ストレスフリーなモビリティを実現するためのソリューション
COUP:ボッシュはすでに大都市でモビリティサービスを提供しています。その1例が、電動スクーターのシェアリングサービス「Coup」です。ベルリンで始まったこのサービスが、このほどパリでもスタートしました。ボッシュは1,600台の電動スクーターを配備していますが、その数はさらに増える予定です。

Bosch Automotive Cloud Suite:コネクテッドモビリティの柱となるソフトウェアプラットフォーム「 Bosch Automotive Cloud Suite」の運用が来年から始まります。今後はこのプラットフォームを介して、走行しながらオンラインパーキングやスマートホームにアクセスできるようになります。

インターモーダル:ボッシュは2017年7月に、リアルタイムデータをベースに既存のモビリティサービスとシームレスにリンクし、市街地を最も効率良く移動する手段を探すモビリティアシスタントのテストフェーズを開始しました。このアプリが実現すれば、利用者はより効率的に目的地に到着できるようになるだけでなく、都市は交通密度を管理し、モビリティプロバイダーは交通機関の利用率を向上できるようになります。

コネクテッドパーキング:ボッシュのプロジェクトによって、駐車スペース探しでかかるストレスが着実に減りつつあります。現在は駐車スペースを探して走行する車が都市交通の3分の1を占めていますが、コミュニティ ベース パーキング、アクティブ パーキング ロット マネジメント、バレットパーキングなど、ネットワーク化と自動化が進んだ
ボッシュの駐車向けのソリューションを通じて、時間と燃料の節約、さらにはイライラの軽減にもつながる見込みです。

HDマップ:ボッシュは、レーダーセンサーから提供される測定値を含めた高精度デジタルマップを2020年までに作成することを目指し、オランダのTomTom、中国のプロバイダーであるAutoNavi、百度、NavInfoと協力してプロジェクトに取り組んでいます。

物流管理のネットワーク化:ボッシュは数年後をめどに、貨物輸送のネットワーク化と自動化も進めていこうとしています。集積マイクロメカニカルセンサーが貨物を監視するなど、今までにない物流管理サービスの開発を進めながら、コストの削減、物流効率の改善、インフラにかかる負荷の軽減という目標に向かって進んでいます。

コネクテッドカー:ネットワーク化は、今後10年間でクルマそのものの変革とともに進展し、クルマは自宅や職場と並ぶ第3の生活空間となっていきます。将来的には、ネットワークに対応したボッシュのショーカーが示しているように、走行しながら簡単なジェスチャーだけでオンラインショッピングをしたり、電動二輪車を予約できるようになる見込みです。

事故ゼロのモビリティを実現するためのソリューション
ABSとESC:電子制御式の安全システムであるABS(アンチロック ブレーキシステム)とESCはボッシュの先駆的な業績で、これらのシステムがブレーキやステアリングを瞬時に自動制御し、いつ起こるかもしれない衝突から数百万人の人々の命を守ってきました。

電動アシスト自転車用ABS:今後は電動アシスト自転車もより安心して乗れるようになります。ボッシュが、量産第一号となる電動アシスト自転車用ABSを発表したからです。この新開発のABSは、前輪がロックし、後輪が浮き上がるのを防ぐため、制動距離が短縮し、ハンドルを飛び越えたり、自転車から振り落とされる危険も最小限に抑えることができます。

モーターサイクル用ABS:ボッシュのモーターサイクル用ABS10は軽量で、サイズも非常にコンパクトです。ボッシュのエンジニアは現行のABS9と比較して、ABSの重量を約30%、サイズを約45%抑えることに成功しました。このサイズと重量の最適化に加え、ボッシュはコストの削減にも取り組み、新興成長市場で人気のある排気量250cc以下の低価格帯の小型二輪車にもABSを搭載しやすくしました。

モーターサイクル用スタビリティ コントロール(MSC):MSCは二輪車向けのESCに相当するシステムで、二輪車の傾斜角などのパラメーターを監視し、走行状況に合わせて瞬時にブレーキングと加速の介入を電子制御します。これによりMSCは、二輪車事故の大部分が集中するコーナーで、ブレーキング時のローサイドやハイサイド転倒の防止に貢献します。

