DIYを趣味とする父の影響で、ずっとDIYをしたかったんです。今の目標は、飼っている4匹の猫のために、大きな”アスレチックネコタワー”を作ってみたいです。女性でも簡単にできるDIYの普及と電動工具の魅力を伝えていきますね。

準ミスキャン東洋

こしみず かおり
小清水 香織 さん

プロフィール

穴あけ③ コンクリート(レンガ・モルタル・石材)への穴あけ

そして、ついにコンクリートの穴あけにトライ! えっ、コンクリートに穴をあけるの?と思う方もいるかもしれません。

DIYではあまり“コンクリートに穴あけ”という機会は多くはないのですが、コンクリートの穴あけ、これを知っておくとリフォームや、ちょっとした家のメンテナンスにお役立ちですよ。

ごくごく一例になりますが“DIYでは家の外壁にセンサーライトをつけたりする場合”に必要になるそうです。

そもそもは、物を固定するためにアンカーという金具を設置面にかますための穴あけ作業として、プロの職人さん等がされることが一番多いそうです。

例えば、身近に見えるところで言うと、自動販売機の下を注意して見てみると、倒れないように地面にナットで止まっています。

このナットを通すアンカーボルトを埋め込むためには、土台となるコンクリートに穴をあけないといけないんです。

日本は地震が多いので、安全のためには絶対必要な作業で、実はとてもたくさんある作業なんだなということがわかりました。

では、コンクリートへの穴あけに使用する電動工具とは?

「振動ドリルとハンマードリルの2種類あります(よっしー先生)」

この2種類の特徴としては

・どちらの電動工具も、回転に加え打撃を発生させて、コンクリートのような硬い素材を打ち砕きながら穴をあける機械。

・どちらもそれなりの音が発生するので、耳を守るために消音ヘッドホンを着ける必要がある。

ではコンクリート用のドリルビットを使用します。

その特徴は、先端に硬いものを砕くための超硬のチップがロウ付けされています。

「これがコンクリートビットなんですね(鳥海)」

まず振動ドリルでの穴あけをするので、消音ヘッドホンも着けましょうね。

「木材への穴あけよりも大変で、鉄板への穴あけよりも少しだけ、穴あけしやすいかも(鳥海)」
「本当に? 次は私が(片田)」
「うん、確かにそうだけど…音が凄い。でもコンクリートへの穴あけ、私でも、やろうと思ったらできてしまうんだね(片田)」
「自分自身が電動工具をコンクリートへ押し付けることによって、すごく細かな打撃が発生するのがわかるね。回転の感じと、細かな打撃の振動のミックスが不思議(小清水)」

振動ドリルでの作業の次は“ハンマードリル”の登場!

「見た目は振動ドリルを大きくした電動工具な感じですが…ん? なるほど、この電動工具自体が自動的に打撃を発生しているのがわかります。あとコンクリを叩いて、粉にしたものを引っ張り出しているのがわかりますね(鳥海)」
「そうなんです、極端なことを言うと“ハンマードリル”であれば、こんなこともできてしまうんです(よっしー先生)」
「振動ドリルと比べて、軽く押しつけていくだけで穴があいていくのがわかる(薮田)」

振動ドリルとハンマードリルのあけた穴の違いを、よくよく全員で見てみると、気が付くことがあります。

・振動ドリルで穴をあけると、ふちかけが少なくきれいな穴があく。

「そうです、比較的細い穴やレンガ等のやわらかい材料に適しています(よっしー先生)」

・ハンマードリルで穴をあけると、穴あけスピードは速いがふちかけが多い。

「だから、少し太めの穴や、表に素材を見せる必要がない施工に適しているんです(よっしー先生)」

次は…まず一般的なDIYではあまりしないとのことですが、コンクリートの破つり(コンクリートを壊していく作業)も体験させていただきました。たぶん一生に一度の体験?になりそう。

「この電動工具を持つことはできてもコンクリートに対して、狙った位置で正確に作業することは難しいです。工事現場で、この工具を持って作業されているプロの職人さんを見かけることがありますが、本当にすごい作業をされているんだとわかりました(小清水)」
「このプロ用の電動工具、本当に押しつけるだけで精一杯で、決められたところを壊すとかまでは無理。コントロールが難しいですね。プロの職人さんは毎日、この作業をされるのだから、どれだけハードなのか体験してみてわかりました。(片田)」

今回、色々な“穴あけ”を体験、そして勉強しましたが、木材や鉄、そしてコンクリートと“何に穴をあけるか?”それによって“使う工具が異なる”そして“工具の先端に付けるもの(ドリルビットなど)”も異なったりすることを学びました。

単に“穴をあける”ではなく、何に、どんなサイズの穴を、どのようにしてあけるか? そこまで考えて“電動工具、先端の素材”などを選べば、よりキレイに、簡単にDIYができることを知りました。

次はいよいよ切る作業に! 木材を切るのはもちろん、どうしたらキレイに、真っ直ぐ切れるんだろう? 直線、そして曲線、切るといっても色々とあるので、それらの基本を勉強して、みなさんにお伝えしたいと思っています。