シュトゥットガルト(ドイツ) – 2050年までに世界中の60億以上の人々が都市で暮らすことになると予測されており、それまでに利便性、エネルギー効率と安全性のレベルを引き上げる必要があるとされています。そのためには資源の持続可能な利用を目指したアーバンモビリティ向けの全く新しいコンセプトが不可欠になりますが、都市が「スマートシティ」へと進化すれば、この問題に対処する支援となります。そこでボッシュは、11月15~17日にかけてバルセロナで開催された スマートシティエキスポ世界会議2016にて、人々の生活の質を向上し、同時にエネルギーと運用コストの節減を実現するインテリジェントなコネクテッドシティのための各種ソリューションとプロジェクトを発表しました。世界で生成されるエネルギーの約75%が都市で消費され、その40%が建物のみで消費されているため、都市のエネルギー効率のポテンシャルは、非常に大きいものだとされています。さらに市場の専門家は、都市でネットワーク化が進めば、2019年までに約110億米ドル相当のエネルギーコストを削減できると推定しています。

サンフランシスコ:新たな都市開発プロジェクトのためのスマートな技術
海軍造船所(The San Francisco Shipyard)と、キャンドルスティックパーク・スタジアムの跡地に、新しい魅力的な「ウォーターフロントコミュニティ」を開発し、ここに住宅1万2,100棟、約43万坪の公園とオープンスペース、高級アウトレットモール、約50万㎡の商業スペース(研究開発/メーカー/オフィスなど)、約300のアーティストスタジオを建設するプロジェクトが進んでいます。これは、サンフランシスコ地震が発生した1906年以降で最も規模の大きい再開発プロジェクトとなります。このプロジェクトでは、FivePointとBosch technologiesがシップヤード区域のネットワーク化に協力して取り組み、モビリティとネットワーク化を充実させ、スマートホームやスマートコミュニティ向けのソリューションを備えたスマートシティの実現を目指しています。ボッシュはFivePointの技術パートナーとして参加し、住民が地域の公共交通機関に関する情報をリアルタイムで入手したり、インテリジェントなモニタリングソリューションにアクセスできるスマートコミュニティアプリなど、この近代的な地域のためのスマートソリューションを構築しています。さらに、人々の生活の質の向上を促すスマートビルディングや効率的な交通マネジメントを実現する未来志向のソリューションも計画されています。

シュトゥットガルト:空き駐車スペースにドライバーを案内するスマートフォンアプリ
モビリティは、あらゆる都市の「動脈」に相当します。しかしその一方で、手詰まり状態の大都市の数は増えつつあります。例えば市街地を走行する車両全体の約3割は、空いている駐車スペースをなかなか見つけられない車両だとされています。そこで、シュトゥットガルトのモビリティを担うシュトゥットガルト地域連合(Verband Region Stuttgart)と協力して進めているパイロットプロジェクトで、ボッシュはスマートパーキングスペースマネジメントのテストを行っています。ボッシュは、シュトゥットガルトの通勤列車が走る沿線にある計15カ所のパーク&ライド施設に数カ月にわたって約2,500個のセンサーを設置しました。これらのセンサーを使って駐車スペースのリアルタイムの利用状況を表示できることを証明するために、今年10月中旬にパーク&ライド施設の駐車場でデモンストレーションを行い、このイベントに参加した地方自治体とパイロットプロジェクトのパートナーであるシュトゥットガルト地域連合の代表者のために、ボッシュのプロジェクト担当チームはこのシステムがどのように機能するかを説明しました。このシステムは、車両が駐車スペースに入ると、数秒後にオンラインディスプレイが赤に切り替わり、そのスペースが埋まったことを伝えます。さらに、そのスペースから車が出ると、数秒後にディスプレイはグリーンに切り替わり、スペースが利用可能な状態であることを伝えます。なお、このプロジェクトは2017年初めから実際の稼働に移る予定です。

モビリティ、エネルギー、ビル、セキュリティとeガバナンスのためのボッシュのスマートシティソリューション
スマートシティを実現するために、ボッシュはモビリティ、エネルギー、ビル、セキュリティおよびeガバナンス(電子的都市行政)分野向けの各種ソリューションを提供しています。モビリティに関するソリューションとして挙げられるのは、環境モニタリング、コネクテッドパーキング、フリート管理、eモビリティやインターモーダル輸送(さまざまな輸送機関を複数組み合わせて運ぶ輸送形態)などです。またエネルギーに関するものとしては、バーチャル発電所、エネルギー効率の優れた暖房/給湯/冷却システム、エネルギー貯蔵ユニットなど、セキュリティソリューションとしては防火用システム、出入管理システム、ビデオ監視システムなどがあります。さらにボッシュは居住用の建物向けとして、スマートホーム技術とネットワーク対応の各種家電製品を提供しているほか、eガバナンス向けとして、コミュニティアプリやシティデータプラットフォームを提供しています。

2017年1月5~8日にラスベガスで開催され、そこでボッシュは同様のスマートシティソリューションを紹介する予定です。

CES 2017でボッシュの製品を体験 (開催地は米国ネバダ州ラスベガス):ボッシュはCES 2017で、IoTが日常生活に浸透し、モノが人々のパートナーになる様子を紹介する予定です。ここでは、IoTがパーソナルアシスタントのように、モビリティの改善、未来の都市生活のあり方、スマートホーム、健康管理の効率化、効率的な働き方など、さまざまな場面で人々の暮らしをサポートしてくれます。CES国際家電ショーの出展が5回目となる今回、ボッシュはテーマである「simply.connected」にふさわしい多数のソリューションを展示します。

ボッシュ役員の記者会見:2017年1月4日、9:00 – 9:45 AM(現地時間)、ボッシュ・グループ取締役会メンバーヴェルナー・シュトルトがマンダレーベイ・ホテル南コンベンションセンターの舞踏室B/C/Dで記者会見を開きます

CES 2017におけるボッシュのハイライトをツイッターで紹介:#BoschCES

ボッシュのブース:2017年1月5日(木)~8日(日):中央ホール、#14128

ボッシュのエキスパートによる講演会:
報道関係対応窓口:
Christian Hoenicke
電話: +49 711 811-6285


このプレスリリースは2016年11月14日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
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