モビリティ ソリューションズ

通信によるライダーの安全性向上:
二輪車と自動車が相互に通信

ボッシュの新しいテクノロジーは死亡や負傷につながる
二輪車事故の約3分の1を防止可能

  • 二輪車と自動車のネットワーク化により二輪車の優れたデジタル視認性を確保
  • ボッシュ取締役会メンバーのディルク・ホーアイゼル:「通信によってライダーの安全性向上に貢献するソリューションです」
  • ライダーが事故死するリスクは乗用車ドライバーの18倍
  • ボッシュのパートナーであるAutotalks、Cohda Wireless、Ducatiと共同開発プロジェクトを推進
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  • 2017/05/23
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プレスリリース

シュトゥットガルト(ドイツ) – 次第に暖かくなり、二輪車の季節が始まると、残念なことに交通事故の件数も増加します。二輪車ライダーは交通事故に遭いやすい道路利用者とされ、自動車のドライバーよりも死亡事故のリスクが18倍も高くなっています。昨年はドイツだけで約3万件の二輪車事故が発生し、うち約600件が死亡事故でした。その主な理由のひとつとして、ライダーは道路交通において、交差点と追い越し時の両方で見落とされがちなことが挙げられます。ボッシュはこの状況を変えるべく、パートナーであるAutotalks、Cohda Wireless、Ducatiと共同でスマートなソリューションの試作開発を行いました。ボッシュ取締役会メンバーのディルク・ホーアイゼル(Dirk Hoheisel)は、この技術について、「二輪車と自動車を相互に通信させることにより、ライダーの安全性向上に貢献するソリューションです」と述べています。このプロジェクトが目指すのは、危険な状況がそもそも発生しないようにすることです。

ネットワーク化によって二輪車事故の約3分の1を防止可能
ボッシュの事故調査報告の推計によると、二輪車と自動車が相互に通信できれば、ドイツにおける死亡や負傷につながる二輪車事故の約3分の1を防ぐことができるとされています。「ボッシュは、これまでもアンチロック ブレーキ システム(ABS)やモーターサイクル用スタビリティコントロール(MSC)のようなセーフティシステムによって、二輪車の著しい安全性の向上に貢献してきましたが、二輪車をネットワーク化することで、安全性を次の段階に進めたいと考えています」とホーアイゼルは話します。
その仕組みは、半径数百メートルの範囲にいる車両が車種、速度、位置、進行方向に関する情報を1秒間に最大10回交換するというものです。この技術により、ドライバーは、自身や車載センサーが二輪車を見つける以前に、二輪車が接近していることを知ることができ、事故を防ぐ走行モードを選択できるようになります。例えば、多車線道路で二輪車が自動車の背後から接近して死角に入ったり、追い越しのために車線を変更する時に危険な状況が生まれますが、システムが潜在的に危険な状況を把握できれば、ライダーやドライバーに警告音を発したり、ダッシュボードに警告を点滅させて注意を喚起することができます。このようにして、すべての道路利用者が事故を能動的に回避するのに役立つ重要な情報を受け取ることになります。

車両がわずか数ミリ秒以内で情報を交換
二輪車と自動車のデータ交換のベースとなるのは、公衆無線LAN規格(ITS G5)です。データの送受信に要する時間はわずか数ミリ秒と非常に短く、すべての道路利用者が交通状況に関連する重要な情報を生成・送信でき、駐車中やアイドリング中の車両も周囲にいる受け手にデータを送信します。遠く離れた場所にいるライダーやドライバーが必要な情報を確実に受け取れるよう、この技術はマルチホッピングを活用し、情報を車両から車両へ自動的に転送します。そのため、危険な状況下ですべての道路利用者は何が起こっているかを把握し、前もって適切に対処できるようになります。

二輪車と自動車の車車間通信に関する動画(英語):
https://www.youtube.com/watch?v=BXXlodI9gO0

報道関係対応窓口:
Inga Ehret
電話: +49 711 811-16476


このプレスリリースは2017年05月23日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
原文をご覧ください。
世界のボッシュ・グループ概要
モビリティ ソリューションズは、ボッシュ・グループ最大の事業セクターです。2016年の売上高は439億ユーロで、総売上高の60%を占めています。モビリティ ソリューションズの売上により、ボッシュ・グループはリーディングサプライヤーの地位を確立しています。モビリティ ソリューションズは、自動化、電動化、ネットワーク化の3つの領域においてグループの専門知識を統合させ、お客様にトータルソリューションを提供します。その事業領域は主に、内燃機関の燃料噴射テクノロジー/パワートレイン周辺機器、パワートレイン電動化のさまざまなソリューション、車載向け安全システム、ドライバー アシスタンス システム/自動化機能、ユーザーフレンドリーなインフォテインメントやVehicle-to-Vehicle(車車間)およびVehicle-to-Infrastructure(路車間)通信、オートモーティブ アフターマーケット向けのリペアショップコンセプト/テクノロジー/サービスなどです。さらにボッシュは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC(エレクトロニック スタビリティ コントロール)、ディーゼル用コモンテールシステムなどの自動車の重要な革新技術を生み出してきました。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーです。2016年の従業員数は約39万人(2016年12月31日現在)、売上高は731億ユーロを計上しています。現在、事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュはIoTテクノロジーのリーディングカンパニーとして、スマートホーム、スマートシティ、コネクテッドモビリティ、さらにコネクテッドインダストリーに関する革新的なソリューションを提供しています。ボッシュはセンサー技術、ソフトウェア、サービスに関する豊富な専門知識と「Bosch IoT cloud」を活かし、さまざまな分野にまたがるネットワークソリューションをワンストップでお客様に提供することができます。ボッシュ・グループはコネクテッドライフに向けたイノベーションの提供を戦略的な目標に定め、革新的で人々を魅了する全製品とサービスを通じて生活の質の向上に貢献します。つまり、ボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社450社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売/サービスパートナーを含むグローバルな製造・エンジニアリング・販売ネットワークは世界中のほぼすべての国々を網羅しています。ボッシュの未来の成長のための基盤は技術革新力であり、世界120の拠点で約5万9,000人の従業員が研究開発に携わっています。

ボッシュの起源は、1886年にロバート・ボッシュ(1861~1942年)がシュトゥットガルトに設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッシュ・グループの企業としての自立性を保証するものであり、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができます。ロバート・ボッシュGmbHの株式資本の92%は慈善団体であるロバート・ボッシュ財団が保有しています。議決権の大半はロバート・ボッシュ工業信託合資会社が保有し、株主の事業機能を担っており、残りの株式は創業家であるボッシュ家とロバート・ボッシュGmbHが保有しています。

さらに詳しい情報は 以下を参照してください。
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英語)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英語)
https://twitter.com/BoschPresse ボッシュ・メディア 公式ツイッター(ドイツ語)
www.bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式ウェブサイト(日本語)
https://twitter.com/Boschjapan ボッシュ・ジャパン 公式ツイッター(日本語)
https://www.facebook.com/bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式フェイスブック (日本語)
https://www.youtube.com/boschjp ボッシュ・ジャパン 公式YouTube(日本語)

PI9688 | 2017/05/23

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