デジタルシールド:ボッシュの事故調査報告によると、二輪車と自動車が相互に通信できれば、二輪車事故の約3分の1を防ぐことができるとされています。半径数百メートルの範囲にいる車両が車種、速度、位置、進行方向に関する情報を1秒間に最高10回交換するようになれば、二輪車が視界に入るよりもずっと前に、二輪車が接近していることをドライバーに警告でき、より安全なドライビングを実現できます。

ドライバー アシスタンス システム:交通の流れが単調になったり、混雑して操作を頻繁に行わなくてはならなくなった時などに、ドライバー アシスタンス システムはドライバーをサポートしてくれます。これらのシステムは、レーダーセンサー、ビデオセンサーや超音波センサーを使って車両の周囲をモニターし、駐車する時、車線を変更する時や渋滞に巻き込まれた時に車両を制御して減速・操舵を行います。ドライバー アシスタンス システムは、事故を防ぐことができるだけでなく、自動運転につながる重要な要素にもなっています。

自動運転:ボッシュはダイムラーと協力し、2020年までに市街地での完全自動運転(SAE レベル4)とドライバーレスモビリティ(SAE レベル5)を実現したいと考えており、「ロボキャブ」用の自動走行システムの開発と量産開始も目指しています。

モーターサイクル用eCall:インテリジェントなクラッシュアルゴリズムをベースに、ライダーが事故に巻き込まれたことを検知すると、eCallは自動的に緊急通報を行い、最寄りの救急サービスに車両のタイプと位置について伝えます。

エミッションフリーのモビリティを実現するためのソリューション
RDE:今年は、実際の走行条件(RDE)に基づくEURO6排出ガス規制に準拠したディーゼルモデルが初めて認証を受ける予定です。ボッシュは現在、顧客と協力して約300件のRDE関連プロジェクトを進めており、ディーゼル車から排出される窒素酸化物を基準値よりさらに削減することを目指す自動車メーカーをサポートしたいと考えています。そして、これが可能であることを、ボッシュは市街地での走行試験ですでに証明しています。

パティキュレートフィルター:ヨーロッパにおいて、ボッシュはパティキュレートフィルターを装着していないガソリンエンジンに関するエンジニアリング業務をこれ以上は行いません。パティキュレートフィルターが導入されて以来、ディーゼルエンジンは粒子状物質の問題から解放されたからです。そこで、ボッシュはガソリンエンジンでも同じ結果を達成することを目指すことにしました。

48Vテクノロジー:48Vの車載ネットワークは、エントリーレベルのハイブリッドパワートレインに適しています。この分野でも、ボッシュはシステムサプライヤーとして、電動モーターからバッテリーまで幅広く提供しています。この事業は順調で、例えば2016年は中国だけで48Vバッテリー技術関連の大型受注を5件獲得しました。

手軽なeモビリティ:完全電動式の48Vパワートレインシステムは、都市型パーソナルモビリティに対応した、非常にコンパクトで軽量な新型車両において威力を発揮します。そして、ボッシュは二輪車の「E-Schwalbe」や四輪車の「e.Go」といった新型車両にも装備を提供しています。

電動アクスル:大型車でも電動化を実現するために、ボッシュは高電圧システムの開発を進めています。その1例が、モーター、パワーエレクトロニクス、トランスミッションを1つのハウジングに統合した電動アクスルで、簡単に標準化できるだけでなく、効率も向上しています。

ファイナルマイル:ボッシュのeモビリティは、ドイツの市街地を走行する配送車の分野ですでに存在感を示しています。ボッシュはDeusche Post(ドイツ郵便)の「Streetscooter」向けにパワートレインシステムを提供しており、このモデルはヨーロッパで最大の規模となる電気自動フリート車両となる見込みです。

合成燃料:再生可能エネルギーを利用して製造された合成燃料で動作する場合、内燃機関そのものが代替パワートレインとなる可能性があり、これによって資源保護とカーボンニュートラルが実現します。エミッションフリーなモビリティにつながる道はさまざまですが、ボッシュはそれらすべてを探究し続けています。

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このプレスリリースは2017年07月04日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
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