東京 — グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング カンパニーであるボッシュは、2014年度の日本における第三者連結売上高が、力強い成長を示す前年比9%増の約2,750億円(20億ユーロ)に達したことを発表しました。非連結会社の売上高および子会社へのグループ内納入を含む2014年の売上高合計は、年7%の成長に相当する約3,430億円(25億ユーロ)でした。

「ボッシュにとって日本は従来どおり重要な国です。そして、昨年もここ日本でわれわれは日本市場全体の成長を上回る成長を記録しました。この成長は当社の予想値を上回る結果となりました」と、ボッシュ株式会社代表取締役社長ウド・ヴォルツは、東京で開催された年次記者会見の席上で述べました。農建機用コモンレールシステム、四輪車および二輪車のABS(アンチロック・ブレーキング・システム)や横滑り防止装置ESC(エレクトロニック スタビリティ コントロール)、CVT(自動無段変速機)ベルトなどの売上が好調だったことが好結果をもたらしました。「われわれはこの好ましい展開に満足しており、コーポレート スローガンである「Invented for life」を体現する革新的な製品やソリューションに対する需要の伸びが期待されることから、2015年はさらなる成長を見込んでいます」とヴォルツは付け加えました。

日本のボッシュ・グループの従業員数は2015年4月現在で約6,700人でした。この数字には、2015年1月にボッシュが完全子会社化したジョイントベンチャーのZF Lenksysteme GmbH(現Robert Bosch Automotive Steering GmbH)の従業員が含まれています。日本のボッシュの従業員数は2015年にわずかに増加する見込みです。

日本の自動車メーカーへの売上高は約13%増加
ボッシュ・グループの日本の自動車メーカーに対する全世界での売上は前年と比較し、約13%増加しました。日本の自動車メーカーは、グローバル市場ではおよそ30%、新興のASEAN加盟諸国の市場では90%のシェアを占めています。ボッシュは、ASEAN諸国において日本をはじめとする世界各国の顧客の拡大を支援するため、2013年から2014年にかけてタイとインドネシアで生産工場を設立しました。「日本の自動車メーカーとの取引拡大は、ボッシュの成長をけん引する重要な要素です。私たちは日本の自動車メーカーへのサポートを今後より一層強化していく方針です」と、ヴォルツは記者会見で強調しました。

モビリティにおけるトータルソリューションのサプライヤーへ
ボッシュは現在、自動車だけでなくモビリティ全般において総合的なシステムを提供するソリューションサプライヤーになりつつあります。現在および将来のモビリティのあらゆる分野、すなわち自動化、電動化、ネットワーク化について、ボッシュと肩を並べる専門知識を持っている会社は他にありません。その専門知識をもって、日本市場においても燃費の向上や安全システムの充実、快適性の向上などの市場ニーズに取り組んでいます。

成長著しい二輪車市場向けの事業部を横浜に新設
2015年4月、ボッシュは安全システム、パワートレイン テクノロジーおよびディスプレイ機器を含む二輪車関連事業を独立したビジネスユニット「モーターサイクル・パワースポーツ」として新設しました。このビジネスユニットは、ボッシュのモビリティ ソリュー ションズ セクターの一部として横浜に本拠地を構え、全世界の二輪車メーカーの個々の要求に効率的に応え、製品群を拡充し、二輪システム ソリューションの専門知識を強化することを目指しています。

「モーターサイクル・パワースポーツのビジネスユニットを新たに横浜に設けたことは、日本の従業員たちが持つプロフェッショナルなノウハウと日本市場の長期にわたる潜在的成長の可能性に対してわれわれが持っている確信を物語っています。日本のボッシュは、グローバルのボッシュ・グループ内でテクノロジーを強力に牽引しており、その役割をさらに強化することを目指しています」とヴォルツは述べています。調査機関の発表では、世界の二輪車生産が2021年までに現在の約1.3倍にあたる年間1億6,000万台を超え、その大半がアジアで生産されると予測されています。二輪車の安全性に対する懸念の世界的な高まりを受け、新しいビジネスユニットではABSやその他の安全システムの受注が好調です。そして、ボッシュはモーターサイクル安全システム市場のマーケットリーダーです。

モビリティ以外の事業セクターも堅調に成長
2014年、ボッシュはモビリティ ソリューションズ以外の事業セクターでも力強い成長を遂げました。ボッシュ・レックスロスは、建設機械用油圧機器、産業用駆動・制御ソリューションなどの製品の開発と生産を手がけています。日本の事業部では、アキシアルピストンポンプ、油圧ユニット、アルミフレームに対する需要が増大したことから、 2桁成長を実現しました。また、加工・包装テクノロジーの世界有数のサプライヤーであるボッシュ パッケージング テクノロジー事業部では、ボッシュ インスペクション テクノロジー ファーマ ジャパンの責任下で、2015年に3種類の新しい医薬製品用検査機器が発売される予定です。

2015年のボッシュ・グループの事業見通し
ボッシュ・グループでは、為替レート調整後の2015年のグローバル売上高成長率を3~5%と見込んでいます。ボッシュのCEOフォルクマル・デナーは、ドイツで最近開催された年次記者会見でこう述べています。「私たちの既存の事業領域における経済力と技術力により、ボッシュは新たな市場セグメントを切り開くことができるでしょう。」インターネットに接続できる製品とインターネットをベースにしたサービスは今後、ボッシュの将来の成長に関わる大きなポイントとなっていきます。「私たちは当社のすべての事業セクターにおいてネットワーク化を推進し、各分野においてネットワーク化を具現化するための積極的な役割を担っています。」とデナーは補足しました。2014年にボッシュは、スマート ヒーティング システムおよびスマート ヒーティング ビルディング用、あるいはコネクテッド インダストリー向け、コネクテッド モビリティ向けのソフトウェア ソリューションなど、さまざまな新製品とコネクテッド ソリューションを発表しました。BSH Hausgeräte GmbHおよびRobert Bosch Automotive Steering GmbHの完全子会社化により、ボッシュはスマートホームおよび自動運転の分野における地位を強化しました。

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