ジャカルタ インドネシアでは、特に渋滞回避のための解決策が必要とされる大都市圏で、交通手段としての二輪車の重要性がますます高まりつつあります。インドネシア二輪車製造業者協会(AISI)の調査によれば、同国の二輪車市場は、既に2012年から2015年にかけて売上台数2,000万台を超える世界第3位の規模を持つ市場となっています。しかしながら、これに伴い二輪車が関係する交通事故の件数は増加しています。

二輪車向け安全テクノロジーのリーディングサプライヤーとして、ボッシュは今年のインドネシアモーターサイクルショー(IMOS)2016で同国内で初めて、小型、軽量化された新世代のモーターサイクル用ABSを発表しました。「ボッシュは、これまでも二輪車走行の安全性と快適性を向上させる革新的なソリューションを提供し続けてきました。そのひとつが、30年以上の開発経験を持つアンチロック ブレーキ システム(ABS)です。高い品質を誇るこのABSで、ボッシュはインドネシアの二輪車による交通事故の削減に取り組んでまいります」とボッシュ・インドネシアのマネージング・ディレクター、ラルフ・フォン・ベーア (Ralf von Baer)は述べます。

ボッシュは1984年からモーターサイクル用ABSの開発を始め、1995年に市場に投入して以来、既に200万台以上を製造してきました。また、当時から数々の改良を重ね、昨年、インドネシアを始めとしたASEAN市場で人気の高い小型二輪車向けに特化して開発し、さらに小型化と軽量化が図られた新しいABS 10を発表しました。

ボッシュは、新興成長市場における需要増大をきっかけに、二輪車向け安全システム市場には今後5年間で大きな成長が期待できると予測しています。2014年にタイとインドネシアで実施されたエンドユーザーを対象としたボッシュの調査では、70%以上のエンドユーザーがモーターサイクル用ABSの重要性を認識しているという結果が出ています。

車両の安定性を確保し、走行安全性を向上するモーターサイクル用ABS
インドネシアとタイでは、年間2万1,000人が二輪車事故で命を落としています。ボッシュの事故調査研究は、もしすべての二輪車にABSが標準装備されていれば、このような二輪車事故の約4分の1を防止できたことを示しています。アンチロック ブレーキ システム(ABS)は、ライダーが、必要なときに迷いなく、より迅速に急ブレーキをかけられるようにするものです。緊急ブレーキ時に車輪がロックするのを防ぐため、二輪車は安定性を保ち、ライダーが転倒を回避できるようにサポートします。

多くの国でモーターサイクル用ABSの装備が義務化へ
世界的に、モーターサイクル用ABSの装備を義務付ける国が増えつつあります。欧州連合域内ではすでにモーターサイクル用ABS装備の法制化が施行され、 2016年の初めから、エンジン排気量が125 ccを超えるすべての新型車に適用されています。同様の法律は、日本とインドでは2018年から、台湾では2019年から施行される予定です。また、米国、オーストラリア、エクアドルでも、モーターサイクル用ABSは政治的な検討課題となっています。

二輪車向けの総合的なソリューションも手掛けるボッシュ
ボッシュは、包括的な安全ソリューションに加え、後付けが可能な二輪車向けのスパークプラグ、バッテリー、ライトバルブ、ホーンなどの製品も提供しています。

特にスパークプラグは、1902年のボッシュの開発以来、市場では111年以上にわたって二輪車向けの主力製品となってきました。その品質は、世界中の二輪車メーカーが提供する製品の基準を満たすような高い品質のものとなっています。さらに、インドネシアで流通している日本製二輪車ブランドとの互換性も考慮されています。

ボッシュは、安全で品質の高いモビリティを提唱し、「One Wrong Part Ruins Everything(たった1つの部品ですべてが台無しになる)」と題したキャンペーンも展開しました。また、ボッシュが品質の高い製品作りによっていかに安全性向上に努めているかを紹介するサイトを活用し、エンドユーザーへの啓発活動にも力を入れています。

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