横浜 — グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーであるボッシュの日本法人、ボッシュ株式会社(本社:神奈川県横浜市都筑区、以下 ボッシュ)は、2024年に竣工した新本社がこのたび、日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会(NOPA)が主催する第38回日経ニューオフィス賞にて、「ニューオフィス推進賞」ならびに「経済産業大臣賞」を受賞したことをお知らせします。

日経ニューオフィス賞は、「ニューオフィス」づくりの普及・促進を図ることを目的とし、創意と工夫をこらした快適で機能的なオフィスを表彰するものです。ボッシュの新本社は、「ニューオフィス推進賞」のみならず、ニューオフィス推進賞受賞オフィスのうち1件のみに贈られる「経済産業大臣賞」を受賞しました。
*応募総数:148件

評価ポイントは以下の通りです。
• 公民連携プロジェクトで、自社拠点と地域施設を一体化し、地域活性化へ貢献
• アトリウムの大型グリーンウォールやオフィス内の植栽など本物の植物を大胆に採用
• 1階コーポレート・ショールームを初めとした製品展示で会社への愛着形成に寄与

ボッシュ株式会社の代表取締役社長を務めるクリスチャン・メッカーは、受賞に伴い次のように述べています。「このたび、経済産業大臣賞を受賞したことを大変嬉しく思います。新本社は、従業員同士のコラボレーションを促進するオープンなオフィス設計を採用しており、世界中のボッシュ拠点の中でも最も素晴らしいオフィスだと自負しています。この新本社は、ボッシュがこれからも長きにわたり、日本に貢献するというコミットメントの現れです。」

事業部を超えたコラボレーションを活性化するオフィス設計
ボッシュは本社移転に伴い、東京・横浜エリア8拠点に点在していた事業部およびグループ企業に在籍する約2,000人の従業員を新社屋に集約しました。新本社は、同じ横浜市都筑区牛久保にある既存の研究開発施設から約2キロメートルの場所に位置しており、これらふたつの施設にボッシュ・グループ全体の4割以上の従業員が集約されています。これら2拠点における事業部間での協業や連携が促進され、新本社は国内における研究開発体制のさらなる強化に貢献しています。

新本社は、事業部を超えたコミュニケーションが活性化するよう設計されています。オフィスエリアは、従業員が目的に応じて働く場所を選べるよう、「コミュニケーション・ゾーン」、「アジャイル・ゾーン」、「インディビジュアル・ゾーン」の3つのゾーンに分かれています。また、建物内には「バーティカルコネクション」と呼ばれる吹き抜けが2か所設けられ、従業員がフロア間を行き来しやすい縦のつながりも創出されています。

地域に開かれた「Bosch Forum Tsuzuki」: 地域のにぎわいづくりに貢献
ボッシュは2018年、「横浜市都筑区における区民文化センター等整備予定地活用事業」における事業者として横浜市から選定され、ボッシュとして世界初となる公民連携プロジェクトを開始しました。その成果として、2024年9月にボッシュの新本社および都筑区民文化センター(愛称:ボッシュ ホール)を竣工しました。竣工と同時にオープンした本社1階のcafé 1886 at Boschは、地域に根付いたカフェとして日頃から多くのお客様で賑わっています。また、2024年11月には、ボッシュは横浜市都筑区と「地域活性化に関する包括連携協定」を締結し、ボッシュの本社、ボッシュ ホール、両施設間に位置する全天候型広場の一帯を「Bosch Forum Tsuzuki(和名:ボッシュ・フォーラム・つづき)」と命名し、地域のにぎわいづくりにつながるさまざまな施策を行っています。さらに全天候型広場は、愛称「プラッツ(Platz)」として、2025年9月1日から一般利用を開始しています。

ボッシュ株式会社フュージョンプロジェクト推進室(新本社兼研究開発施設建設事業)シニア・ゼネラル・マネージャーの下山田淳は、「今回の受賞を大変光栄に思います。2018年に新本社の建設が決定してから長きにわたり、ボッシュとともに建設に携わってくださった皆様に心より感謝申し上げます。ボッシュの本社は、一企業のオフィスという役割だけではなく、Bosch Forum Tsuzukiとして地域住民に開かれた空間を提供しています。今後も横浜市都筑区と連携し、さらなる地域の賑わいづくりに貢献していきます」と述べています。

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