術です。マレーシア政府より発表があったとおり、マレーシアはASEAN諸国の中で初めて、標準安全装備として全ての乗用車へのESC装着義務化を決定しています。

東南アジア諸国は、インドや中国に続く大きな二輪車市場の規模を誇り、走行安全性の向上への需要の拡大は、特にこのような新興成長市場で顕著です。その背景には、インドネシアとタイだけで、毎年2万1,000人が二輪車事故で命を落としているという現状があります。また、マレーシアでは2015年に1日あたりの交通死亡者数が約18人に達しました。これはASEAN加盟国中で3番目に高い数値で、さらにこの事故のうち60%以上に二輪車が関与しています1

ボッシュ・マレーシアのマネージングディレクターを務めるサイモン・ソン(Simon Song)は、「マレーシアにおける最も一般的な交通手段の一つが二輪車であることを考慮すると、モーターサイクル用ABSの標準装備が義務化されることは私たちの望みとなってきます。ABS装備の義務化は、マレーシアの高い交通事故死亡率の低減に貢献すると考えています」と述べています。

モーターサイクル用ABSがひとつの世界的な標準に
ボッシュの事故調査研究は、もしすべての二輪車にABSが標準装備されていれば、このような二輪車事故の約4分の 1は防止できたことを示しています。ABSは、車輪がロックするのを防ぐことで車両の安定性を保ち、ブレーキング時に危機的な状況が起きた際にも、ライダーが恐れることなくより迅速に反応できるようにします。世界の多くの国々でモーターサイクル用ABSの装備の奨励が進んでいます。

欧州連合域内ではモーターサイクル用ABS装備の義務化がすでに施行されており、2016年の初めからは、エンジン排気量が125 ccを超えるすべての新型車に適用されています。同様の規制は日本では2018年から、台湾では2019年から適用される予定です。インド政府も今年、2018年4月以降、すべての新型車にモーターサイクル用ABSを標準装備として導入することを発表しました。

「今回のインドでの法制化は、二輪車の安全性におけるひとつのマイルストーンであり、二輪車が一般的な交通手段となっている東南アジアの多くの国々にも大きな影響を与える可能性があります」とサイモン・ソンは述べます。

ABSからサイド ビュー アシストまで
ボッシュは、1995年から200万台以上のモーターサイクル用ABSを生産してきました。最新のボッシュのABS 10は、新興成長市場向けに特化して設計されたバージョンで、小型化・軽量化が達成されたことにより、メーカーにとっても小型二輪車により搭載しやすいシステムとなっています。同システムを搭載した初の量産モデルとして、カワサキ Versys-X 300 ABSが世界で販売される予定です。さらに、スズキGSX-S125 ABSの2018年モデルにもこのシステムが搭載される予定です。

ボッシュは2013年、世界初の二輪車向け「オール イン ワン」型セーフティシステムとなる、モーターサイクル用スタビリティコントロール(MSC)の開発を成し遂げています。このシステムは、傾斜角など二輪車特有のパラメーターを監視することで、走行状況に合わせて即座に電子制御やアクセルの介入を調整します。これにより、コーナーにおけるブレーキング時の二輪車のローサイドや意図しない車両の立ち直りを防ぎます。しかし、二輪車向けセーフティシステムの開発はこれに留まりません。ボッシュは、世界初のアドバンスト ライダー アシスタンス システムとなるサイド ビュー アシストを開発しました。超音波センサーを利用するこのサイド ビュー アシストは、死角を検知することで、ライダーが車線変更時に衝突を回避できるように支援します。

ボッシュはグローバルNCAPが展開する「Stop the Crash」キャンペーンのパートナー
ボッシュは、3回目となる、グローバルNCAPによる「Stop the Crash(衝突防止)」キャンペーンのパートナーを務めています。このイニシアチブは、国連の「交通安全のための行動の10年」が掲げる、世界中で2020年までに交通事故を50%削減するという目標の一環として展開されています。2013年だけでも交通事故によって約125万人が亡くなっており、毎年多くの人命が失われています。マレーシアにおける「Stop the Crash」キャンペーンは11月29日と30日の二日間にわたって開催され、ボッシュはモーターサイクル用ABSの機能や利点を紹介しました。

1 Global status report on road safety 2015、世界保健機関(WHO)

報道関係対応窓口:
Zairynn Yazmi
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このプレスリリースは2016年11月30日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
原文をご覧ください。
ボッシュ・マレーシアについて
ボッシュは1923年からマレーシアでロバート・ボッシュSdn Bhdとして事業を展開しています。現在はセランゴール、ペナン、ジョホールにオフィスを設け、モビリティソリューション、工業技術、消費財、エネルギー、建築関連テクノロジーまで幅広い分野を手掛けています。ペナンにはカーマルチメディアシステム、電動工具、電動ステアリングの3つの製造部門を擁し、2015年の売上は6億6,400万RM(1億5,300万ユーロ)、従業員数も2,600人以上を超えるまでになっています。詳しくは、www.bosch.com.myhttp://www.facebook.com/BoschMalaysiaをご覧ください。

世界のボッシュ・グループ概要
ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーです。2015年の従業員数は約37万5,000人(2015年12月31日現在)、2015年の売上高は706億ユーロを計上しています。現在、事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社440社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売/サービスパートナーを含む世界的な製造・販売ネットワークは約150カ国を網羅しています。ボッシュの未来の成長のための基盤は技術革新力であり、世界約118の拠点で5万5,800人の従業員が研究開発に携わっています。私たちボッシュ・グループはコネクテッドライフに向けたイノベーションの提供を戦略的な目標に定め、革新的で人々を魅了する全製品とサービスを通じて生活の質の向上に貢献します。つまり、ボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。

ボッシュの起源は、1886年にロバート・ボッシュ(1861~1942年)がシュトゥットガルトに設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッシュ・グループの企業としての自立性を保証するものであり、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができます。ロバート・ボッシュGmbHの株式資本の92%は慈善団体であるロバート・ボッシュ財団が保有しています。議決権の大半はロバート・ボッシュ工業信託合資会社が保有し、株主の事業機能を担っており、残りの株式は創業家であるボッシュ家とロバート・ボッシュGmbHが保有しています。

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PI1101 | 2016/11/30

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